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スカイ・ギターとヘルゲ・エンゲルゲ

今日はドリームシアターのライブだというのに雨。
夕方には止むだろうか。

ところで、昨日の訃報には少々驚いた。

Fair WarningのギタリストHelge Engelkeが亡くなった。
彼ももう61歳だったんだぁ、と同時に自分も歳をとったものだと改めて感じる日であった。

ドイツのハードロックバンド『フェア・ウォーニング Fair Warning』は90年代によく聴いていた。
ギタリストのヘルゲ・エンゲルゲが使用するのは仙人ウリ・ジョン・ロートから受け継いだ『スカイ・ギター』だ。
30フレット超の超高音を出せるこの特殊なギターを使用した楽曲は、やはりとても魅力的だ。

それを遺憾なく発揮していると思える曲がこちら。

彼らの頂点ともいえるべきアルバムではないだろうか。

この曲を始めて耳にした瞬間を今でも覚えている。
当時はbayfmの『パワーロック・トゥデー』をよく聴いており、そこでこの曲が紹介されたのだ。

MCの伊藤政則氏はHR/HMを語らせたら右に出るものはいない、当時はそんな存在だった。とても熱く語り、そして何よりこれらの音楽を愛しているのが伝わってくる評論家だった。

深夜番組なので布団に入ってイヤホンで聴いていたが、涙が出るほどに感動したのを覚えている。

フェア・ウォーニングはウリのソロとはもちろん違い、しっかりとしたバンドアンサンブルの中で奏でられるスカイギターの使い方はとても魅力的だった。