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【IRIAM】ライバーのコミュニケーション論

 Xで繋がった方全員の枠にお邪魔する企画、本日6月5日現在50名のライバーさんの枠にお邪魔することができた。リス活を通じてライバーさんのコミュニケーションの取り方に一定の枠組みが見えてきたため、記録として残しておく。

【枠組み1】ライバー主導型とリスナー主導型
枠内でのコミュニケーションの主導権を握っているのがライバーなのかリスナーなのかで、枠の雰囲気はかなり違ってくるように感じる。
ライバー主導型の枠は、①ライバーがリスナーに投げかける②リスナーがコメントで反応を返す③(自枠の雰囲気や自分のスタンスに合った)コメントをライバーが拾う、というようなコミュニケーションの発端がライバーにあるタイプである。ライバーのキャラクターとしては「王様・王子様系」「無邪気な王女様系」というような方が多い印象だ。
一方リスナー主導型の枠は、①リスナーからコメントでライバーに投げかける②ライバーがコメントに応答する③ライバーの応答に対してリスナーがリアクションする、というようなリスナーサイドにコミュニケーションのきっかけがあるタイプである。こちらは「お兄さん・お姉さん系」「弟・妹系」「癒し系」といった方がいらっしゃった。
100%どちらかに当てはまるのではなく、傾向として「ライバー主導」か「リスナー主導」になっていることが多い。私の好みとしては「ライバーとリスナーが同じくらいの割合でコミュニケーションを始める枠」であるが、リスナーが「引っ張っていってほしい」と思っていればライバー主導が心地よいのだろうし、逆に「話を聞いてほしい」と思っていればリスナー主導の方が良いと思われるため、一概にどれがベストとは言えない。
自枠を振り返ると、ライバー主導寄りなのではないかと思う。もちろんリスナーさんから話題をいただければそこから話を広げていくが、基本的に枠内の舵を取るのは私がやりたい。幸いなことに私のリスナーさんは「居心地が良い」と言ってくれるため、私の枠に限って言えばこの方針は間違っていないと考えている。

【枠組み2】初見入室した際の対応について
はじめに言っておくが、これも何が正しいと論じたいわけではなく、傾向がはっきり分かれていたため枠組みの一つとして客観的に記すものである。初見リスナーとして枠にお邪魔した際の、ライバーの対応は主に以下の3パターンだった。
まず「初見挨拶をして元の話題に戻っていくタイプ」。細分化すると①「初見さんきてくれたので初見挨拶しますね」②初見挨拶③「今〜のお話していました。でね、さっきの話だけど・・・」という形である。既存のコミュニティを大切にされているとも取れるが、誤解を恐れずに言うなら「初見挨拶以降は、初見リスナーの力で自力でこのコミュニティに入ってきてね」というスタンスだと思う。ちなみに私の場合、しばらくお話を聞いて面白そうなら凸ることもあったが、ほとんどの場合そのままお暇する形となった。
次に「初見挨拶の後初見リスナーのプロフ欄を見て話題を振ってくれるタイプ」。それまでコミュニティで話していたことを一旦区切りにして、ライバーから初見リスナーに話を振ってくれるため、スムーズにお話しやすかった。ただこれはその枠にいる他のリスナーの協力というか、理解が不可欠だと考えられる。ライバーが初見リスナーに話を振っている後ろで、既存リスナーが前の話題を引っ張って話し続けている枠もあり、「急にお邪魔して申し訳ない」と言う内なる謙虚キャラが発動して短時間でお暇することもあった。
最後に「初見挨拶の後それまで話していた話題に初見リスナーを巻き込んでいくタイプ」。3タイプの中ではこれが一番スマートだと感じたが、おそらくライバーの力量が問われるやり方だ。価値観、感性などの情報が全くない初見リスナーを自分の土俵に招き入れる必要があるため、ライバーの判断力や舵取りの技術がかなり求められると思う。ただこの対応をしてくださった枠はリスナーも協力的な方が多く、居心地はとても良かった。(居心地良すぎてヤンバもぎ取ってきた枠もあるくらい)
自枠では常連リスナーに対し「初見さんがきたら、みんなも一緒に歓迎してほしい」という話をしている。ライバーとリスナーとでどういう枠にしていきたいかを定期的に情報共有するのが大事だと思っていたが、今回の枠まわりを通じてその考えが一層強固なものになった。

6月から真面目に毎日配信を始めた私の元に、先日初めてのウェルカムパスが送られてきた。枠周りで得た知識を元に、初めてきてくれる皆さんを歓迎していきたいと思う。

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