立浪竜ついに貯金尽きる…直近9試合で1勝7敗1分の泥沼地獄…投手陣が大荒れ与四球地獄に一体どうしたドラゴンズ…!!
4/27 中4-5広 ●
4/28 中0-0広 △
~試合結果~
4/27 中4-5広 ●
先発は梅津晃大投手。4/14以来の登板となりましたが、立ち上がりから制球が定まらず大乱調。
2回表に四球から宇草孔基選手に2ランホームランを浴び失点を許してしまうと、さらに4回表にはストライクが全く入らず、1死満塁の大ピンチから矢野雅哉選手にポテンヒットを許し失点するも2塁走者がアウトとなりセンターゴロ失点という珍しい記録も出ましたが、続く森下暢仁投手に四球を出したところで梅津晃大投手は降板となり、結果3回2/3イニング3失点、被安打5、与四球4となりました。
後続を橋本侑樹投手が抑え、5回表も橋本侑樹投手が無失点に抑えましたが、反撃に出たい打線も2回裏に広島先発森下暢仁投手から上林誠知選手が移籍後初ホームランを放ちましたが、それ以外は森下暢仁投手の前に上手く抑え込まれてしまい反撃ならず
6回表に梅野雄吾投手が無失点に抑えましたが、7回表に2死走者なしから味方のエラー等で2死満塁のピンチを作ってしまい、小園海斗選手にタイムリーを浴びてしまい万事休す…
8回表には福谷浩司投手が無失点に抑えましたが、最早これまでか…そう思われた8回裏、広島のリリーフ益田武尚投手からカリステ選手がホームランを放つと、さらに中田翔選手のヒットから細川成也選手が2ランホームランを放ちドラゴンズついに1点差に!!
これで流れはドラゴンズに傾くかと思われましたが、9回表、竜のセットアッパー勝野昌慶投手が登板するも2死走者なしから坂倉将吾選手に四球を出すと、続く小園海斗選手にまさかのタイムリー2ベースを浴びてしまい自ら流れを手離しこれがトドメ…
最後は広島のクローザーであり絶対的中日キラーの栗林良吏投手に抑え込まれ、ドラゴンズ2連敗となり、今シーズン最大貯金6あったのが、ついに貯金0となり、広島と同率3位となりました…
4/28 中0-0広 △
先発は高橋宏斗投手。OP戦では制球難により全く試合を作ることができず開幕二軍スタートとなりましたが、着実に二軍で調整をしたことにより、ようやく今季初登板となりましたが、やはり高橋宏斗投手の実力は本物!!
今季初登板ながらも広島打線相手に付け入る隙を与えず、7回無失点と圧巻のピッチングを披露!!
そんな圧巻のピッチングを披露する高橋宏斗投手を援護したい打線でしたが、こちらも広島先発の中日キラー九里亜蓮投手にまたしても封じ込められてしまい、チャンスを作るも無得点のイニングが続き高橋宏斗投手を援護できませんでした。
8回表からは下剋上ストッパー松山晋也投手が3者連続奪三振という圧巻のピッチングで無失点、そして9回表には竜の守護神ライデル・マルティネス投手が広島打線を捩じ伏せ無失点と抑えるピッチング!!
それでも打線は無得点続きという中でしたが9回裏、広島のクローザーであり絶対的中日キラーの栗林良吏投手から中田翔選手のヒットと相手のミス、さらに上林誠知選手への申告敬遠から2死1、2塁というサヨナラの大チャンス!!
そして続く代打山本泰寛選手が試合を決めるかと思われましたが、ライトフライに倒れ無得点となり、試合は0-0のまま今シーズン4度目の延長戦へ。
延長10回表を斎藤綱記投手が無失点に抑えると、延長10回裏、広島の剛腕リリーフ矢崎拓也投手から村松開人選手の四球、代打石川昂弥選手の今季初ヒットで無死1、2塁という再びサヨナラの大チャンスに!!
しかし岡林勇希選手が犠打ミスでファールフライ、田中幹也選手が空振り三振、続くカリステ選手は四球を選び2死満塁という状況から、去年矢崎拓也投手からサヨナラホームランを放った代打宇佐見真吾選手がセカンドゴロに倒れ、またしてもサヨナラとはなりませんでした。
それでも延長11回表を清水達也投手が無失点に抑えると、延長11回裏、今度は広島のリリーフサウスポー森浦大輔投手から細川成也選手が相手のミスにより出塁、上林誠知選手の犠打、山本泰寛選手のヒット、代打福永裕基選手の申告敬遠により、1死満塁と三度目のサヨナラの大チャンスに!!
続くは前打席ヒットの石川昂弥選手でしたが、無情にもまさかのセカンドインフィールドフライ、そして岡林勇希選手はセカンドゴロに倒れ、ドラゴンズ三度のサヨナラの大チャンスを活かせませんでした
そして延長12回表を怪我により開幕二軍スタートだった藤嶋健人投手が今季初登板を無失点に抑え、結果、ドラゴンズ投手陣は延長12回無失点と圧巻のピッチングとなりましたが、延長12回裏、広島の塹江敦哉投手の前に成す術なく抑え込まれ、ドラゴンズまさかの0-0の引き分けとなりました。
~感想~
一体どうしたドラゴンズ!!
首位に躍り出たのも束の間、直近9試合で1勝7敗1分と大失速を見せてしまい、ついに貯金0となりました…
こうなってしまった原因の一つが鉄壁だった投手陣が崩れてしまったことです。
ドラゴンズ投手陣といえば首位に立った時は抜群の安定感を誇り、与四球も殆どなかったのですが、今の投手陣は何故か異常なまでに与四球を出してしまっており、与四球から崩れる展開が続いてしまっています。
実際に開幕からの全試合の与四球を試合別に表すと、
3/29 中4-7ヤ ● 与四球3個
3/30 中1-1ヤ △ 与四球4個
3/31 中2-5ヤ ● 与四球2個
4/2 中4-3巨 ○ 与四球0個
4/3 中5-2巨 ○ 与四球0個
4/4 中0-2巨 ● 与四球1個
4/5 中1-0広 ○ 与四球1個
4/6 中4-0広 ○ 与四球1個
4/7 中1-0広 ○ 与四球2個
4/9 中3-1横 ○ 与四球0個
4/10 中6-1横 ○ 与四球2個
4/12 中2-2神 △ 与四球1個
4/13 中5-2神 ○ 与四球3個
4/14 中1-2神 ● 与四球3個
4/16 中3-2ヤ ○ 与四球0個
4/17 中2-0ヤ ○ 与四球4個
というように、首位だった4/17までは16試合の内、
与四球は28個でした。
しかしながら連敗がスタートした4/18以降は、
4/18 中5-11ヤ ● 与四球7個
4/19 中0-7神 ● 与四球3個
4/20 中2-15神 ● 与四球7個
4/21 中0-3神 ● 与四球3個
4/23 中0-2巨 ● 与四球0個
4/24 中3-2巨 ○ 与四球4個
4/25 中2-3巨 ● 与四球2個
4/27 中4-6広 ● 与四球9個
4/28 中0-0広 △ 与四球2個
というように、9試合の内、与四球37個と異常なまでに増えてしまっています。
何故いきなりここまで与四球が増えてしまったのか原因は一切不明ですが、やはり今シーズンは打低だからこそ、攻撃面では四球の価値は上がりますし、守りの面では四球を出すことによってよりピンチが拡大し自分たちの首を絞める結果になるといえます。
これに関しては素人がどうこうできる問題ではありません。投手陣、首脳陣になんとか解決策を出してもらいましょう。
また、打線に関してもある問題が発生しており、それは岡林勇希選手と木下拓哉選手の成績低迷です。
岡林勇希選手はOP戦の初戦に右肩を痛めそのまま負傷により開幕二軍スタートとなっていましたが、満を持して4/19の阪神戦から復帰し、1番打者起用されていました。
しかし、岡林勇希選手はここまで8試合起用され、成績がなんと、
8試合 打率.125(32-4) 0本 1打点 OPS.308
と本調子とは言い難い状態にあります。
一応、巨人の菅野智之投手からタイムリー2ベースを放ちましたが、それ以外はまだまだであり、今回の広島戦では10打数1安打という結果となってしまいました。
また、木下拓哉選手もここまでの成績が、
18試合 打率.140(43-6) 0本 0打点 OPS.322
と、本来の木下拓哉選手とはかけ離れた成績となってしまっています。
岡林勇希選手はドラゴンズの若き柱として打線を牽引しなくてはいけませんが、やはり負傷離脱による調整不足がまだ尾を引いているようにしか感じません。
木下拓哉選手も一体どうしたのか、打てる気配がさっぱりしません。
ファンからしてみればレギュラー選手といえど、やはり思いきって再び二軍調整という手段を取るのも一つの手かと思いますが、ここは首脳陣がどういう判断に託しましょう。
そんなネガティブな話題ばかりになりそうなドラゴンズですが、ポジティブな話題もあります。
実は上林誠知選手が広島戦ではかなり好調であり、対広島戦成績にあってはなんと、
4試合 打率.545(11-6) 1本 1打点 OPS1.485
というハチャメチャな成績を残しています。
上林誠知選手はソフトバンクから戦力外通告を受けてドラゴンズに来た選手ですが、4/27の試合でついに移籍後初ホームランを放ちました!!
上林誠知選手はかつてはNPBを代表する素晴らしい成績を残したこともある選手でしたが、アキレス腱断裂という大怪我から一気に成績下降してしまいました。
それでもやはり素晴らしい成績を残した経験値は今までのドラゴンズには足りない要素の一つです。
この調子でまたドラゴンズで生き返ってほしいですね。
そしてまた打った細川成也選手!!
これでセ・リーグトップタイの5本塁打となりました!!
細川成也選手は開幕18打席連続ノーヒットと絶不調に陥っていましたが、なんのその。
心配を杞憂に終わらせ、結果としてリーグ屈指のスラッガーとして結果を残しています!!
まさに細川成也選手はドラゴンズの要。いかにチャンスで細川成也選手に回すかが鍵となります。
これからもどんどん打ってほしいですね。
次はバンテリンで横浜戦。GWにより月曜日、火曜日、水曜日という変則日程となりますが、まずは今の負の流れをなんとか断ち切ってもらいたいですね。
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