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立浪竜圧巻完封劇!!14年ぶりの同一カード3完封!!広島打線相手に3試合連続完封勝利&2カード連続勝ち越し!!

4/5 中1-0広 ○
4/6 中4-0広 ○
4/7 中1-0広 ○

~試合結果~
4/5 中1-0広 ○

先発は柳裕也投手。広島打線相手にヒットを浴びつつも、要所を抑える粘りのピッチングで立ち上がりを無失点に抑える!!

一方打線は去年散々やられた広島先発の中日キラー九里亜蓮投手の前に今回も翻弄され全く手も足も出ない状態に

そんな状況を柳裕也投手が自ら打破しようと3回表にライト前ヒットを放ちましたが、なんとライト田村俊介選手の強肩に阻まれ、まさかまさかのライトゴロとなってしまいました…

その後も打線は沈黙を続け、なんと6回表終了時点で九里亜蓮投手の前に今だノーヒットという最悪の流れに…

それでも柳裕也投手は広島打線を淡々と抑え続け無失点ピッチングを継続すると、7回表にようやく三好大倫選手がヒットを放ちノーヒットノーランを阻止!!

そして柳裕也投手は広島打線相手に7回無失点と圧巻のピッチングを披露すると、8回表、ここまで好投を続けていた九里亜蓮投手から中田翔選手が2ベースヒットを放ち今日初めてのチャンスを作ると、まさに千載一遇のチャンスを逃さんと言わんばかりに細川成也選手がタイムリーを放ち、ついにドラゴンズ先制!!

1点リードのままここからは磐石のリレー、8回裏にはセットアッパーの座を掴んだ勝野昌慶投手が広島打線に付け入る隙を与えないピッチングで無失点に抑えると、9回裏には竜の守護神ライデル・マルティネス投手が広島打線を力で捩じ伏せ、ドラゴンズ今季初の完封勝利&ビジター勝利となりました!!

4/6 中4-0広 ○

先発は涌井秀章投手。初回からピンチを作りながらま巧みなピッチングで立ち上がり無失点に抑えると、打線は3回表、広島先発のハッチ投手から三好大倫選手のヒット、高橋周平選手のヒットで1死1、3塁のチャンスから中田翔選手が犠牲フライを放ちドラゴンズ先制!!

さらに5回表には田中幹也選手のヒットから細川成也選手が2ランホームランを放ち広島先発のハッチ投手を攻略すると、6回表には広島のリリーフコルニエル投手から加藤匠馬選手の四球、ロドリゲス選手の犠打、三好大倫選手の四球から田中幹也選手がタイムリーを放ちダメ押し!!

一方涌井秀章投手も広島打線の反撃を要所要所で抑え、6回まで無失点と好投!!

しかし7回裏、田村俊介選手に3ベースヒットを浴び無死3塁のピンチを作り、続く菊池涼介選手を抑え、さらに広島の代打の切り札、代打松山竜平選手が登場したところでベンチは涌井秀章投手から斎藤綱記投手に交代

その斎藤綱記投手も抜群の安定感で松山竜平選手、続く田中広輔選手というベテランを見事抑えきり無失点!!結果涌井秀章投手も6回1/3イニング無失点となりました!!

そして8回裏には清水達也投手が登板しましたが、四球と安打から1死満塁の大ピンチを作り、一発出ればたちまち同点という状況となり、広島のボルテージは一気に最高潮へ

それでもここからが清水達也投手の本領発揮!!
続く坂倉将吾選手を三振、さらに田村俊介選手をレフトフライに打ち取り無失点と抑えきると、最後は調整のために配置転換中の下剋上セットアッパー松山晋也投手が、復調を見せるピッチングで広島打線に反撃の隙すら与えない圧巻のピッチングで封じ込め、ドラゴンズなんと広島打線に先発野手全員安打&10被安打ながらも2試合連続完封勝利となりました!!

さらに涌井秀章投手は高卒1年目から20年連続の勝利投手となりました!!

4/7 中1-0広 ○

先発はメヒア投手。前回登板では初回に3失点と出鼻を挫かれましたが、今回は上旬な立ち上がりを見せ広島打線相手に無失点を積み重ねていく。

打線も広島先発黒原拓未投手を打ちあぐねていましたが、それでも5回表、上林誠知選手のヒットから宇佐見真吾選手がタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ先制!!

さらにメヒア投手も勢いを増し、広島打線を捩じ伏せ続け、結果7回無失点と圧巻のピッチング!!

そして1点リードのまま8回表、勝野昌慶投手が登板するも、1死走者なしから矢野雅哉選手にヒットを許し、続く広島の代打の切り札である代打松山竜平選手に2ベースヒットを浴び、ついに痛恨の同点に…

と、思いきや、レフト細川成也選手とサード高橋周平選手の好返球の連携プレーにキャッチャー加藤匠馬選手の好タッチにより本塁アウトで同点ならず!!

それでも2死2塁とピンチは続き、さらに続く打者は左の野間峻祥選手ということから、ベンチは勝野昌慶投手から斎藤綱記投手へ交代

しかし野間峻祥選手にヒットを浴び、さらに代打菊池涼介選手を敬遠し、2死満塁と絶体絶命の大ピンチに

これが広島打線の反撃か…万事休すかと思われましたが、続く小園海斗選手を三振に抑え、結果無失点と魂の火消しとなりました!!

そして1点リードのまま、9回裏は竜の守護神ライデル・マルティネス投手が圧巻のピッチングで広島打線に反撃の隙すら与えず抑えきり、ドラゴンズ3連勝&チーム12年ぶり、マツダスタジアムでは14年ぶりの3試合連続完封勝利となりました!!


~感想~

ついにやったドラゴンズ3試合連続完封勝利!!
チームでは2012年9月15日~17日での広島、巨人戦以来12年ぶり。同一カードでの3完封は2010年7月16日~18日での広島戦以来14年ぶりの快挙となりました!!

この14年前の完封劇も実はマツダスタジアムでの完封劇!!
当時は山井大介投手、中田賢一投手、チェン投手による完封劇でしたが、この時はなんと3投手が揃って完投完封という異次元のピッチングを見せました

なお2010年の連続完封勝利はなんとこの後も2試合続き、NPB記録となる5試合連続完封勝利、さらに5試合目は延長11回でのサヨナラ勝ちの完封勝利という神がかった完封記録を樹立しました。

今回は完投完封ではなく、継投による3試合連続完封勝利となりましたが、今回もまさに異次元すぎる神がかった完封リレーと言えるでしょう!!

まさにドラゴンズ投手陣の粘りが生んだ最高の結果となりました!!


一方打線についてはまさに紙一重、下手すればこちらが完封されてしまうような、広島投手陣に抑え込まれる展開が目立ちましたが、それでも千載一遇のチャンスを見事モノにした、去年までにはなかった攻撃を見せてくれました。

現在の打線は開幕からおおむね打線が、
1.中 三好大倫
2.二 田中幹也
3.三 高橋周平
4.一 中田翔
5.左 細川成也
6.右 上林誠知

という形になっていますが、細川成也選手以外の5選手は去年のドラゴンズ打線にはいなかった5選手です。

三好大倫選手は二軍暮らし、田中幹也選手は開幕前の右肩脱臼によりシーズン絶望、高橋周平選手は去年も大不振に陥りスタメン剥奪、中田翔選手は去年巨人でプレー、上林誠知選手は去年ソフトバンクでプレーと、去年の戦力にはいませんでした。

それでも今やここぞというところで打ってくれており、とくに田中幹也選手にあっては得点圏打率.571と驚異的な勝負強さを見せています!!

上林誠知選手にあっては、ソフトバンクから戦力外という非常に厳しい立場からのドラゴンズへの加入となりましたが、ここまで、
打率.316(19-6) 0本 0打点 OPS.697
と安定感のある成績となっています。

なお中田翔選手は4月6日の試合では6回裏から途中交代し、4月7日の試合では欠場となり、理由としては膝の調子を考慮としての休養ということでした

中田翔選手は今やドラゴンズ打線には必要不可欠の存在であり、新しい柱です。
とくに4月5日の九里亜蓮投手から放った2ベースヒットが打線に火を着けました。
今シーズンより加入した頼れるベテランの活躍に今後も期待したいですね。

また、細川成也選手にあっては完全に復調したのか、サヨナラホームランを打って以降の成績が、
打率. 389(18-7) 3本 4打点

と圧巻の成績!!

開幕から18打席連続ノーヒットと不振に陥りましたが、なんのその。やはり細川成也選手の打撃は本物です。今シーズンは去年以上の活躍に期待したいですね。

次からは鬼門ハマスタでの天敵横浜戦。しかも横浜はハマの怪物ルーキー度会隆輝選手の加入、去年ついにブレイクした愛知県出身の関根大気選手のさらなる覚醒により、現在の横浜打線がかつてのマシンガン打線のように超強力なものとなっています。

対するドラゴンズも現在3試合連続完封勝利と投手陣が無双状態。まさに最強の矛と最強の盾の戦いとなりますが、まずは去年のように為す術なく横浜に蹂躙されるような展開は防ぎましょう。


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