【雑感】正社員 × 副業が難しい理由について考えてみる
世間の潮流的には、副業ができる企業が増えてきた。
一方で、副業を実際にしている人はかなり少数という実感値。
なぜ、そのような事象が起こっているのか、少し考えてみる。
結論は、双方のニーズが合わずマッチングがしづらいというの理由なように見える。
企業側には、短期では以下のニーズがあるように思う。
・社員より安価なコストで外部調達したい
※長期では、業務委託から採用もしたい思惑がある企業ももちろんある。
一方で、副業希望者から見ると、以下のようにニーズがあるように思う。
①現職のスキルを活かして、短時間で高い報酬を得られないか
②現職とは少し違う領域で、新しい経験をしたい
①はそこそこの単価なら、現職で成果を出すほうがいいと思ってしまう。
②は企業から見るとミスマッチになる。
1つ具体例を出す。
・人事の副業でよくある案件が採用の代行的なポジション。
・小銭は稼げるが、現職と同じことを他社でやるメリットが副業希望者にはあまりない。
※フリーランスの方で複数社で人事の方がマッチングしていそう。
正社員 × 副業という意味で周りの人を見ると、以下の副業パターンがある印象。結局、①を短期の報酬というよりは楽しみながらやるのが良いのかもしれない。
①異なる職種 × 友人のつながり
・関係性による信頼で、経験不足が問われないイメージ。
②異なる職種 × つながりなし
・この領域は、企業とミスマッチ
③現職の職種 × つながり問わず
・ここは、マッチングするが単価がわりに合わない限りあまりマッチングしない。
④その他:新しい領域で起業
・軌道に乗ったら現職を退職してしまうイメージ。
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