見出し画像

身延町の魅力

はじめに

  2023 年 6 月 4 日に身延町を訪れた。身延町は山梨県の南に位置する自然豊かな地域 で、事前に調べたときには、自然、アニメの聖地、歴史的建造物など、小さなまちにたくさんの観光資源となる場所があると知った。そして実際に身延町を訪れて、感じることが多くあった。そのなかでも特に印象的であったことを挙げてまとめていく。

1 自然

 まずは自然の豊かさである。身延町はどこにいても山に囲まれていて、まるで山に守られているようであった。身延山久遠寺、さらにそこからロープウェイで登った先にある奥之院思親閣では特にそれを感じられた。圧倒されるほど高くまっすぐと伸びた杉に囲まれ た久遠寺とその周辺は、とても神聖な空気を感じた。身延山山頂である奥之院駅の展望台からは、地図で見たのと同じような、小さくなった身延町を見ることができた。東西の山と山の間に川が通り、それに沿ったように道路や集落がある。ここに来なければ見られない景色であった。

2 観光地

 私が身延町に行って感じたことのひとつに、意外と人が多いというのがある。特にそれを感じられたのが富士川クラフトパークだ。ここには様々な施設があり、一年を通して季節の花々を楽しめる大規模公園である。当日、駐車場は満車に近く、公園内も犬や子ども連れの人たちであふれていた。この場所以外でも、観光バスや県外ナンバーの車、バイクを見かけることも多く、身延町全体が観光地として行く価値のある場所なのだと感じた。例えば、ゆるキャン△の舞台となった場所が挙げられる。身延町民にとっては日常的に使うスーパーや何の変哲もない道路、廃校さえも、ゆるキャン△が好きな方にとっては魅力的な場所であるのだと実感した。

3 ホタル

 今回のフィールドワークで最も印象に残っているのが、最後に訪れた一色ホタルの里である。ここは自然発生のホタルを見ることができる場所だ。小さな川と四方を山に囲まれた空間は、閑静で落ち着く空間であった。私は初めてホタルを見たが、写真で見るのと実際に見るのでは大きな違いがあった。写真では感じることのできない神秘的な美しさがあった。鮮やかな光で優しく飛ぶホタルは、儚くこの世のものとは思えないものであった。

まとめ

 今回のフィールドワーク全体を通して、身延町を訪れて感じたことは、魅力的な場所の多さである。事前に調べたときにも気になる場所はたくさんあったが、実際に行ってみると、調べた場所だけでなくその周辺のなにげない景色も美しく、趣のある町であった。私が実際に行ってこれを体験できたように、様々な人にも実際に訪れて、この魅力を分かち合いあたいと感じた。


(担当:高野)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?