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立浪竜、第二次戦力外通告発表。溝脇隼人選手を戦力外通告へ…。さらに岡田俊哉投手、近藤廉投手、星野真央選手、福元悠真選手を育成契約へ

ドラフト会議も終わり来季に向けて新たな選手が入ってくる一方で、そのドラフトの影響により押し出される形での戦力外通告、第二次戦力外通告が他球団で続々発表される中、10月31日、中日ドラゴンズからもついに第二次戦力外通告が発表されました。

溝脇隼人選手との来季の契約を結ばないことが発表されました。

溝脇隼人(29)
2012年ドラフト5位 内野手 右投左打
今シーズン成績
59試合 打率.175(40-7) 0本 3打点 OPS.458
得点圏打率.143 0盗塁 2失策

通算成績
235試合 打率.224(304-68) 1本 18打点 OPS.560
得点圏打率.241 4盗塁 2失策

溝脇隼人選手は2012年ドラフト5位で指名。怪我等もあり本格的に一軍出場するようになったのはプロ8年目の2020年と遅咲き。去年の2022年は開幕一軍も果たしましたが、レギュラーを奪うということはなく一軍ベンチ要員でした。
それでも去年はキャリアハイの成績となりましたが、今シーズンも開幕一軍も去年の活躍が嘘だったかのように全く活躍できませんでした。
そして今ドラフトでは支配下で内野手を2名、育成で1名指名し、年齢的にも伸び代がないと判断されたのか、プロ11年目にして戦力外通告となりました。


やはり発表された第二次戦力外通告。去年もドラフト後に三ツ俣大樹選手と桂依央利選手が戦力外通告となりましたが、今回は溝脇隼人選手が戦力外通告となってしまいました。

ドラフトでは新戦力の獲得で歓喜した裏では、このように代わりに退団する選手がいるというのがプロ野球の世界の厳しさです。

しかしながら、溝脇隼人選手の戦力外通告によりドラゴンズの二遊間の選手がまたしても若返りが進みました。
今シーズンはこの二遊間の未熟さが最下位の原因の一つとなりましたが、今シーズンの経験を来年活かさないといけません。

去る選手の代わりにこれからの若手選手がドラゴンズを引っ張ってもらわなくてはいけません。

溝脇隼人選手の分まで、若手選手らには来年には躍動してもらいましょう。

そして溝脇隼人選手はあっては今後は未定。悔いのないようにやってもらいたいです。

一方で、岡田俊哉投手、近藤廉投手、星野真央選手、福元悠真選手を来季から育成契約となることが発表されました。

岡田俊哉投手はプロ14年目ながら春季キャンプの練習試合中に右大腿骨骨折をし今季はリハビリで終了。

近藤廉投手は大卒3年目のリリーフ投手でしたが、唯一の一軍登板が1イニング10失点、また二軍でも防御率6点台、フェニックスリーグでも不振と全く奮いませんでした。

星野真央選手は高卒2年目の内野手ですが、今だ一軍出場なし。

福元悠真選手は大卒2年目の外野手ですが、怪我が相次ぎ今シーズン一軍出場なし。さらに怪我の影響によりフェニックスリーグにも派遣できませんでした。

4選手にはそれぞれ大きな課題があります。再び支配下に戻れるように這い上がってもらいたいです。

なお、今回の戦力外通告により支配下枠が5つ空いたことになります。

実は今回の他球団の戦力外通告選手は異常なまでに有名選手がおり、
ロッテの福田秀平選手、広島の薮田和樹投手、巨人の鍬原拓也投手、中島宏之選手、鍵谷陽平投手、田中豊樹投手、オリックスの吉田凌投手、ソフトバンクの森唯斗投手、嘉弥真新也投手、上林誠知選手、楽天の西川遥輝選手、阪神の髙山俊選手、北條史也選手、山本泰寛選手、横浜の田中健二朗投手など、かつて一軍で活躍した選手がこれほどまでに戦力外通告を受けています。

おそらくドラゴンズも獲得に動くことでしょう。
オフのストーブリーグは始まっています。どんな戦力補強に動くか楽しみです。

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