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立浪竜、ついに虎に勝ち越し!!怪物高橋宏斗投手がまた圧倒!!さらに強竜打線爆発で乱打戦を見事制しファンも驚愕!!しかし涌井秀章投手が緊急降板で右広背筋肉離れで戦線離脱…さらにリリーフ登板過多にどうする…!?

7/12 中3-0神 ○
7/13 中10-8神 ○
7/14 中2-6神 ●

~試合結果~
7/12 中3-0神 ○

先発は高橋宏斗投手。ドラゴンズ悪夢の横浜戦3連敗という負の流れが漂う中、それを打開するためか打線も4番ファースト福永裕基選手、5番サード高橋周平選手、6番レフト細川成也選手、そしてカリステ選手をスタメンから外すという大胆改造をすると、見事これがハマり、2回裏に阪神先発村上頌樹投手から福永裕基選手が2ベースヒットを放つと、続く高橋周平選手が2試合連続タイムリーとなるタイムリー2ベースヒットを放ちドラゴンズ先制!!

さらに続く細川成也選手がなんと片手スイングでバンテリンのレフトスタンドに叩き込む2ランホームランを放ち、ファンの度肝を抜かせる規格外のパワーを見せ、ようやく今季第10号ホームランを放つ!!

さらに3点リードの援護を得た高橋宏斗投手は最早怪物!!球速157キロを計測するなど、あまりにも圧巻すぎるピッチングで阪神打線から奪三振の山を築き上げ無失点ピッチング!!

そしてついに8回表も続投しましたが、球数100球を超えやはり疲れはあるのか、連打と四球で2死満塁の大ピンチとなりましたが、最早俺がエースだと言わんばかりに、続く中野拓夢選手を初球ファーストゴロに抑え大ピンチを凌ぎきり、8回無失点11奪三振と圧倒!!

そして最後はやはりこの男。竜の守護神ライデル・マルティネス投手が登板し、前日の悪夢を払拭するかのように、前川右京選手、大山悠輔選手、佐藤輝明選手という阪神打線の中軸を僅か11球で抑えきり、ドラゴンズ今シーズン16回目の完封勝利を挙げ、連敗を3でストップさせました!!

さらにこのセーブでライデル・マルティネス投手は通算150Sを達成しました!!


7/13 中10-8神 ○

先発は涌井秀章投手7/3の試合では熱中症の疑いにより5回途中緊急降板となりましたが、ローテ通りに先発登板となり初回、阪神打線を三者凡退に抑えと前回のアクシデントを感じさせない磐石な立ち上がりを見せ初回無失点としましたが、2回表、投球前にまたしてもアクシデントが発生し、大塚晶則投手コーチがマウンドに行き涌井秀章投手の状態を確認しましたが、結果またしても緊急降板となりました…

その涌井秀章投手の代わりにルーキー土生翔太投手が緊急登板となりましたが、突然の登板さらに予想外の状況にチーム全体が焦ったのか、安打と守備ミスが重なり無死2、3塁のピンチとなってしまうと、続く大山悠輔選手にタイムリー2ベースを浴び先制を許してしまいました…

それでも後続を抑え更なる失点を防ぐと、直後の2回裏、阪神先発伊藤将司投手から福永裕基選手のヒット、細川成也選手の2ベースヒットで無死2、3塁のチャンスから、

高橋周平選手が値千金の逆転3ランホームランを放ち一気にドラゴンズ逆転!!

さらに土生翔太投手が3回表をイニング跨ぎで無失点に抑えると、直後の3回裏には岡林勇希選手のヒット、山本泰寛選手の犠打で1死2塁のチャンスからカリステ選手、福永裕基選手の2者連続タイムリーによりリードを3点差に広げる!!

しかしながら4回表、土生翔太投手が3イニング跨ぎとなりましたが、2者連続四球とヒットにより1死満塁の大ピンチを作ってしまうと、緊急登板でロングリリーフを果たした土生翔太投手はここでお役御免となり、斎藤綱記投手が登板しましたが、1アウトを取るも代打渡邉諒選手、島田海吏選手にまさかの2者連続タイムリーを浴びてしまい、同点を許してしまいました…

さらに5回表には斎藤綱記投手がイニング跨ぎとなりましたが、2死走者なしから味方の守備ミスで2死2塁となり続く大山悠輔選手を敬遠し2死1、2塁のピンチから坂本誠志郎選手にタイムリーを浴びてしまい勝ち越しを許してしまい、さらに2死1、3塁から小幡竜平選手にタイムリー3ベースを浴びてしまい、ドラゴンズ3点リードから一転して3点ビハインドとなってしまいました…

そして斎藤綱記投手から藤嶋健人投手に交代となり、後続を抑えましたが、今回の試合の状況としてもリリーフ投手が打たれてもイニング跨ぎをさせないとリリーフ投手が足りなくなるという苦肉の状況のため、失点についても仕方ない展開に…

そんな苦境の中でしたが、なんとここからドラゴンズの逆襲が起きる!!

直後の5回裏、阪神リリーフ漆原大晟投手から途中出場の田中幹也選手のヒット、さらに岡林勇希選手のヒット、そして山本泰寛選手の四球で無死満塁の絶好の大チャンスを作ると、続くカリステ選手が今季満塁で初打点となる犠牲フライを放つと、続く1死1、3塁のチャンスから福永裕基選手が猛打賞となる2打席連続タイムリーを放ち1点差に!!

そしてなおも1死1、2塁のチャンスから阪神リリーフも漆原大晟投手から浜地真澄投手に交代となりましたが、

細川成也選手が起死回生の逆転タイムリー2ベースを放ちドラゴンズ3点ビハインドから一気に逆転となりました!!

さらにさらに2死2塁のチャンスから、リリーフ運用の関係で藤嶋健人投手が2019年以来5年ぶりの打席に立つと、

藤嶋健人投手が野手顔負けとなるかつての東邦高校4番打者時代を彷彿とさせるプロ入り初タイムリーを放ちました!!

ドラゴンズ3点ビハインドから1イニング5得点で一気に逆転!!まさにドラゴンズの逆襲、強竜打線爆発にファンのボルテージもチームの勢いも最高潮へ!!

そして6回表を藤嶋健人投手がイニング跨ぎで無失点に抑えると、7回表からは自慢の勝ちパターンの一角である清水達也投手が3奪三振で無失点に抑える!!

さらに8回表からは下克上ストッパー松山晋也投手が登板し、2死1、2塁のピンチを作りながらも続く中日キラー近本光司選手を空振り三振に仕留め無失点リリーフ!!

そして2点リードのまま9回表、竜の守護神ライデル・マルティネス投手が3連投ながらも登板!!
しかしながら1死走者なしから味方の守備ミスと大山悠輔選手にヒットを浴び1死2、3塁と大ピンチを作ってしまう…

またしても横浜戦の悪夢が脳裏をちらつきましたが、それでもやはり竜の絶対的守護神の立場は揺るぐことなく、続く代打中日キラー原口文仁選手をライトフライ、そして小幡竜平選手を空振り三振に抑えきり、ドラゴンズ波乱の乱打戦を制する大逆転勝利で2連勝となりました!!

7/14 中2-6神 ●

先発は松葉貴大投手。磐石の立ち上がりを見せるも3回表、ヒットと暴投によら1死3塁のピンチからかつてのオリックス時代の同僚西勇輝投手にまさかまさかのタイムリーを浴びてしまい、先制を許してしまいました…

それでも打線は5回裏、その阪神先発西勇輝投手から板山祐太郎選手の2ベースヒットと木下拓哉選手の進塁打で1死3塁のチャンスから、なんと松葉貴大投手が自身がやられたことをやり返すかのようにタイムリーを放ちドラゴンズ同点!!

そして松葉貴大投手は6回表に四球と死球で2死満塁の大ピンチを作りながらも、続く虎の怪物中日キラー佐藤輝明選手をセンターフライに抑えきり、6回1失点と残業ピッチングと好投!!

なんとか勝ち越したい打線でしたが、6回裏にカリステ選手のヒット、福永裕基選手のエラー出塁、高橋周平選手の四球で1死満塁の大チャンスを作りながらも、後続の板山祐太郎選手がショートの頭上を紙一重で越えずショートライナー、さらに木下拓哉選手もセンターフライに倒れ勝ち越しならず…

そのまま7回表は清水達也投手が無失点に抑えると、直後の7回裏には阪神リリーフ3年目のルーキー桐敷拓馬投手から田中幹也選手のヒット、岡林勇希選手の犠打、さらにカリステ選手のヒットで2死1、3塁のチャンスを作りましたが、福永裕基選手がショートフライに倒れまたしても無得点

そして8回表は藤嶋健人投手が無失点に抑えると、直後の8回裏には虎の剛腕ストッパーゲラ投手から高橋周平選手のマルチ安打となるヒットと暴投により1死2塁のチャンスを作りましたが、続く板山祐太郎選手が空振り三振、加藤匠馬選手がレフトフライに倒れまたしても無得点に

そして9回表を下克上ストッパー松山晋也投手が無失点に抑えるも、9回裏を阪神リリーフの中日キラー石井大智投手の前に僅か8球で抑えこまれ、今シーズン15回目の延長戦に

その延長10回表からは6/29に負傷降板し左環指末節骨骨折と診断された橋本侑樹投手がなんとたった15日でのスピード復帰となる一軍復帰登板となりましたが、やはり本調子ではないのか、ヒットと自身のバント処理をミスし無死1、2塁のピンチとなり、続く小幡竜平選手の犠打で1死2、3塁とピンチが拡大し、そして代打中日キラー原口文仁選手に痛恨のタイムリーを浴びてしまい、ついに阪神に勝ち越しを許してしまいました…

そして橋本侑樹投手は降板となり、本日一軍昇格した岩嵜翔投手が登板し火消しを期待されましたがまさかの大誤算。1死1、2塁から近本光司選手に四球を出し1死満塁とピンチを拡大し、続く中野拓夢選手を投手ライナーで打ち取り2死満塁に。しかしドラゴンズはここで外野前進守備シフトを敷いておりこれが裏目に…

続く植田海選手を定位置ならレフトフライでしたが、無情にも前進守備シフトのレフトの頭上を越えてしまい、結果走者一掃タイムリー3ベースとなり撃沈…

さらに続く佐藤輝明選手にもタイムリーを浴び、結果1イニング5失点と一気にトドメを刺され、さらにさらに続く大山悠輔選手に四球を出してしまい、岩嵜翔投手は降板となりました。

そして後続を福敬登投手が抑えましたが、一気に5点ビハインドと敗色濃厚展開。
しかし、それでもただで終わらないのが今のドラゴンズ。5点ビハインドの延長10回裏に阪神リリーフ加冶屋蓮投手から福永裕基選手の四球、細川成也選手のヒットで1死1、2塁のチャンスから高橋周平選手が猛打賞となるタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ反撃!!

4点ビハインドながら1死2、3塁。前日の再現なるかとファンも期待しましたが、ここで阪神ベンチは加冶屋蓮投手から虎のクローザーであり絶対的中日キラーの岩﨑優投手に交代とし、案の定続く板山祐太郎選手、代打石川昂弥選手が抑えこまれ、ドラゴンズ連勝が2でストップとなりました…


~感想~

ドラゴンズ横浜戦の悪夢を払拭するかのように見事阪神戦カード勝ち越しを決めました!!
なおドラゴンズは借金5、5位とまだまだ下位に沈んでいます。

しかしながら今回の阪神戦は見事!!
特に負の流れを立ちきるピッチングを見せた高橋宏斗投手はもうなんと賞賛すればいいか…!!

前回のマダックス完封から今回の8回無失点ピッチング、これで高橋宏斗投手の成績は
11試合 防御率0.58 6勝1敗 投球回78回 68奪三振
WHIP0.87 K/BB4.00

という圧倒的すぎる成績に!!
もはや高橋宏斗投手こそがドラゴンズのエースです。
ドラゴンズの柱としてチームを引っ張ってほしいですね。

そしてR.マルティネス投手が通算150S達成!!
ドラゴンズでは岩瀬仁紀投手以来2人目の快挙!!
横浜戦では打たれましたが、絶対的守護神という立場は揺るぐことはないでしょう。
これからもどんどん抑えてほしいですね。

一方で打線としてはまた大改造。
3番カリステ選手
4番福永裕基選手
5番細川成也選手
6番高橋周平選手

という新たな打順に組み換えましたが、結果阪神戦ではそれぞれ

3番カリステ選手 打率.500(8-4) 0本 2打点
4番福永裕基選手 打率.364(11-4) 0本 2打点
5番細川成也選手 打率.364(11-4) 1本 4打点
6番高橋周平選手 打率.455(11-5) 1本 5打点

と大ハマリ!!
乱打戦を制する1試合10得点も挙げました!!

とくに福永裕基選手はこのカード3試合全て4番打者として起用され、さらに7/14の試合では、1打席で17球粘るという異次元の粘りも見せました!!

さらに高橋周平選手も4試合連続タイムリーと7月絶好調!!
この調子で打ちまくってほしいですね。

一方で好事魔多しなのか、涌井秀章投手がまたしても緊急降板となり、前回は熱中症の疑いでしたが、今回にあっては検査の結果

「右広背筋肉離れ」と診断されました…

これについて立浪監督も涌井秀章投手の長期離脱も示唆しており、ドラゴンズとしては先発ローテの柱である涌井秀章投手の離脱はあまりにも痛すぎます…

現在の先発ローテは、
高橋宏斗投手、小笠原慎之介投手、涌井秀章投手、
松葉貴大投手

の4投手が安定して試合を作りますが、その涌井秀章投手が離脱。

それ以外の
メヒア投手、梅津晃大投手
はかなり不安定でその日投げてみないと分からない投手となっています。

また本来先発の柱として一軍ローテで投げてほしい
大野雄大投手、柳裕也投手
にあっては成績不振により二軍調整中となり、

さらに若手先発投手として
松木平優太投手、根尾昂投手、仲地礼亜投手
がいますが、松木平優太投手は前回がプロ入り初登板初選手となり、仲地礼亜投手は怪我からの復帰中、根尾昂投手も二軍育成中と計算できる先発投手とは言い難いです。

ドラゴンズの先発陣は苦しい状況ですが、チームのピンチは選手へのチャンスでもあり、なんとか好投を見せてほしいところ。
特に大野雄大投手、柳裕也投手の復活に期待したいですね。

そして先発投手以上に現在問題なのがリリーフの登板過多です。

現在セ・リーグの登板数ランキングですが、

なんとトップ10にドラゴンズからR.マルティネス投手、松山晋也投手、清水達也投手、斎藤綱記投手がランクインしてしまい、さらに1~3位がドラゴンズという異常事態になっています。

それでも成績についてはドラゴンズのリリーフはリーグトップクラスの成績を誇っており、まさに酷使無双状態となっています。

しかしながらまだオールスター前でR.マルティネス投手と松山晋也投手が41試合登板となっているのはまさしく異常でしょう。
参考までに去年のオールスター前のドラゴンズ最多登板は勝野昌慶投手の35試合登板となっています。

去年の前半戦成績はこちら↓↓

何故こうなったのかと言うと、実は今シーズンのドラゴンズ、4点差で勝利した試合は5/26のヤクルト戦(仲地が1イニング緊急降板した試合)が最後であり、さらに4点差で勝利した試合は4試合しかありません。

さらにここまで37勝を挙げており、そのため33試合が3点差以内の勝利であり、仮に僅差の勝ち展開だけの登板でも33試合登板と登板過多になります。

そして極めつけは今シーズンのドラゴンズは延長戦の数が15試合とかなり多く、その内引き分け6試合となっています。

参考までに去年の7/14の時点で延長戦は7試合、さらにペナントレース終了時点で引き分けは5試合でした。

そして今シーズンの先発投手は5~6回までに降板することが多く、さらに今シーズンNPB全体を取り巻く打低による打線の貧打によって僅差の試合展開が多く、そしてリリーフ陣が優秀なために延長戦に突入することが多い結果、必然的にリリーフの登板過多に繋がってしまいました。

結果として、現在斎藤綱記投手が一軍登録抹消となり、恐れていたリリーフの登板過多によるリリーフ崩壊が始まりつつあります。

しかしながらこれまでの状況を考えれば避けることはできなかったもの。ならばこれからどうするかが課題となります。

おそらく今シーズンは最終的に60試合以上登板は避けられないかと思われますが、なんとかうまくやりくりしてほしいですね。

なお2014年のドラゴンズ
福谷浩司投手 72試合登板 (当時2年目)
又吉克樹投手 67試合登板 (当時ルーキー)
祖父江大輔投手 54試合登板 (当時ルーキー)

と若手リリーフ酷使無双をしたので、なんとか72試合以上は避けてほしいですね。

次からは鬼門神宮でのヤクルト戦。しかしながらヤクルトはなんと現在借金14の最下位に沈んでいます。

交流戦終了時点ではドラゴンズが借金6の最下位でしたが、そこから借金3~6を行ったりきたりしている間にヤクルトが沈みましたが、それでも油断大敵。

8連戦最後の2試合、超強力ヤクルト打線相手ですが、ドラゴンズも強竜打線の片鱗を見せた新生ドラゴンズ打線でなんとか勝ってほしいですね。

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