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【雑感】組織学習とナレッジ・マネジメント

・ある特定のメンバーや組織から素晴らしい取り組みが出た時に、
いかに他のグループやメンバーに展開していけるか。

・個人や組織が得たナレッジ(知見)をいかに
抽出、展開、浸透させていけるか。


上記のような問いに関して、取り組んでいる複数の組織に関わりながら
考えたことを整理。

言うは易しだが行う難しで、これがなかなか仕組みとして回るのは難しい。

このナレッジの展開がうまくいっている組織を見ると以下のような特徴がある気がする。

■前提:

・注力すべき定量指標/ビジネスプロセスが絞られている事
 ※これが絞られていないと、何を抽出すべきかが不明瞭になるし、
  展開するときもなんの意味があるの?となりがち。

■GOODな取り組みの抽出時の観点

①なぜやったのか?を深掘る
 ・事実:どんな状況だったのか?
 ・解釈:上記状況をどう捉えたか?
 →どんな場合に類似する取り組みが効くのかがわかる。

②何をどうやったのか?を深掘る
 ・やり方:誰に何をどうやったのか?
      他の人が聞いて真似できるレベルの具体的な粒度
 →どんな場合に類似する取り組みが効くのかがわかる。
  
③どんな効果があったか?を深掘る
 ・効果:取り組みに対して、どれだけのリターンがあったのか?
  →取り組みを自分に取り入れるメリットが理解できる。

こうした知見が組織内で循環・蓄積されていくと、組織として学習していけるのではと思う。

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