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【長期連載】究極のマウスパッド『Air Pad(仮)を作る』①

究極に滑るマウスパッドを自作してみよう!という企画です。
ゲーミングマウスパッドを各メーカーがしのぎを削って開発している中で、素人が究極のマウスパッドを作ろうなんて甘っちょろい事いってるんじゃねぇよ!とか思われてしまいそうですが、ちょっと待ってください!
コンセプトだけでも、コンセプトだけでも聞いてください!お願いします!聞いて頂くだけでも結構です!どうか融資の打ち切りはそれからご検討をっ…

すいません、自己紹介遅れました週末町工場の工場長(従業員2名)の山嵐のOFFと申します。今回は究極に滑るマウスパッドのコンセプトを共有させて頂こうと思います。

マウスの滑りを良くするために大切なこと、それはマウスとマウスパッドの間の摩擦抵抗を如何に下げるか?コレに尽きます。当たり前の話ですが、これはとても大事なことです。
■順当に開発した場合の摩擦抵抗の下げ方
・マウスパッドの素材と表面処理をどうするか
・マウスソールの素材と表面処理をどうするか
(・マウスをどこまで軽量化できるか)
ここを追い求めていくとNinja Ratmatさんに行きつく形になるかと思います。これを個人で自作して究極を追い求めることは現実的じゃないですね(おそらく表面処理が厳しい)。

というわけで邪道アプローチ!
『摩擦が嫌なら、接触させなければいいじゃない』
これです!
マウスとマウスパッドが接触してなければ摩擦抵抗は0となるのでゴリゴリ滑ります。間違いない。
でも、どうやって?

ヒントは元祖国産ゲーミングマウスパッドAirPadにありました。
AirPadの売り文句
「まるでエアーホッケーをしているような感覚でマウスを操作」
成程、エアホッケーってめっちゃ滑りますもんね。
だって浮いてるから。
そりゃ凄い滑るでしょ。

ここまでくればもう簡単!
マウスを浮かせたいなら、マウスパッドをエアホッケー台にすれば良いじゃない!
ということでエアホッケー型マウスパッド『Air Pad(仮)』を作ろう!という結論に達した訳です。

それではいつもの様に先人の知恵を借りるところからstart
教えてGoogle先生!

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流石先人、エアホッケーの台作れるみたいですね。
それではDIY Air Hockey Table Topさんを参考にエアホッケー型マウスパッドを作っていきたいと思います。

とりあえず、ざっくり読んでみた感じ、
・適当な合板に2.5mm径の穴をいっぱいあける。
・土台と穴の開いた板を密閉する。
・エアーの発生源となるサーキュレーターを土台に取り付ける。
 こちらも要密閉
・完成!

あら簡単?エアホッケーだとパックが入るゴールとか、パックが外に飛び出ないようにする縁とか必要で工作大変そうですが、マウスパッド型に仕上げるなら簡単そう。多分。知らんけど。きっと簡単。今は簡単と思っていたほうが気持ちが楽。

でもマウスって浮く?マウス何グラム?
エアホッケーのパックって何グラムくらい?

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なるほど。10gですか。
とりあえず
・エアホッケーの接地面積(62mm径)
・エアホッケーテーブルの送風口の穴面積(2.5mm径x3500)
・重さ10g程度
の条件なら浮かせられるみたいですね。

じゃあ肝心のマウスは何グラムでしょう。
私の愛用しているLogicool G603は?

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112gで接地面積はエアホッケーパックのおよそ2倍程度。
20gなら文句なしで浮いてたんですが、そんな軽いわけないですね。軽いゲーミングマウス(有線)なら50g程度のやつがあるみたいですが、一旦は112gを1stターゲットに頑張ることにします。
とりあえず机上の空論にはなりますが、エアホッケーテーブルの送風口面積を1/5にすれば1穴あたりの風量は5倍になるので、浮力も5倍になるはずです。マウスパッド程度の大きさならサーキュレーターの風力でもきっと大丈夫なはず。
最悪マウスパッドの接地面積を倍程度まで増やせば大丈夫でしょ。(楽観)

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というわけで、エアホッケー型マウスパッド「Air Pad(仮)」作っていきたいと思います!

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