見出し画像

ウキヨエまとめ1年分(2019夏-2020夏)

ニンジャスレイヤーのファンアート(ウキヨエ)をtwitterに上げ始めてから2年経つので、ハッシュタグ「#ウキヨエ」をつけて投稿した絵を過去1年間分まとめました。ちょっとした解説つきです。

なお、初ウキヨエから1年目ウキヨエまでのまとめは上記の記事です。

以下どんどん行きます。

グラデーションマップ+魚眼っぽい構図の練習のために駅を描いていたらいつのまにかサツガイ=サンがいました。サツガイ=サンは言動がちゃらちゃらしておられるので若者っぽい格好も全く違和感がないですが、しれっと4本見える腕や黄色い線の外側にお並び頂いている所や素足な所などにおかしさと怪異っぽさを詰め込んだつもりです。隠れている背景の駅名は丸の内駅です。

『スレイト・オブ・ニンジャ』よりフェイス=サン。剥がされた皮膚と血液と指が描きたかっただけです。おだやかな物腰を崩さずに加害行為を行って特に悪びれた様子も粋がる様子もなくケロッとしているニンジャは大変いいものです。

『ヨロシサン・エクスプレス』のヤモト=サン。本編の威厳バリバリ神性お姉様っぷりかっこよかったです。完全に実況行為の一環としての走り書きなのでバランスを修正したい部分が無限に目に付きますが、キラキラ感が伝わればいいなと思います。

『エンター・ザ・ドラゴン・クリプト』のサツガイ=サンとティアマト=サン。サツガイ=サンのフードの前留めが式神札っぽいあたりや、ティアマト=サンの髪が炎っぽいあたりが楽しく描けた所です。ところでこの絵、『アルター・オブ・マッポーカリプス』以来およそ10か月ぶりとなる喋るサツガイ=サンにSRS(サツガイ=サンリアリティショック)を起こしてウワーッ!と叫びながら窓から飛び降りては一匹の虎に変じて走り出し消息を絶ったりしていたせいで描くのにまるまる2週間かかった曰くつきの1枚です。脱線も複数枚同時作業も職場のドタバタ発生もなしでこの時間の食い方は破格です。ゾーイちゃんとのやり取りと言いティアマト=サンとのやり取りと言い、朗らかで柔和な態度ながら絶妙に癇に障る(客観的に見れば癇に障る言い方なのが分かるものの主観で読むと自分の癇に障ることは全然なくむしろ良さが増すばかりで正直チャームポイントにしか見えない)物言いのせいでサツガイ=サンからは親戚の女児がぜんぜん懐いてくれないおじさんめいたアトモスフィアが滲み出ており無尽蔵に旨味成分が摂れますね?はい……

再び『ヨロシサン・エクスプレス』からヤモト=サン。袴に見せかけたスケ番スカートの縦長な直線と修行者っぽい素足とシンプルな構えがいかにも剣豪風に描けて良かった一枚です。キャラのイメージカラーは極力画面を締めるアクセントに使いたいので、ヤモト=サンのイメージカラーである淡い桜色は使いどころをかなり絞って目立たせつつ、画面占有率の高いメインカラーは桜色が浮いて見えるように濃青と黒です。桜色に濃青をぶつけると富士に桜めいたアトモスフィアが出てなんだか良く、こんな感じの配色を頻繁にやってしまいがちです。

またも『ヨロシサン・エクスプレス』より、サクリリージ=サン。血痕を描くのはものすごく楽しいです。ベルトと手袋は人皮なめし、バックルも他人の頭蓋から切り出して加工したもの、あと蝶ネクタイのリボンが非常に長く胴体側面の留め具にひっかけて肋骨っぽく着こなしている……というイマジナリ設定です。サクリリージ=サンは上質で充実した暮らしを送っていそうな朗らか邪悪言動が非常に良く、久しぶりに爆発四散がかなり寂しく思えたニンジャでした。

描きたかったので描いたサツガイ=サン。とにかく指が好きな人間が絵を描いている都合上、顔のアップ+顔の近くに手という構図がかなり頻発しています。仕様です。多眼は趣味です。

11月32日はいいサツガイ=サンの日なので、サツガイ=サンを描きました。「夜の帳を下ろす」という言い回しが好きなので緞帳。ところで地球で一番メジャーな太陽暦には11月32日がないらしいですね。そうですか……

オショガツコンのドラゴン・ユカノ=サン。配色がめでたさを表現している。自分が変な順番でニンジャを読んだ(ユカノ=サンと初めて会ったのが『ドラゴン・ドージョー・リライズ』だった)こともあってか、ユカノ=サンにはややおちゃめで清廉な神格としてのイメージが強く、無性に白基調にしたくなります。龍の角っぽいのはポニテに嵌める形の髪飾りです。

同じくオショガツコンのサツガイ=サン。配色がめでたさオルタナティブを表現している。正月に実家に帰って畳の間に親戚のおとなたちが20人くらいワヤワヤと屠蘇を注ぎ回っている隙間を抜けてお手洗いに行こうとしていたらふと目立たない縁側の端に冬の弱い日光を浴びつつよりによって屠蘇の手酌をしている影が見えた気がしたもののあんな人いたっけ……みたいななんかそういう……そういう空気感をですね……何の話だ?

イマジナリについて喋るためだけに描いた節があるブラスハート=サンとサツガイ=サン。サツガイ=サンが首を傾げているのであんまり同じ顔感が強くなく見えるかもしれませんが、

重ねてしまうとこの通りです。

バレンタインに論理チョコをお送りした際のサツガイ=サン。サツガイ=サンにいろんな格好をしてほしい気持ちが非常に強いため、この絵ではまず初めにこの黄色を採用して「この色はどういうファッションに使われるか」からお召し物を逆算しました。タピオカもつけました。

ニンジャスレイヤー222コンに応募したサツガイ=サン。じつはしれっと写真に映り込んでいた自分を手書き作業で消したり看板書き換えたりしていますが全然わからなかったなら幸いです。このときはありがたいことにシックスゲイツ賞をいただき、おフランスのニンジャ無印版コミックや高額DHP紙幣などのスゴイ・アイテムを頂きました。電子札束風呂をしました。いい思い出です。

3月2日といえばサツガイ=サンの日でおなじみですが、なぜかフィメール次元のサツガイ=サンを投稿しました。なんで?でもフィメール次元にサツガイ=サンが居て笑い方が「けらけら」で一人称が「私」なのは紛れもない事実なので、我々人類は真面目にこの世の真実に向き合っていかねばならないのではないでしょうか。

ドラゴン・ニンジャ=サン(ご本尊)が急に描きたくなったときの絵です。ドラゴン・ニンジャ=サンは色々な神話ひみつ道具を持っておられるので得物も多岐に渡るイメージですが、個人的には弓取りとしての印象がかなり強いです。本当はさらに重装備で書きたかった気はするものの、作画コストの前には無力でした。

ディアボリカちゃんの赤肌有角アクマっ娘ぞくせいを見ていたらついつい思いついてしまいダッととっちめた上、何を血迷ったかウキヨエタグもつけたオマージュです。この頃は本編のネザーあじが鳩尾にクリティカルヒットしすぎており逆にウキヨエタグをつけるようなウキヨエが描けない(密造特化)期だったため、時流に乗っかるカワイイで己の煮詰まりをいい感じにできた気がしてよかったです。

ウキヨエマンションが竣工したので試しに使ってみたときのコトブキちゃん。カワイイトゥーン版のデザインをお借りしており、珍しくイマジナリではないです。ピザが薄くて具が少ないのがポイント。直前に見たDHTレディオでのさおとめあげは=センセイのコトブキちゃんがちょうちょ目で大変かわいかったのでそこもオマージュです。にしてもこのときは初ウキヨエマンションで慌て散らかしており、手首の向きを盛大に間違えたりホットフィックスしようと試みたりやっぱりダメだったりして大変でした。「ダラダラ配信になっても慌てすぎない」という教訓を得ました。日々学び……

またもマンションの賑やかしに描いたアズール=サン。前回慌て散らかした教訓から、このときは平然と途中切断して日を跨ぐなどしました。髪をぐりぐり描き込むのが楽しかった一枚。

『タイラント・オブ・マッポーカリプス』前編を食らった勢いで描いたオダ・ニンジャ=サン。アケチ=サンをはじめとする周囲の人々がさんざん抱えるだけ抱えてオダ=サンに贈ることも唾棄することもできずに捨て損ねている感情らをまったく拾ってやらずにただわらってそれらを愛おしく見てやっている(※見るだけ)オダ=サンが危険な人物すぎて大変危険でした。「そういうところが好きでそういうところが嫌い」みたいな評が恐ろしく似合ってしまう。シーズン3だいたいオダのせいと言われるのもやむなし。ネザーキョウがめちゃくちゃ深々と脳幹に刺さっています。

またも『タイラント……』の回想から、クセツ=サンとジョウゴ親王殿下。見上げたうつくしい臣下の顔から血がぼたぼたと落ちて目に入ってみるみる視界が翳る、そういう……そういうあれです。

『タイラント……』前編が終了した中休みのタイミングで心を落ち着けるべく描いた家族の肖像。お父さんとお父さんと息子さんの3人家族。小さい頃の親王殿下がふつうにタイクーンにくっついて行動していた上に少し幼なげで古風な敬語を使っていたのがじわじわとボディブローのように効いており、絶対子供の頃からサラサラ長め黒髪ストレートだよという根拠ゼロの確信を得たためそんな感じの描き手の念が篭っています。

夏っぽいことがしたくなったので色合い的にアズール=サンにお越しいただいた水着絵。これを描いていて気がつきましたが、海辺のエメラルドグリーンって水の青が砂浜の黄色に重なって混色してる結果っぽい気がします。なんにせよ、空の青と海の青(緑)とアズール=サンの青が全部違う風合いにできて楽しい一枚でした。

えっ?ウサツガイ=サンとは一体?さあ……なんだろう……なにはともあれ8月23日はウサツガイ=サンの日です。8月21日(バニーの日)の騒ぎが目に入ったときに強い便乗心が芽生えてこんなことになりました。このくらいのデフォルメ感だと下書きから動作確認〜gif書き出しまで3時間くらいで行けました。意外と手軽なのでクリスタをお持ちの方はぜひニンジャアニメーションメントしてみて頂きたいです。動くと途端にかわいい。

『タイラント……』後編から、親子喧嘩に際して腕を切断されたタイクーン。前述の通りただでさえネザーキョウが脳幹に刺さっている中、自分でも最大の弱点だと自負している身体欠損が出てきたのでもうアバるしかありませんでした。元々多腕で異形シルエットになっているなか負傷してさらにアシンメトリーの傷負った異形になるのってものすごい倒錯の味がすると思うばかりの昨今……

noteドネートのお返事がなつのビーチかいになっているとの告知を受け、サツガイ=サンをお呼びしたら怪異を目撃してしまい最高の夏になった際の最高の夏の絵です。書いてあったことを忠実に絵に起こしました。夏ってすばらしい……季節があるすばらしさ……地球が傾いててよかった……

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?