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八重垣大明神 Part 1 はじめに

●本記事について

 本記事は2017年(平成29年)12月に取材を始めた拙著『大阪+近郊 不思議と謎』(自主制作)の中から、大阪府大阪市北区扇町の「八重垣大明神」の記事を加筆・修正しつつ、noteに転載したものになります。

 記事を何らかのメディアで引用される際は必ず連絡をください。関係者からの問い合わせに(実際に来ましたので)私が責任を取らねばなりません。関係者並びに私に対する誠意と、神仏に対する畏怖・畏敬の念をお持ちの方の要望に対しては前向きに応じます。しかし、無断で引用する方に対しては然るべき措置を取ります。

 重ねて書きますが、記事を何らかのメディアで引用される際は必ず連絡をください。


●必ずお読みください

 実は当時に八重垣大明神の取材を進める中で、関係者から女性の幽霊にまつわる怪談を預かっておりました。しかし、拙著に掲載しては迷惑を掛けると思い、また、一部の関係者から公表を避けるように釘を刺されましたので、拙著への掲載を見送っておりました。代わりに、心霊関係のコンテンツの制作を行う3名の作家だけに『封印版』として怪談のみを抜粋した8ページのレポートを預けました。

 時が立ち、作家さんがYoutubeの配信などで八重垣大明神について触れられたり、一部の心霊ファンが八重垣大明神の怪談について話す様子を見受けたりします。取材を行った私の責任として、八重垣大明神の噂に尾ひれはひれが付き、関係者に迷惑を掛けてはならぬと思いまして、『大阪+近郊 不思議と謎』と『封印版』の記事に加筆・修正したものをnoteで公開しようと思いました。

 本記事に掲載する内容が八重垣大明神について私の把握する全てです。約1年にわたり資料を集め、関係者に取材を行いましたので、おそらくこれ以上の調査を続けても、新たな資料や証言の出る可能性が低いと考えております。

 お願いがあります。本記事を読み、八重垣大明神に興味を持たれましても、本記事に登場する関係者への取材や問い合わせをお控えください。既に一部の関係者が迷惑に思われております。また、本記事の一部に伏字の箇所がありますが、詮索しないでください。迷惑を掛けるから伏せてあります。

 長文の記事となりますが、読んでいただければと思います。


●目次

八重垣大明神 Part 1 はじめに ※このページです。

八重垣大明神 Part 2 現地で噂される怪談の矛盾
https://note.com/yoyoyonozoo/n/n3374add25817

八重垣大明神 Part 3 怪談の生まれた背景は何か
https://note.com/yoyoyonozoo/n/na4750927c161

八重垣大明神 Part 4 見付からない鍵の向こうに幽霊が出る
https://note.com/yoyoyonozoo/n/nd9fc8783d1da

八重垣大明神 Part 5 見付かった骨は幽霊の遺物か
https://note.com/yoyoyonozoo/n/n6af18e2deb80

八重垣大明神 Part 6 偶然か霊障か
https://note.com/yoyoyonozoo/n/nab1742d9895c

八重垣大明神 Part 7 八重垣大明神を建てたのは誰か
https://note.com/yoyoyonozoo/n/ndea10614e613


●参考文献 及び 情報の出典

古地図『新板大坂之圖』1657年(明暦3年)
近松門左衛門『津国女夫池』1721年(享保6年)
近松半二『本朝廿四孝』1768年(明和5年)
一無軒道冶『芦分船』1675年(延宝3年)
上田秋成『雨月物語』1776年(安永5年)
岡山シティミュージアム・岡山大学附属図書館『平成25年度 企画展 池田家文庫絵図展開国と岡山藩』2013年(平成25年)
日蓮宗松雲山正善院の由緒
阪神高速道路株式会社への取材
大阪市某部署への取材
X神社への取材
島根県松江市の八重垣神社への取材
株式会社三栄『時空旅人』2021年(令和3年)

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