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立浪竜、ソフトバンクに負け越しもビシエド選手今季初ホームランなどで一矢報いる完封勝利!!さらに岩嵜翔投手が支配下登録&2年ぶり一軍復帰登板!!

6/4 中2-3ソ ●
6/5 中1-5ソ ●
6/6 中3-0ソ ○

~試合結果~
6/4 中2-3ソ ●

先発は高橋宏斗投手。立ち上がりから強力ソフトバンク打線の猛攻が炸裂。2回表に2死1、2塁のピンチから甲斐拓也選手にタイムリーを浴び先制を許してしまう…

それでも反撃に出たい打線は4回裏、ソフトバンク先発の有原航平投手から岡林勇希選手、福永裕基選手の連打で無死1、3塁のチャンスから細川成也選手が5/22以来のタイムリーとなるタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ同点!!

さらにディカーソン選手が四球となり、1死満塁のチャンスから5/19以来のスタメン出場となる山本泰寛選手が犠牲フライを放ちドラゴンズ勝ち越し!!

そして高橋宏斗投手は5回表の時点で球数100球超え、被安打8本とソフトバンク打線の猛攻に遭いながらも粘り強いピッチングを見せ、5回1失点と勝ち投手の権利を得て降板となりました。

その後はドラゴンズの強力リリーフ陣vs強力ソフトバンク打線の対決。6回表には藤嶋健人投手が無失点に抑えるも、7回表に清水達也投手が1死走者なしから柳町達選手にヒットを浴び、続く今宮健太選手が犠打を敢行し、中田翔選手がバント処理をしましたがなんと中田翔選手がまさかのファースト悪送球をしてしまい1死1、3塁の大ピンチに…

それでも続く栗原隆矢選手を空振り三振に抑え、さらに続く山川穂高選手を2ストライクまで追い込みましたが、投じた5球目が大きく外れ、さらにキャッチャー加藤匠馬選手も捕球することができずワイルドピッチとなってしまい、ドラゴンズまさかの守備ミス連発で同点を許してしまいました…

その後はなんとか後続を抑えると、7回裏、ソフトバンクのリリーフとして登板したのは又吉克樹投手!!

2021年オフにソフトバンクへFA移籍しましたが、移籍後3年目にしてこれがドラゴンズ戦初登板。簡単に2アウトとなりましたが、それでもかつて又吉克樹投手とバッテリーを組んでいた加藤匠馬選手が30打席ぶりのヒットとなる3ベースヒットを放ち、2死3塁の大チャンスを作り、続くは代打大島洋平選手!!

しかしここで又吉克樹投手は降板となり、防御率0.00の左キラー長谷川威展投手が登板となり、結果まさかの大島洋平選手が見逃し三振となり無得点で終わりました…

8回表からは下剋上ストッパー松山晋也投手が登板し、2死走者なしから鷹のドラ3ルーキー廣瀨隆太選手にプロ入り初安打を浴びましたが、現在パ・リーグ盗塁数トップの代走周東佑京選手の盗塁を加藤匠馬選手の代名詞加藤バズーカが炸裂し盗塁阻止し無失点!!

そして同点のまま9回表、竜の守護神ライデル・マルティネス投手が登板し誰もが無失点で抑えると思われましたが、やはり相手は強力ソフトバンク打線。またしても悪夢が…

1死走者なしから打率.095の緒方理貢選手に粘られ結果四球を出してしまうと、加藤バズーカ相手にすかさず盗塁を敢行し、なんと盗塁成功となり1死2塁のピンチに

続く今宮健太選手を空振り三振、さらに続く栗原隆矢選手をセンター方向のフライで打ち取りましたが、なんと無情にも打球はセンター前にポトリと落ちてしまい、結果これがまさかまさかのタイムリーとなり、ドラゴンズ勝ち越しを許してしまいました…

まさかまさかの絶対的守護神ライデル・マルティネス投手が勝ち越しを許す衝撃的すぎる展開に動揺を隠せないまま、9回裏、鷹の剛腕リリーフ松本裕樹投手の前に手も足も出ず、プロ入り初セーブを献上してしまい、ドラゴンズ連勝が2でストップとなりました…

さらに借金3となり、またしてもドラゴンズ5位転落となりました…


6/5 中1-5ソ ●

先発は小笠原慎之介投手。完璧な立ち上がりを見せたかと思われた矢先、2回表2死走者なしから四球と安打で2死1、3塁のピンチを作ると、これがソフトバンク打線が強力と呼ばれる由縁なのか、8番打者の打率1割台の海野隆司選手にタイムリーを浴び先制を許してしまう。

さらに3回表には四球と味方のミスで2死1、3塁のピンチからまさかの3者連続タイムリーを浴びてしまい万事休す…

結果小笠原慎之介投手は5回5失点で降板となり、開幕からの連続QS記録が9でストップとなりました…

一方で反撃に出たい打線でしたが、ソフトバンク先発の大関友久投手の前に手も足も出ず無得点続き…

6回表は斎藤綱記投手が無失点、7回表は梅野雄吾投手が無失点に抑えましたが、それでもドラゴンズ打線はソフトバンクリリーフ陣の前に手も足も出ずまたしても無得点続き…

そんな意気消沈なムードの中、8回表に登板したのは岩嵜翔投手!!
人的補償でドラゴンズに移籍し、2021年の開幕2試合目の移籍後初登板の時に負傷し、以降離脱。
さらにはトミージョン手術も受け、支配下から育成契約となり、長いリハビリに明け暮れた苦労人がついに支配下復帰!!
2年ぶりとなる一軍登板かつドラゴンズ移籍後2試合目の登板であり、さらに相手は古巣ソフトバンク!!

まさに岩嵜翔投手のために用意されたのかと思う復帰登板となりましたが、見事球速153キロを計測する等ソフトバンク打線を無失点に抑え、完全復活を遂げました!!

その岩嵜翔投手が作り出した勢いに乗ったのか、直後の8回裏、その岩嵜翔投手がドラゴンズに移籍したきっかけとなった元ドラゴンズの又吉克樹投手から福永裕基選手の内野安打、村松開人の四球から細川成也選手がタイムリーを放ち一矢報いる!!

しかし反撃もここまで、後続が続かず、さらに9回表には勝野昌慶投手が無失点に抑えましたが、最後までソフトバンクリリーフ陣に抑え込まれ、ドラゴンズ2連敗となりました…

6/6 中3-0ソ ○

先発は柳裕也投手。バンテリンではまさかの2年間勝ち星に恵まれないという逆境の状況でしたが、課題である立ち上がりを抑え、ソフトバンク打線を打たせて取る粘りのピッチングを披露!!

一方打線はソフトバンク先発の東浜巨投手の前にチャンスを作るもまたしても、あと1本が出ない攻撃となりましたが、3回裏、福永裕基選手が放った打球がソフトバンク先発の東浜巨投手に直撃するアクシデントもあり、3回裏を投げ抜くも結果負傷により降板となりました。

それでも4回裏からは去年ノーヒットノーランを達成した石川柊太投手が緊急登板するという圧倒的な戦力を見せる起用となりましたが、それでも先頭打者である、

ビシエド選手がついに今季初ホームランを放ちドラゴンズ先制!!

そして柳裕也投手は粘りのピッチングで5回表まで無失点に抑えましたが、6回表には佐藤直樹選手にヒットを浴び、続く今宮健太選手を併殺打に打ち取りましたが、続く栗原隆矢選手にヒットを浴びたところで降板となりました。

後続に藤嶋健人投手が登板すると、続く山川穂高選手にヒットを浴び2死1、3塁の大ピンチを作りましたが、続く近藤健介選手を抑えきり無失点と好リリーフを見せ、結果柳裕也投手は5回2/3イニング無失点となりました。

その後は鉄壁リリーフ陣が躍動!!
7回表を清水達也投手が無失点に抑えると、8回表な下克上ストッパー松山晋也投手が無失点に抑えるピッチング!!

さらに8回裏には防御率0.00の長谷川威展投手から細川成也選手の四球、ルーキー尾田剛樹選手の犠打ミスから走者入れ替わり盗塁を決め、さらにビシエド選手が申告敬遠となり1死1、2塁のチャンスからなんと加藤匠馬選手が5年ぶりとなるタイムリー2ベースを放ちダメ押し!!

そして最後は竜の守護神ライデル・マルティネス投手がソフトバンク打線の反撃を抑えきり、ドラゴンズ連敗ストップとなる完封勝利を挙げました!!

さらに柳裕也投手はバンテリンで2年ぶりの勝ち投手となり、さらにさらにこの勝利がドラゴンズ通算5000勝となり、借金3ながらも再び4位浮上となりました!!


~感想~

やはりソフトバンクは強かった…
チームとしての戦力の差を見せつけられたカードとなりましたが、それでも一矢報いる完封勝利を挙げました!!

そんな中で一番の吉報はやはりこれ

トミージョン手術を受け育成登録となっていた岩嵜翔投手の支配下復帰でしょう

岩嵜翔投手は又吉克樹投手のFA移籍に伴う人的補償で2021年オフにドラゴンズに移籍。かつて最優秀中継ぎを受賞したこともあり実績も十分のため、2022年は開幕一軍入りしセットアッパーとして期待されていたのですが、まさかの移籍後初登板の試合でストレートの四球の4球投げた後に右肘を痛め負傷降板、以降一軍復帰を目指すも右肘の状態が一向に良くならないために2022年オフにトミージョン手術を受け、育成契約となり長い間リハビリに明け暮れていました。

そんな苦労人がようやく支配下復帰&一軍復帰!!
まだまだ無理は禁物ですが、岩嵜翔投手の活躍に期待したいですね。

なお岩嵜翔投手の支配下登録により、これでドラゴンズの一軍支配下残り枠は1枠となりました。
残り最後の1枠をまた育成から支配下に上げるか、それとも緊急助っ人補強をするのか、はまたま支配下枠を空けるために選手をトレード放出するのか分かりませんが、これからのチームの動きにも注目が集まります。

一方で打線に大きな問題も。実は西武戦から一軍復帰した中田翔選手が西武戦での自打球、さらに一軍復帰も実質的な病み上がり復帰のため、打撃でも守備でも精細を欠くプレーが目立ってきてしまいました。

事実、中田翔選手本人も今の状態を「全然ダメ、フルスイングもできない」というようにかなり深刻な状態となっています。

そのため、6/6の試合ではついにスタメンから外れましたが、それでも代わりに起用されたのがビシエド選手であり、見事ドラゴンズを勝利に導く今季初ホームランを放ちました!!

これは開幕前から予想されていた中田翔選手が不調ならビシエド選手を、ビシエド選手が不調なら中田翔選手を、という併用起用がようやく実現したものでしょう。

しかしながら今の状態の本来のスイングが出来ない中田翔選手を一軍で起用するのはドラゴンズにとっても中田翔選手にとっても悪影響でしかありません。

ここは思いきって再び中田翔選手を二軍調整という手も考えられるでしょう。
なお、実はなんと突如として石川昂弥選手が一軍登録抹消され板山祐太郎選手が一軍登録という、中田翔選手の代役として将来の柱として一番起用したい石川昂弥選手が一軍にいない状況にあります。

さらにさらに正捕手の木下拓哉選手が絶不調により一軍登録抹消、代わりに宇佐見真吾選手が一軍登録されましたが、なんと若手捕手筆頭の石橋康太選手が一軍登録抹消され、代わりに高卒2年目の山浅龍之介選手が一軍登録となりました。

本当なら一軍でスタメン起用したい若手筆頭の石川昂弥選手と石橋康太選手が怪我でもないのに何故か一軍登録抹消されるという意図がよく分からない戦力の入れ替え。しかしながら現場にしか分からない理由や意図があるのでしょう。

ファンはただ見守るしかありませんが、それでも一軍にいる選手が活躍、二軍の若手が更なる成長をするのに期待しましょう!!

次は東北楽天ゴールデンイーグルスとバンテリンでの試合ですが、なんと楽天は現在交流戦1位と破竹の快進撃を見せています。

今シーズンから今江敏晃監督率いる新生楽天、立浪監督と同じPL学園出身ですが、なんとかPL学園の後輩には負けないように勝ちきってもらいましょう。


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