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立浪竜、首位広島に3タテ喰らい地獄のビジター12連敗でまた借金11に逆戻り…根尾昂投手今季初先発も3回6失点で大炎上…しかし打撃でタイムリー2ベースを放ち竜の二刀流に心が揺れる…!?

8/2 中0-1広 ●
8/3 中1-4広 ●
8/4 中4-6広 ●

~試合結果~
8/2 中0-1広 ●

先発は小笠原慎之介投手。現在ドラゴンズはビジター9連敗中という逆風の中で託された先発登板であり、その負の流れを断ちきらんばかりに広島打線相手に課題の立ち上がりを無失点に抑え上々のスタートをきる!!

しかしながら小笠原慎之介投手の好投とは裏腹に打線については広島先発の中日キラー野村祐輔投手の前にチャンスこそ作るも変幻自在のピッチングに翻弄され無得点続き

そして0-0のまま6回裏、ここまで好投していた小笠原慎之介投手でしたが、野間峻祥選手に2ベースヒットを浴び1死2塁のピンチから、続く小園海斗選手に痛恨のタイムリーを浴びついに先制を許してしまいました。

それでも小笠原慎之介投手は6回1失点と好投し、7回裏を福敬登投手、8回裏を本日一軍復帰したばかりの斎藤綱記投手が無失点に抑えましたが、反撃したい打線も8回表に広島の左のストッパー森浦大輔投手からカリステ選手の四球、代打中田翔選手のヒットで2死1、3塁のチャンスを作るも、代打山本泰寛選手がセカンドフライに倒れ反撃及ばず…

最後は広島の新助っ人ハーン投手に完璧に抑えこまれ、ドラゴンズまさかの今シーズン13回目の完封負けを喫し、ついにビジター10連敗となりました…

8/3 中1-4広 ●

本日は木下雄介投手の命日。先発は大野雄大投手6/29以来の先発登板であり、さらに10年間も勝ち星のない自身の鬼門マツダスタジアムでの先発登板。そんな中でも百戦錬磨のピッチングで広島打線を打たせて取るピッチングで立ち上がりを無失点に抑える!!

すると打線も3回表、広島先発森下暢仁投手から木下拓哉選手のヒット、村松開人選手のマルチ安打となるヒットで1死1、3塁のチャンスを作ると、続く福永裕基選手がタイムリーを放ちドラゴンズ先制!!

しかしながら5回裏、ここまで好投していた大野雄大投手でしたが、連打で無死1、2塁のピンチを作ってしまうと、続く矢野雅哉選手のバントの打球を処理をした大野雄大投手がまさかの悪送球をしてしまい、結果痛恨のミスで同点となってしまいました…

さらに無死2、3塁とピンチは続き、続くは投手ながら打率3割と野手顔負けの打撃を誇り8番打者起用されている森下暢仁投手。
なんとか抑えたいところでしたが、まさに打率3割は伊達じゃなく、内野前進守備を嘲笑う打球を放ち、結果まさかの勝ち越しタイムリーを浴びてしまい、大野雄大投手は5回3失点とリードを守りきれませんでした…

6回裏からは祖父江大輔投手が無失点に抑えると、7回裏からは岩嵜翔投手が登板し、なんと自己最速タイの球速157キロ、そしてついにドラゴンズ日本人投手球団最速タイ記録となる球速158キロを計測するという完全復活を遂げる速球を投げましたが、2死3塁のピンチを作り、秋山翔吾選手にタイムリーを浴びてしまいダメ押しを許してしまいました…

なんとか反撃に出たい打線も8回表、ここまで抑え込まれていた森下暢仁投手から木下拓哉選手のマルチ安打となるヒット、代打大島洋平選手のヒットで無死1、2塁のチャンスを作りましたが、後続が続かずまさかの無得点…

そして8回裏を橋本侑樹投手が無失点に抑え、9回表には絶対的中日キラーである広島のクローザー栗林良吏投手から細川成也選手のマルチ安打となるヒット、中田翔選手の内野安打で反撃を見せるかと思われた矢先、一塁走者の細川成也選手が三塁アウトとなりまさかの走塁ミスで万事休すとなり、ドラゴンズ2連敗を喫し、そしてビジター11連敗となりました…

8/4 中4-6広 ●

先発は根尾昂投手ついに今季初先発とドラゴンズファン待望の先発登板!!さらに
プロ入り初安打→マツダスタジアム
プロ入り初スタメン→マツダスタジアム
プロ入り初登板→マツダスタジアム
プロ入り初先発→マツダスタジアム
去年初登板→バンテリンの広島戦
今季初登板→マツダスタジアム
今季初先発→マツダスタジアム

とマツダスタジアムと広島戦に愛された男という、今のドラゴンズのビジター11連敗の負の流れを食い止めるにはこの上ない試合だったのですが、現実は無情でした…

初回、先頭打者の秋山翔吾選手にストレートの四球を出してしまうと、続く野間峻祥選手にヒットを浴び無死1、3塁といきなり大ピンチを作ってしまう…

そして続く中村貴浩選手に投手強襲のタイムリー内野安打を浴び先制を許してしまい、さらに根尾昂投手が悪送球をしまたも無死1、3塁とピンチが拡大し、続くはドラフト同期の小園海斗選手にタイムリー、中日キラー坂倉将吾選手にタイムリーと2者連続タイムリーを浴び、1アウトも取れず一気に3失点…

続く林晃汰選手をファーストゴロに打ち取りようやく1アウトを取りましたが、1死2、3塁のピンチから中日キラー矢野雅哉選手に痛恨のタイムリー2ベースを浴びてしまい、悪夢の初回5失点となってしまいました…

それでも2回表、広島先発の中日キラー九里亜蓮投手からディカーソン選手がヒットを放ち、2死1塁の状況から

なんと根尾昂投手が今季初打席で初ヒットとなるタイムリー2ベースヒットを放つ!!

これぞ竜の二刀流と言わんばかりの打撃にドラゴンズファンも湧きましたが、直後に2回裏に秋山翔吾選手にホームランを浴びてしまい、これで6失点目と根尾昂投手は撃沈…

なんとか3回裏を無失点に抑えると、4回表にはディカーソン選手の2ベースヒット、田中幹也選手のエラー出塁、石橋康太選手のヒットで1死満塁の大チャンスで続くは根尾昂投手!!

竜の二刀流の起死回生の一打という展開をドラゴンズファンが期待しましたが、無情にも根尾昂投手に代打龍空選手となり、根尾昂投手は3回6失点でお役御免となりました…

それでも代打龍空選手がタイムリーを放ち1点を返し尚も1死満塁の大チャンスでしたが、続く対広島戦得点圏打率.000の村松開人選手がまさかの併殺打を放ち追い上げならず…

4回裏からは橋本侑樹投手が無失点に抑えると、5回表には福永裕基選手がマルチ安打となる2ベースヒット、カリステ選手の進塁打で1死3塁のチャンスから本日誕生日の細川成也選手が投手ゴロの打球を放つも九里亜蓮投手の悪送球で一塁セーフとなり、結果3塁走者が本塁生還しバースデー打点を挙げる!!

さらに続く中田翔選手もヒットを放ち1死1、2塁のチャンス、一発出れば同点の状況で続くは本日マルチ安打のディカーソン選手でしたが、まさかまさかの併殺打になり追加点ならず…

それでも5回裏も橋本侑樹投手がイニング跨ぎし無失点、6回裏を福敬登投手が無失点、7回裏を斎藤綱記投手が無失点に抑えリリーフ陣が奮闘すると、8回表、広島の防御率0.00の助っ人リリーフのハーン投手からディカーソン選手の四球、田中幹也選手の四球で無死1、2塁のチャンスを作りましたが、続く石橋康太選手が本日チーム3本目となる併殺打に倒れてしまう…

それでも2死3塁のチャンスから龍空選手が本日2本目となるタイムリーを放ち2点差に追い上げると、8回裏には藤嶋健人投手が無失点に抑え、2点ビハインドで9回表へ

ドラゴンズの奇跡を信じましたが、無情にも絶対的中日キラーの広島の守護神栗林良吏投手の前に成す術なく抑え込まれ、ドラゴンズ3連敗となり、

これで地獄のビジター12連敗となってしまい再び借金11となりました…


~感想~

バンテリンで天敵ヤクルトに3タテをし最下位脱出で勢いにのったかに思われましたが、今シーズンのドラゴンズはことごとく勢いに乗れず、まさかまさかの首位広島に3タテを喰らい再び借金11で撃沈し、そしてビジター12連敗となってしまいました…

やはり首位、これが首位チームとの差であると見せつけられてしまいました…

投手としてはやはり先発投手。小笠原慎之介投手は援護に恵まれませんでしたが見事なピッチング。
しかしながら二軍調整していた大野雄大投手、二軍で鍛え上げてきた根尾昂投手が期待とは裏腹に散々なピッチングとなってしまい、ドラゴンズの先発陣の薄さを益々露呈する事態に…

本当なら二軍調整中の柳裕也投手もそろそろ一軍復帰をしてほしいところなのですが、8/4の二軍くふうハヤテ戦に先発しまさかまさかの5回7失点被安打9と大炎上を喫してしまいました…

今シーズンのドラゴンズは先発が抑えてくれないことには試合に勝てず、今シーズン3失点以上した試合は驚愕の

4勝40敗1分 勝率.090
さらに3失点以上した試合は10連敗中

となっています。

なんとかしてほしいところですが、なんともなっていないのが現実…

このドラゴンズの弱点をなんとかカバーしてほしいのが打線の奮起なのですが、打線としても今回の広島の先発が中日キラーの野村祐輔投手、九里亜蓮投手という天敵、森下暢仁投手というリーグ屈指の好投手に良いように抑え込まれてしまいました…

またとにもかくにも併殺打が多く、チャンスを作っても併殺打でチャンスを潰す。得点した直後に併殺打で勢いを潰す展開が今回の広島戦ではかなり目立ちました。

本当なら打線爆発で打ち勝つ野球をと行きたいところですが、今シーズンは超投高打低。それでもドラゴンズの先発陣は打ち込まれる試合が連続し、そして打てずに負けを積み重ねる悪循環…

どうやって戦えばいいんだ!!!!!

そんな中でも気を吐いたのが福永裕基選手!!
今回の広島戦でも2番打者として起用され、
打率.385(13-5) 1打点
と打ちまくり、ついにシーズン打率3割台に乗せました!!

去年ドラ7オールドルーキーながらセカンドのレギュラーを一時掴みましたが、交流戦終了後から失速し、打撃は低迷、守備ではミス連発と次第にスタメン起用されることが少なくなり、今シーズンは年齢的にも勝負の2年目でしたが、今シーズンは見事打撃が更なる成長を見せ、守備でもセカンドではなくサードのレギュラーを確実なものとしました!!

これからも打ちまくり、ドラゴンズの絶対的レギュラーになってもらいましょう!!

またドラゴンズファンの度肝を抜いたのが、やはり根尾昂投手の打撃でしょう。

4球団競合高卒ドラ1野手でありながら2年前に異例のシーズン中の投手転向に全国のプロ野球ファンが阿鼻叫喚の渦に飲まれましたが、それでも投手転向直後はリリーフ起用で球速150キロを連発し、自己最速の球速154キロを計測という非凡な投手能力を見せプロ野球ファンの度肝を抜かせました。

去年は一軍では2試合先発し好投するもプロ入り初勝利とはならず、今シーズンは投手転向3年目であり、二軍で先発投手として鍛え上げているシーズンであり、二軍はDH制なので打者としての打撃は一切していなかったのですが、今回の先発試合で中日キラー九里亜蓮投手から値千金のタイムリー2ベースを放つ非凡な打撃能力を見せました!!

まさに竜の二刀流!!
しかしながら先発で大炎上してしまったので、やはりというか案の定野手再転向を望むファンが声を大にして騒ぐ事態にもなっています。

私ドラゴンズファン、そして根尾昂投手の大ファンとしては、中学時代に球速146キロを投げた飛騨の天才投手根尾昂投手の成長を見てみたいので、野手再転向は個人的には無いかと思います。

一応ドラゴンズには野手から投手転向した服部受弘投手というドラゴンズの永久欠番となっている大投手がいますので、服部受弘投手みたいな大投手になることを期待しています。
服部受弘投手についてはこちら↓↓

次は長良川球場、バンテリンで天敵横浜戦。前回のハマスタでは3タテを喰らい蹂躙されてしまいましたが、なんとかリベンジをしてほしいですね。

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