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自動車学校に9カ月通った話(※長文注意※)

皆さんこんにちは。ヨヨヨです。
この記事はかふぇおれ Advent Calendar 202317日目の記事です。
16日目は黒紫さんの『ポエムっぽいなにか』でした!

はじめに

さて、この記事ではタイトルそのまま、自動車学校に9カ月通ったという体験談を書くだけです。ちなみに教習手帳にはこんなことが書かれていたりしますね!

教習開始後9カ月以内(審査を除く)に学科及び技能のすべての教習が修了しないと、「卒業検定」受けられません

といっても正直ほとんど記憶がないので(長かったからね!)、主には教習手帳とX(Twitter)の投稿を振り返りながら書くことにします。

なぜこんな話を記事にするのか。一番は、ネタにでもしないとやってられないからです。あとは、これは普通に反省すべきなので、自戒のために残すというのが一つ。それから、こんなことにはならないように気を付けてねという、反面教師にしてもらえたらいいなというのが一つ。まあほとんどの人は合宿免許という優れた選択肢を取るか、長期休み中にパパッと取ってきちゃうんですけどね、あはは。

・・・・・・
以下、長文注意!


入校から卒業までのおおまかな流れ


教習開始:2023年3月中旬
仮免許取得:2023年9月末
車校卒業:2023年12月初旬


ちなみに教習期限は2023年12月中旬で、期限まで残り9日というところで教習の全課程を修了しました。こうしてみると前半いかに気合いが入っていなかったかが分かります。

入校から仮免取得まで

3月中旬から9月末まで。は?

自動車学校、入校!

2023年3月中旬、遂に入校!

実は、もっと早くに入校するつもりだったんです。これは本当に。入校に必要なものいろいろ持って車校に行って、入校の手続きをして、これで入校だ! と思っていたら、入校式っていうのがあってね、と言われ(ちゃんと調べてから行け!)、結局この時期になりました。


※2024年3月11日、追記
ふとグーグルマップのタイムラインを遡っていたところ、2023年2月10日に車校に行った記録が残っていました! おそらくここが初出。つまり、重い腰を上げ、いったん下げて1カ月以上放置し、再度頑張って上げたらしい。お前……。


記念すべき第1回では、今後のスケジュールの説明を受け、その後運転適性検査を受けました。かなりやる気で、春休み中に仮免まで取るぞ! と意気込んでいました。

そう、意気込んでいたのです。意気込んでいたくせに、結局仮免取得に6カ月かかってるじゃないか! 春休み中は何をしていたんだ!

記念すべき第1回を終えた数日後、コロナに罹ります! まあこれまで罹ってこなかったのがすごかったということで、おとなしくベッドでもぞもぞしていました。(ちなみにこの件について、ずっと謝ってきていた友人がいるのですが、どこからどううつったかなんて明確ではないんだし、この9カ月は完全に自分の怠惰であってコロナで臥せてた2週間程度じゃ結果は変わりません。全く気にせず、お前は怠惰だ! と罵ってください、まじで。)

ということで、春休みは終わります。この頃の私はまだ全く焦っていません。だって卒業まで8カ月はあるんだし、春ABは割と授業詰まっているけど、夏休みだってある。ギリギリまで通うなんて、そんなことにはならないよ~、と。そんな感じで3年の春を迎えました。

割と多忙だった春学期

実際履修を見てみると、春ABの空きコマは9。車校の時間割と大学の時間割ってだいぶ違うので、微妙に時間が合わない。放課後はミーティングとかがあってあんまり時間が取れない。あと3年になってから始めたバイトが土曜日フルになり、休日が一つ減る。こうしてみると、本当に免許取る気あるのか? という感じ。

ヨヨヨ、春Aの図。これでよく焦らずにいれたな。

ちなみに夏休みまでにどれくらい教習に行っているのか、教習手帳を見てみます。


(第1段階:学科10時限、技能最短12時限)
3月:学科1時限、技能0時限
4月:学科4時限、技能3時限
5月:学科0時限、技能3時限
6月:学科1時限、技能3時限
7月:学科3時限、技能2時限


ん? なんか、こう、書き出してみると分かるけど、思った以上に怠惰してるな自分。

とにかく、8月に入るまでの時点で、第1段階は学科1時限、技能1時限を残すのみとなっていました。まあでもこの感じなら、8月の始まりには仮免を取得し、夏休み中には全課程を終えるのも余裕だよね!

ここでX(Twitter)を振り返ってみる。

5月終わり、技能教習10日ぶりくらいで泣くところだったらしい。まだ何も知らないヨヨヨですねこれ。

お、お前! 通う必要があるとか言ってるが、そんなに通ってないぞ!!!

さて、そんなこんなで、第1段階の学科1時限、技能1時限を残すのみで8月を迎えます。進捗やいかに!


8月:学科1時限、技能0時限


え?! 学科はいいとして、技能0? 0?!

そう、私、春Cに一つも授業を取っていなかったくせに、全く車校に行かなかったのです。まじ? 何をしてたのか全く覚えてはいないのですが、おそらく8月中旬あたりまでは期末試験&レポートに追われていたのかなあ。下旬はもう分からないです。

実習&帰省

ところで私、夏に「国内インターンシップ」という科目を履修しておりました。知識開設の科目で、約2週間、全国の図書館や関係企業等で実習させていただけるという良すぎ科目。これが9月前半あたりにありました。ついでに帰省しようと考えていたため、9月は車校あんまりいけないだろうなと思っていました。思っていたなら8月中に第1段階を終わらせ、仮免許を掲げながら実家に帰れと、そう思いますよね! それがまあ先述の通りだったわけです。振り返ってみると、このことが思いっきり後の私の首を絞めています。

実習先は実家がある県ではあったのですが、到底通える距離ではなかったため、ウィークリーマンションを借りて過ごしていました。

実習期間中のある夜、母親から電話が来ました。実習はどうか、といった話をニコニコしながらしていました。父と代わるか聞かれて、うん! と答えたヨヨヨ。さて、久々の父との会話の結果がこちら!

冗談抜きで、免許の話しかしてくれませんでした。まだ仮免も取ってないのか、いつ取れそうなんだ、間に合うのか、取ってもらわないと困るからな、と父はいい、それで通話が終了しました。あまりにも純粋に自分の怠慢が引き起こしたことなので何も言えず、うぐぐと思いながら、寝ました。ちなみにここから先も両親と電話をする機会が何度もあったのですが、父親は本当に免許の話しかしてくれなくなりました。おわりや

9月、仮免取得

さて、1段階残り技能教習を1時限残して過ごした夏休みでしたが、既に免許を持っている方はお分かりでしょう。技能教習の最後の1時限が、何を指すのか。

そう。みきわめです。

車校では、技能教習の最短時限こそ決まっていますが、終了したからといって修了検定を受けさせてもらえるかというと、そうではありません。この感じなら大丈夫そうやね、うん、修検受けていいよ!! というお墨付きをもらう必要があります。そのために行われるのが「みきわめ」です。しかし、このことを完全に忘れていた私は、最後の技能教習からなんと2カ月以上経った状態で、みきわめを受けることになったのです。もちろんその2カ月の間、一度も運転をしていません。

みきわめ前、まず教官に詰められます。
「なんでこんなに時間空いてるの」
「あっ、あーなんか実習あったりとか帰省してたりとかで、忙しくてぇ」
「もう教習期限まで2カ月くらいしかないし、大丈夫か?」
本当に返す言葉がひとつもなく、あははと愛想笑いしながらエンジンをかけました。本当にこれみきわめされてるのか? と思うくらい話しかけてくる教官と、余裕な振りでニコニコ返答する私。結局「なんか思ってるより全然大丈夫だったね、うん、いけるよ! じゃあまた第2段階で!」といわれ、一発でみきわめ良好を手に入れました。ありがとう!

そしてその2日後、修了検定を受け、無事合格。仮免許を獲得した私は、遂に第2段階に進むこととなります!

仮免取得から車校卒業まで

やっとちゃんと焦り始める

遂に夏休みが終わり、秋学期が始まります。ここで幸運なことに、私、気が付きます。これ本当にヤバくないか、と。第1段階終えるのに約7カ月かかっているのに、第2段階を2カ月で終わらせることなど、可能なのか?

ということで、まずは履修を組み直します。授業を減らさないと、車校卒業できん。いくつもの授業を諦め、火曜の全休を作り出し、さらに対面だった授業を、別の基本オンデマンドの授業に変更することで、教習と単位取得をどうにか両立させようとします。

ヨヨヨ、秋ABの図。調整の結果、主専攻専門科目数が卒業要件を満たせず。

このころにはもう流石に覚悟を決めており、車校卒業のためなら自主休校を選択し単位を落としても仕方あるまい、来年にかけるのだ、と決意していました。

元気な進捗ですよ~~~!

ここでまずは、9月と10月の進捗を振り返ってみます。


(第2段階:学科16時限、技能最短19時限)
9月:学科2時限、技能0時限
10月:学科13時限、技能12時限


10月、めちゃくちゃ気合が入っています。第1段階とは比べ物にならない量の進捗が生まれています(そこ! どうしてこれが春にできなかったんですか、とか、言わない!)。本当に危機を感じていた私は、とにかくキャンセル待ちを登録したり、早起きして1、2時間目のキャンセル待ち登録すると、乗れなくても1コマ追加で予約が取れるよキャンペーンを活用したりして、必死に車校に通っていました。

10月中旬のツイートを見てみると、

朝8:30から車校に行き、昼食のために一旦外に出て、また車校に戻り、面談のために大学に行き、また車校に戻るとかいうよくわからんスケジュールが発生。すべては後回しにしてきた私が悪い。

サークル機能を使っていたのでリンクが貼れず。そんなものもありましたね。

ちょうどこの頃、研究室配属のための面談等が始まり、こんなことが起きていました。これ大学から近い車校だから可能だったことで、遠かったらおそらく車校を諦めていたため、こんなに進捗は生まれなかったことでしょう。いや、近く選んで良かった…。

残り学科1時限、技能7時限を残すのみ。この調子でいけば、11月中旬くらいには卒業できていてもおかしくありません。私もそう思っていました。これ、いけるな、と。
では、進捗を振り返る!


11月:学科1時限、技能5時限
12月学科0時限、技能2時限


うーん、なんか無理だった!

やる気に反して取れない予約

10月は順調に車校に通っていた私ですが、11月に入り、ある問題に直面します。危険予測ディスカッションと高速教習の予約が取れないことです。この二つは自分だけでは受けることができません。(多分)必ず複数人で受ける必要があります。つまり、いくら自分にやる気があっても、他に受講する人がいなければ、先に進むことができないのです。この存在を完全に忘れていたため、余裕だと思っていたのが一気に渋くなり始めます。結局せっかく作った全休を無為にしながら家でゴロゴロしていたりしました。

ここでツイートを振り返ってみる。

結局あまりにも教官が楽しそうだったので見たら、何も言われなかったし、虹はとても綺麗でした。教習中のほっこりエピソードの一つ。正直教習行くためのモチベーションの大半は教官とお話できることだったぐらい、良い教官ばかりでしたね。(ここで卒業時にもらったご紹介割引きチケットをちらつかせる)

本当に綺麗なお姉さんでした。もっとちゃんとした服着ていけばよかった。ちなみに高速教習は2時限連続で、行きと帰りで交代して運転しました。時速100km(なんなら一部110kmとかだった?)って速すぎて絶対無理だ、と思っていたんですが、道もまっすぐだし信号とかないし、周りは自分以上にスピードを出しているのであんまり怖くなかったです。むしろちょっと遠出できて楽しかった。

さて、そんなこんなで高速教習も終え、後残すところ技能4時限となったところで、そういえば卒業検定って受けられる日が決まっていたなぁということを思い出しました。一旦確認しておくか。あと何回チャンスがあるのかなぁ……。

3回! なるほど! 3回といってもそれまでに技能教習を終わらせなきゃいけないため、急いで窓口に予約を取りに行きました。

事情を説明すると、「それは大変! 急いで予約確認するからね」と職員さん。うぅ本当に申し訳ないありがとうございます。

しかし、やはり予約が取れない!
「ここ行けます!」
「うーん、空いてないねぇ。ここは?」
「行けないです……」
の繰り返し。結局予約は取れましたが、残り受けられる卒検の回数は2回となり、しかもそのうち1回は授業を休むことが必須となることが決定。うーん、まずいなあ。みきわめでしくじったらより厳しくなるし、想像以上に余裕がない、とめちゃくちゃ絶望していました。そんな私に職員さんが驚きの事実を教えてくれます。

「ただね、この教習期限っていうのはみきわめまでなんだよね。実は卒業検定は教習終了後3カ月以内に受ければいいの。ただこれを伝えると教習の全課程を無効にしちゃう人が出てくるから、教習期限内に卒検を受けるようにって言ってるのよね」

え! そうなん!? 実はこのことは教習手帳に書いてありました。全然気が付いていませんでしたが。だからそんなに心配しなくても大丈夫だよと職員さんは慰めてくれました。しかし、せっかくやる気が出ていたことや、年内に免許取ってから帰ってくるでしょ? という親からの圧、ここで油断したら絶対年内に免許取るの無理だなという自分への信頼の無さから、絶対にこの日に取ってやると強い意志を持ちました。

しかし、やっぱり予約は取れていない。ということで、早起きをし、キャンセル待ちによって最後の2コマを取り切ってしまおうと決意しました。

そして当日、早起きして一生車校のHPに貼りついていることで、キャンセル待ち1番を獲得! 1番は取れず無理かもと思われた2コマ目もギリギリのところで勝ち取る! 熾烈なキャンセル待ちの末に、ここで長かった教習生活を終えるのです!!! 

最後の教習では、教官に「長かったでしょ~」と言われました。はい、とても。

遂に卒業!!!

その後のみきわめもクリアし、卒業検定も無事一発でクリア!(このあたりの検定とかの話がさらっと流れていくのは、本当に面白いことがなにもなくさらっと終わっているからですのであしからず。)
9カ月という長い時を経て、遂に完全に車校を卒業することとなりました。

おわりに

長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました。こうして文章にしながら振り返ってみると、いかに春の自分が怠惰だったかが分かり、かなり反省しています。

車校でも職員さんにかなりご心配をおかけしていたというか、こいつ大丈夫かと思われていた気がします。途中から私が予約をしようとすると、職員さん4人くらいがぞろぞろ集まってきて、おそらく私の進捗や予約状況が映っているのであろうモニターを囲むようになってきました。本当に怠惰でごめんなさい……。

もしこれを読まれている方にまだ免許を取っていない人がいるのであれば、車校に通い始めたら頑張って程よく早く車校を出ることをおススメします。長い間車校に通い続けていると、免許合宿に行った後輩に免許を見せつけられたり、人に会う度に「卒業できそうなんですか?」と煽られるようになります。気を付けましょう。

そういえば私、中学生のときはトラックとかバスの運転手になりたいと思っていました。大学生になってからもMT取る! などと意気込んでいました。しかし、今回の経験を通して分かりました。多分無理! 限定解除ならいけるかもですが、中型とか大型は無理だよ! なんかもう、車校に通うのが向いていないんだと思いました。次があるのなら絶対に合宿を選ぼうと思います。その選択肢がないなら、極力手は出しません。

ところで!
実はここまでって前座なはずで。大事なのってここからで。まだ私、仮免しか持っておらず、本免はこれからなんですよね。

ということで、今後の私の本免取得をご期待くださいませ!(白目)
ではでは!

追記:12月19日

12月17日ぶりです、みなさんお元気でしょうか、ヨヨヨです。
この記事をあげた次の日は、「あ、記事良かったです!」「本免いかがですか?」などの感想をいただき()、嬉しいような苦しいような、そんな1日でした。

と、ここで! みなさんにご報告が!

この度私……

無事学科試験を合格し、運転免許証を頂いてまいりました!!!

実は、昼頃には学科試験の結果が出ていたのですが、本当に自分が合格したのかよく分からず、免許の確認書類が渡されるまで、ずっとドキドキしていました。
試験が終わったら一旦ロビーに行ってくださいと言われるんですよ。で、そのときに受験番号を覚えておいてくださいとも言われるんです。てっきり何か紙が配られるか、これにメモして持っておいてね、みたいなのがあると思っていたため、ちょっと焦りました。3つの数字をぼそぼそとつぶやきながら廊下にでて、メモをしようと思ってスマホを開きました(外に出るまでスマホ開いちゃダメって言われていたので)。そうしたら、3つの数字がどこかいってしまったのです。あれ? 自分さっきまでなんて言ってたっけ? 受験番号は机に書いてあったため、そこでもう一度机に戻ればよかったんですが、なんかもう追い出されの雰囲気だったので諦めて必死に思い出そうとしました。うーん。ロビーをうろついていたら、おぼろげながら浮かんできた3桁。これだ! ということでそれをスマホにメモして結果発表を待ちました。
結果発表! ドン!! その3桁はある! ある、が、しかし。本当にあっているのだろうか。おぼろげながら浮かんできたそれを、信じていいのだろうか。心配なら職員さんに聞けばいいのですが、もし落ちてたらどこかで指摘されるだろ! と開き直って適性検査に行きました。
結局どこかで、「君、合格してないよ」と止められることもなく、免許を交付されました。良かった。自分、緊張すると3つの数字すら忘れるんだな、と少しショックな出来事でした。

なにはともあれ、正直帰省する前に本免を取ることができ、かなりほっとしています。家族に報告したところ、あの免許取れしか言ってくれなくなった父から「やれば出来る子!」とお褒めの言葉をいただきました。いい話! これで私は運転免許証を掲げて堂々と実家に帰省することができます!

車校通い後半、「本当に大丈夫なんですか?」と何度も聞いてくれたみなさん、みなさんのおかげで「本当に大丈夫じゃないな」ということに気が付き10月のあの進捗が生まれました。また、「いや、こっちはいいから車校を優先して!」と言ってくれたみなさん、ご迷惑おかけしました。でも本当に助かりました、ありがとうございました。

これで本当に以上! 最後の最後までお付き合いいただきありがとうございました!

ではでは!!!


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