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立浪竜、虎の敵地で五分も板山祐太郎選手が古巣恩返し打で今シーズン13回目の完封勝利!!しかし村松開人選手は左肩SLAP損傷診断と戦線離脱に…それでもついに石川昂弥選手&龍空選手が一軍復帰!!さらに上林誠知選手が二軍でサイクルヒット達成!!

6/25 中1-0神 ○
6/26 中1-1神 △
6/27 中1-8神 ●

~試合結果~
6/25 中1-0神 ○

先発は小笠原慎之介投手。今シーズン序盤に失点するパターンが多く、立ち上がりが課題でしたが今回はその立ち上がりを完璧に抑え幸先良いピッチングを披露!!

しかしながら打線についてはここまで8勝0敗という無敗の阪神先発の才木浩人投手の前に手も足も出ず、無得点に抑え込まれてしまう。

それでも小笠原慎之介投手は好投を続け両者譲らぬ投手戦となり、0-0のまま試合は終盤に入り、小笠原慎之介投手は阪神打線相手に7回無失点と圧巻のピッチングを披露!!

すると8回表、ここまで封じ込まれ、球数110球超えても力投を続けていた才木浩人投手から、2死走者なしから田中幹也選手が3ベースヒットを放ち2死3塁のチャンスを作ると、この僅かなチャンスを逃さないと言わんばかりに、

本日3番ファーストに抜擢された板山祐太郎選手が去年戦力外通告を受けた古巣阪神相手に猛打賞となる値千金の恩返しタイムリーを放ちドラゴンズ先制!!

まさに千載一遇のチャンスをモノにしたドラゴンズはここから必勝リレー、8回裏からは下克上ストッパー松山晋也投手が無失点に抑えると、最後は竜の守護神ライデル・マルティネス投手が阪神の反撃を捩じ伏せ、ドラゴンズ2連勝となり今シーズン13回目の完封勝利となり、

さらに借金4で5位浮上となりました!!


6/26 中1-1神 △

先発は涌井秀章投手。立ち上がり要所を抑えるピッチングで無失点に抑えましたが、4回裏、1死1塁から虎の怪物佐藤輝明選手にタイムリー3ベースヒットを浴びてしまい先制を許してしまいました。

一方打線は阪神先発の大竹耕太郎投手から初回からカリステ選手、田中幹也選手の連打、板山祐太郎選手の犠打、細川成也選手の四球で1死満塁のチャンスを作りましたが、本日一軍復帰した石川昂弥選手が空振り三振、福永裕基選手がレフトフライに倒れ無得点となり、2回表以降も大竹耕太郎投手の前に凡打の山を築いてしまう…

それでも6回表、2死走者なしから

細川成也選手が5/5以来、1か月半ぶりのホームランを放ちドラゴンズ同点!!!!!

また、涌井秀章投手も大ベテランらしい百戦錬磨のピッチングで6回1失点と好投を見せると、7回裏からは斎藤綱記投手が無失点、8回裏には清水達也投手が無失点に抑え磐石のリリーフ陣で阪神打線の追撃を封じる!!

しかしながらドラゴンズ打線にあっては7回表に福永裕基選手のヒット、宇佐見真吾選手の犠打、山本泰寛選手の進塁打で2死3塁のチャンスを作るも、続く今だ打率0割の代打中島宏之選手がセカンドゴロに倒れ無得点…

さらに9回表には虎の助っ人ストッパーゲラ投手から石川昂弥選手のヒット、代走岡林勇希選手の盗塁で2死2塁のチャンスを作るも、代打大島洋平選手がセカンドゴロに倒れまたしても勝ち越しならず…

そして9回裏からは下克上ストッパー松山晋也投手か登板するも、先頭打者の森下翔太選手に死球、さらに1死1塁から前川右京選手に2ベースヒットを浴びてしまい1死2、3塁の絶体絶命の大ピンチに…

続く佐藤輝明選手を申告敬遠とし1死満塁となり、まさに背水の陣の状態から続くは去年中日戦打率.500の中日キラー「直球破壊王子」渡辺諒選手

甲子園に犇めく阪神ファンの大声援というオマケ付きという究極の大ピンチという中でしたが、ここから松山晋也投手の真骨頂のピッチング!!

「直球破壊王子」渡辺諒選手を球速155キロのガンギマリ直球で空振り三振に仕留めると、続く小幡竜平選手をセンターフライに打ち取り、1死満塁の大ピンチを見事無失点に抑えました!!

そして今シーズン12回目の延長戦に突入し、延長10回表は虎の3年目のルーキー桐敷拓馬投手に無得点に抑え込まれてしまうと、延長10回裏には橋本侑樹投手が登板。

しかしながら2死走者なしから中野拓夢選手に2ベースヒット、さらに代打豊田寛選手にセンターに抜ける打球を放たれるもセカンド田中幹也選手の異次元の守備範囲により打球に追い付き、内野安打とするも2死1、3塁とまたしても絶体絶命の大ピンチに…

続くは虎の主砲大山悠輔選手、もはや万事休すかと思われましたが、橋本侑樹投手が粘りのピッチングでサードゴロに打ち取り無失点に抑えサヨナラを阻止!!

延長11回表には虎のクローザーであり絶対的中日キラー岩崎優投手から1死走者なしから板山祐太郎選手が内野安打を放つも、後続が続かず勝ち越しならず

延長11回裏には祖父江大輔投手が熟練のピッチングで無失点に抑えると、延長12回表、現役ドラフトで加入した虎のリリーフ漆原大晟投手から福永裕基選手が相手のエラーで出塁すると、山本泰寛選手、加藤匠馬選手が連打を放ち1死満塁と大チャンス到来!!

続くは1番打者として更なる覚醒を見せる竜の核弾頭カリステ選手、フルカウントまで粘り投じた6球目を捉え試合を決める走者一掃の…!!

併殺打を放ってしまい、ドラゴンズまさかまさかの無得点に終わってしまいました…

あまりにも無情すぎる展開ながらも、延長12回裏を竜の守護神ライデル・マルティネス投手が阪神打線を捩じ伏せ、ドラゴンズ延長12回の死闘を引き分けに終わりました。

6/27 中1-8神 ●

先発は梅津晃大投手。初回から荒れながらも粘りのピッチングで阪神打線を抑えていくも、対するドラゴンズ打線は阪神先発村上頌樹投手の前にチャンスを作るもまたしても後1本が出ず、今回も投手戦に。

そして試合は0-0のまま7回表、梅津晃大投手がここまで無失点と好投していましたが、中野拓夢選手に2ベースヒット、さらに森下翔太選手の打球を自身のフルダースチョイスによりセーフとなってしまい、無死1、3塁の大ピンチから続く虎の主砲大山悠輔選手にタイムリーを浴びてしまい先制を許し、梅津晃大投手はここで降板となりました…

それでも無死1、2塁のピンチに斎藤綱記投手が登板しましたが、続く前川右京選手、佐藤輝明選手にまさかの連続タイムリーを浴びてしまい、この回4失点と撃沈…

結果梅津晃大投手は6回3失点となり、そのまま斎藤綱記投手も降板となり、後続をフェリス投手が抑えましたが、8回裏、田島慎二投手が今季初登板となりましたが、まさかまさかの四球を挟む4連打で一挙3失点となり、さらに無死満塁のピンチを作ったところで、1アウトも取れず降板となってしまいました…

後続に勝野昌慶投手が登板しましたが、犠牲フライを浴びさらに失点してしまい、結果この失点で8失点目と万事休す…

そして試合9回表、阪神先発の村上頌樹投手が今だマウンドに君臨し、このまま完封負けかと思われましたが、ただでは起きないのがドラゴンズ打線。

細川成也選手、石川昂弥選手の連打で1死1、2塁のチャンスから福永裕基選手がタイムリーを放ち村上頌樹投手の完投完封を阻止し一矢報いましたが、焼け石に水。

ドラゴンズ惨敗を喫し、連勝も2でストップとなってしまいました…


~感想~

鬼門甲子園での試合でしたが、なんとか1勝1敗1分と五分に踏みとどまりました。

投手陣は奮闘!!
小笠原慎之介投手と涌井秀章投手が力投を見せ、リリーフ陣も磐石の粘りのピッチングを見せてくれました!!
しかしながら打低ゆえにリリーフ陣が登板過多となってしまうのが悩みの種。なんとか楽な試合展開をと行きたいところです。

一方打線としてはやはりまだまだ全体的に貧打が目立つカードとなり、3試合で僅か3得点と厳しい結果となってしまいました。

そんな中でもやはり一番目立った活躍をしたのがまたしても板山祐太郎選手でした!!

6/27は無安打でしたが、
6/25には猛打賞含む決勝タイムリー
6/26にはマルチ安打
と結果12打数5安打、打率.417と大活躍!!

守備でもライトからのレーザービームで本塁阻止とドラゴンズファンの度肝を抜く活躍を見せ、まさに去年まで在籍した古巣阪神に痛烈な恩返しを見せました!!

もう板山祐太郎選手はドラゴンズに欠かせない選手になりつつあります。やはり戦力外からの育成入団という崖っぷちから這い上がった男の力は凄まじいもの。この板山祐太郎選手の姿勢もドラゴンズの若手選手には見習ってほしいですね。

そしてついに出た!!細川成也選手のホームラン!!
なんと5/5以来という1か月半以上ホームランが出ていなかったのですが、ようやく待望の一発!!
しかも浜風のある甲子園ライトスタンドにぶちこむという相変わらずのパワー!!

やはり細川成也選手のパワーは規格外、なんとか本塁打量産と行きたいところですが、それでも今シーズンはボールが飛ばないという疑惑もある打低シーズン。うまくは行かないとは思いますが、細川成也選手のさらなる活躍に期待したいですね。

一方、6/23の広島戦で負傷した村松開人選手にあっては再検査の結果、

「左肩SLAP損傷」と診断されました

なかなか聞きなれない診断結果ですが、SLAP損傷とは関節唇損傷のことであり、これは去年WBCでも活躍し、さらに元ドラゴンズの李鍾範選手の息子であり、今シーズンからメジャー移籍をした韓国のスター、イ・ジョンフ選手と同じ怪我となります。

この怪我自体は投手が患うことが多く、他の投手では元ヤクルトの伊藤智仁投手、元日ハムの斎藤佑樹投手、元ソフトバンクのサファテ投手が同じ怪我をしており、またドラゴンズにあっては2013年に堂上剛裕選手がこの怪我を受けて手術をしています。

村松開人選手は現段階では手術とはならず、早期復帰を目指しリハビリとなりましたが、ドラゴンズとしてはかなりの痛手。まずはしっかり治してほしいですね。

その村松開人選手の代わりに一軍昇格したのが、ドラゴンズファンが待ちに待っていた、龍空選手です!!

さらに中田翔選手も不振に陥り、さらに身体の状態も加味した上で一軍登録抹消となり、代わりに一軍昇格したのがこれもドラゴンズファンが待ちに待っていた石川昂弥選手でした!!

一体いつになったら一軍に来るのかとドラゴンズファンが阿鼻叫喚の声が上がっていましたが、ようやく一軍に復帰しました!!

石川昂弥選手と龍空選手はドラゴンズの若き柱にならなくてはいけない二人ですが、去年はかなり課題があったのも事実。
この課題が解消されていることを期待したいですね。


一軍に待望の選手が復帰した一方で、二軍ではまさかの大記録が達成されました。

上林誠知選手が二軍でサイクルヒットを達成しました!!

まさかまさかの快挙!!
一軍では2016年に大島洋平選手、2018年に平田良介選手がサイクルヒットを達成していましたが、ドラゴンズの二軍では今まで聞いたことがない快挙達成となりました!!

上林誠知選手もソフトバンクから戦力外通告を受けてドラゴンズに移籍した選手。上林誠知選手も崖っぷちに立たされた選手であり、板山祐太郎選手のように崖っぷちから這い上がった選手の力は凄まじいものがあります。

このような活躍を是非とも一軍の試合で見せてほしいですね。

次はバンテリンドームで天敵横浜戦。横浜は交流戦で勢いを付け、さらにハマの怪物ルーキー度会隆輝選手が一軍復帰してから破竹の勢いを見せています。

厳しい戦いが続いていますが、なんとか勢いのつく試合をしてほしいですね。

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