長期収載品の選定療養 費用計算ツール Ver2.0 つくってみた
10月1日より施行された選定療養ですが、先発品利用患者にとっては大幅な値上げとなり、
特に1割負担の場合、医薬品によっては2倍以上の負担増になってしまいます。
例)ヒルドイドソフト軟膏0.3% 200g 処方の場合
・3割負担:1,110円→1,635円(値上げ率 147%)
・1割負担:370円→1,025円(値上げ率 277%)
※点数化に伴う切り上げ/切り下げにより、実際の金額とは異なる場合があります。
患者全体の46.1%に長期収載品が処方されているため、薬局様からは影響を懸念する声を多くいただいております。
弊社では、長期収載品 全1,095品目について、選定療養施行前後の費用計算ツールを提供して参りました。
そこでこの度、"費用計算ツール Ver 2.0”へアップデート、より一層使いやすい内容にバージョンアップいたしました。
貴局における影響の検討や、患者説明の準備にご活用ください。
~資料内容~
・長期収載品(全1,095品目)の費用計算ツール Ver 2.0(Excelファイル)
・3割/2割/1割/0割負担に対応
・内服薬の他、軟膏、点眼液、湿布等の費用計算も可能
・1処方につき8品目まで同時計算可能
・先発品選択時と後発品切替時の費用合計を比較可能
・患者説明トークスクリプト例付き
・使い方&対応ノウハウ解説動画(約15分)付き
~このような方におすすめです~
・自局で頻繁に処方される長期収載品の費用負担増を把握したい
・選定療養による市場への影響を理解したい
・選定療養をきっかけとしたかかりつけ化ノウハウを参考にしたい
ぜひこの機会にダウンロードいただき、明日からの薬局経営にお役立ていただければ幸いです。
~アップデート情報~
2024/08/19 ver. 1.2 公開
- xlookup関数ではなくvlookup関数に変更したことで、「#NAME?」と表示される不具合を改善
2024/08/19 ver. 1.3 公開
- 軽微な不具合の修正
2024/08/30 ver. 1.4 公開
- 軽微な不具合の修正
2024/09/17 ver. 2.0 公開
- デザインを一新/軟膏、点眼液、湿布など、内服薬以外の計算方法を追加/患者説明トークスクリプト例を追加
…
先の例のように大幅な値上げになるため、後発品への切り替えが多数発生すると予想されますが、
一方で患者さんが自らの意思で、後発品ではなく先発品を選択しているということは、後発品に対して何らかの不安がある可能性が高いと考えられます。
そこで、選定療養をきっかけにフォローアップ⇒かかりつけ化を進めることが、10月以降の薬局経営のポイントになるでしょう。
こちらに関して解説した動画をYouTubeで公開中です。
ぜひ参考にしてみてください!
視聴はこちら▽
『長期収載品の選定療養 費用計算ツール Ver2.0』のダウンロードはこちら▽
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