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立浪竜また劇的試合!?ついに根尾昂投手が今季初登板!!守乱&乱打戦もカリステ選手サヨナラ打で見事制す!!しかし今シーズン23回目の完封負けでまた柳裕也投手見殺し…そして守護神R.マルティネス投手離脱し今シーズン終了に…

9/17 中0-3広 ●
9/18 中8-7広 ○

~試合結果~
9/17 中0-3広 ●

先発は柳裕也投手。もはや初回が課題であったことは過去のもの。完璧な立ち上がりを見せると最早後半戦の柳裕也投手はリーグ屈指のエース投手と化しており面白いように広島打線を捩じ伏せる。

しかし柳裕也投手の後半戦の援護点は僅か4点という信じられないムエンゴ。今回こそはと行きたい打線でしたが、広島先発の中日キラー九里亜蓮投手の前にまたしても手も足も出ない展開に…

そして試合はお互い無得点のまま6回表、2死1塁から打率.140の羽月隆太郎選手にまさかまさかのタイムリー2ベースを浴び先制点を許すと、続く小園海斗選手にもタイムリーを浴び2失点と痛すぎる展開に…

それでも柳裕也投手は立ち直り、まさにエースの如く抑え続け結果8回2失点と圧巻のピッチングを披露!!

でしたが、打線はまたしても沈黙…ランナーを出しチャンスを作るも併殺打という展開を繰り返し、まさかまさかの1試合4併殺打とまたしても柳裕也投手に援護点を与えることができない展開に…

そして9回表は斎藤綱記投手が登板するも、1死1、3塁のピンチから代打末包昇大選手にタイムリーを浴び万事休す…後続を祖父江大輔投手が抑えましたが、最後は復活した広島のクローザー中日キラー栗林良吏投手の前に成す術なく蹂躙され、ドラゴンズまさかの今シーズン23回目の完封負けを喫しました…

9/18 中8-7広 ○

どこに行ってんだチャンピオンッッッ!!!
俺たちは君を待っていたッッッ!!!

ついについについに!!!!
根尾昂投手が今季初登板初先発!!!!

初回先頭打者の秋山翔吾選手に四球を出してしまいますが、後続を抑えきり立ち上がり無失点に抑えるピッチング!!

すると打線も2回裏、広島先発森翔平投手から細川成也選手の四球、福永裕基選手の2ベースヒットから女房役であり根尾昂投手とドラフト同期の石橋康太選手がタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ先制!!

さらに4回裏にはまたしても石橋康太選手のヒットから根尾昂投手がついに投手転向後初ヒットを放つと、続く岡林勇希選手がタイムリーを放ち若竜が躍動!!

一方根尾昂投手は二軍では制球難から崩れることが多かったのですが、今回は広島打線を丁寧に要所要所を打たせて取るピッチングで切り抜け6回無失点と好投!!

さらにさらに6回裏には広島のリリーフ中﨑翔太投手からまたしても石橋康太選手がフェンス直撃の2ベースヒットとプロ入り初猛打賞を放つと、続く根尾昂投手が痛烈な打球を放つも今度はドラフト同期でありライバルでもあった広島の小園海斗選手の好守に阻まれヒットならず。
それでも岡林勇希選手、大島洋平選手の連続四球で2死満塁のチャンスから続くカリステ選手が走者一掃のタイムリー2ベースを放ちドラゴンズ今日6得点!!

そして7回表も根尾昂投手が続投!!先頭の羽月隆太郎選手に四球を出すも、続く小園海斗選手をライトフライに抑えると、続く堂林翔太選手をショートゴロに打ち取り併殺打で3アウトチェンジとなり7回無失点と圧巻のピッチングを披露!!

…と思われた矢先、まさかまさかの悪夢。
ショートのカリステ選手の送球をセカンド福永裕基選手が落球してまい、併殺打のはずがオールセーフとなり一転して1死1、2塁のピンチとなり、さらに坂倉将吾選手にヒットを浴び1死満塁からマクブルーム選手のセンターへ抜ける打球をセカンド福永裕基選手が好守を見せセカンドゴロとなり、その間に3塁走者が生還し、ついに今季初失点。
さらに続く田中広輔選手に四球を出し、2死満塁となったところで根尾昂投手は降板となりました。

それでも根尾昂投手は球数98球で6回2/3イニングを投げ自責点0と素晴らしいピッチングを披露し、プロ入り初勝利の権利も得ました!!

そして後続には藤嶋健人投手が登板。現在28試合連続無失点中とまさに竜の火消し人。2死満塁も続くは打率.143のルーキーの中村貴浩選手。さらにドラゴンズ5点リードの状況。

誰も抑えて当然と思っていましたが、ここから信じられない地獄が待ち受けていました…

なんと藤嶋健人投手が中村貴浩選手にタイムリーを浴び1失点となり、ついに連続無失点記録がストップ。なおも2死満塁から続く広島の代打の切り札松山竜平選手が痛烈な打球を放つもファースト真正面となり、ファーストゴロと思われた矢先になんとビシエド選手がまさかの後逸をし、さらに2失点…

これで5点リードから2点リードに縮み、なおも2死1、3塁と一発出ればたちまち逆転の大ピンチに

ここで立浪監督は藤嶋健人投手から左の斎藤綱記投手を起用しましたが、続く秋山翔吾選手には左対左を全く苦にせず、またしてもまさかまさかのタイムリーを浴び、これでとうとう1点差に…

それでも2死1、3塁と大ピンチは続き、新井監督も勝負所と羽月隆太郎選手に昨日代打でタイムリーを放った末包昇大選手を代打で起用すると、これに対し立浪監督も斎藤綱記投手から清水達也投手を起用

前回の横浜戦で同点の9回裏無死満塁を神業のようなピッチングで無失点に抑え、復活を見せつつある元セットアッパーに全てを託しましたが、代打末包昇大選手の勢いに負け、まさかまさかのタイムリーを浴びてしまいました…

これでドラゴンズ6点リードから悪夢の1イニング6失点で同点となってしまい、

根尾昂投手のプロ入り初勝利が無くなりました…


もはや悪夢を超えたナイトメア…
さらに2死1、2塁とピンチは続き、小園海斗選手の打席で清水達也投手がまさかの暴投をし2死2、3塁とドラゴンズはボロボロ…
カウント2ボールノーストライクから立浪監督は清水達也投手から福敬登投手に交代し、これでなんと1イニング5投手が登板と前代未聞の継投策に…

それでも福敬登投手が小園海斗選手を3球で空振り三振に抑え、ドラゴンズなんとか逆転だけは食い止め、悪夢のような7回表を終えました…

なお根尾昂投手は6回2/3イニング自責点0も失点4という結果となりました…

信じられない守乱から乱打戦となってしまい大荒れの展開となってしまったドラゴンズ。
そうなると勢いはもはや広島のものなのか、7回裏を広島のストッパー矢崎拓也投手に封じ込められてしまうと、8回表には来日から防御率0.00のフェリス投手を起用しましたが、四球から1死1、2塁とまたしても大ピンチに…

それでもフェリス投手がなんとか力で捩じ伏せ無失点に抑えるも、8回裏には広島のセットアッパー島内颯太郎投手の前にまたも封じ込められ勝ち越しならず

そして9回表を現在18試合連続無失点中の怪物ルーキー松山晋也投手が登板しましたが、先頭の代打大盛穂選手に死球、さらに1死1塁から矢野雅哉選手のバントの打球を松山晋也投手がまさかのエラー悪送球とし1死1、2塁とし、続く小園海斗選手をショートゴロに抑え2死2、3塁と大ピンチに

それでも怪物ルーキー松山晋也投手の前にはピンチは関係ないのか、続く堂林翔太選手をショートゴロに打ち取りましたが、

カリステ選手の送球が逸れ、これがタイムリー内野安打となり、ドラゴンズまさかまさかの勝ち越しを許してしまいました…

なんとか後続を抑えましたが、これで松山晋也投手の連続無失点記録がストップしてしまい、さらに松山晋也投手が負け投手となってしまい、6点リードから大逆転負けという最悪の展開へ…

そして9回裏、なんとか意地を見せてほしいドラゴンズ打線に対し無情にも広島のクローザーであり絶対的中日キラーの栗林良吏投手が登板。

不調により一時はクローザーから外されていましたが、最早完全復活した中日キラーの前に加藤翔平選手、カリステ選手が呆気なく抑えこまれ、2死走者なしと万事休す…

もはやこれまで…6点リードから根尾昂投手のプロ入り初勝利を消すわ、度重なる守乱でついに逆転を許すわ、失点7に対し自責点0という神業のような失点をするわ、お笑い集団と化してしまったドラゴンズ…

これで借金30…とんでもない大逆転負けで全国のプロ野球ファンから馬鹿にされる光景が目に浮かび、怒りと悔しさと情けなさからドラゴンズファンの感情がめちゃくちゃに…



まさに全てのドラゴンズファンが諦めたその時、この男だけは諦めず奇跡を起こしました!!

なんとビシエド選手が広島ファンが詰めかけるレフトスタンドに叩き込む奇跡的すぎる起死回生のホームランを放ちドラゴンズ土壇場から同点に!!!!!

まさに奇跡!!土壇場から試合を振り出しに戻し試合は延長戦に突入し、延長10回表を勝野昌慶投手が抑えるも、10回裏には広島のリリーフ大道温貴投手の前に抑えこまれてしまう。

それでも延長11回表を勝野昌慶投手がイニング跨ぎで広島打線の勢いを完全に封じ込めると、11回裏、こちらもイニング跨ぎした大道温貴投手から引退を表明するも高橋周平選手の特例抹消により急遽一軍昇格した堂上直倫選手が四球で出塁すると、続く岡林勇希選手も四球、さらに加藤翔平選手も四球となり、無死満塁と一打サヨナラの大チャンスに!!

そして続くカリステ選手が値千金となるサヨナラタイムリーを放ち、ドラゴンズ劇的すぎるサヨナラ勝ちで乱打戦を見事制しました!!!!!


~感想~

8/13の柳裕也投手の9回ノーヒットピッチングからR.マルティネス投手の被弾、そして2者連続ホームランで大逆転サヨナラ勝利をした試合に匹敵する劇的すぎるサヨナラ勝利をまたしても広島戦で決めました!!

なんというか今シーズン一番見ていて疲れた試合でした。もう本当にドラゴンズのありえないミスの連発、さらには1イニング5投手という前代未聞の継投、1アウト取るために4人のリリーフを起用する愚策、藤嶋健人投手と松山晋也投手の連続無失点記録がストップ、そして6点リードから根尾昂投手のプロ入り初勝利が消える最悪の展開に今シーズン最大の怒りに襲われてしまいましたが、それを払拭するビシエド選手の9回裏2死からの起死回生の同点ホームラン、そして延長11回裏の無死満塁からカリステ選手のサヨナラタイムリーで心が救われました!!

本当にビシエド選手の今回のホームランは今シーズン一番カッコいいホームランでした!!!!!
まさに痛烈!!一閃!!なかつてのT.ウッズ選手のようなホームランでした!!

そしてカリステ選手、前回のマツダスタジアムでは1試合2本塁打と大暴れし、今回はサヨナラタイムリー含む4打点の大暴れ!!

これでカリステ選手の広島戦成績が、
打率.346(26-9) 2本 6打点 OPS1.024 得点圏.500
と見事広島キラーと化しました!!

崖っぷちから見事な活躍、おそらく来季も契約となるでしょう。カリステ選手の活躍にも期待したいです。

一方で采配面、1イニング5投手の継投は以前の巨人戦の1イニング4投手を超えるマシンガン継投でしたが、前回は2点ビハインドでの継投でしたが、今回はリードを守るための継投だったので、今回の継投の意図は理解できましたが、それでも強いていうなら、まだ5点リードの2死満塁で左打者の中村貴浩選手なら左の斎藤綱記投手か福敬登投手を起用すべきだったのではないでしょうか?
中村貴浩選手は対左投手の打率.000でした。そこはいつもの左右病を発動しても良かったのではないかと思います。
それでも広島の控えには右の會澤翼選手やまだ末包昇大選手もいたので、代打を出された可能性は大いにありますが…

そもそも何故7回表にこんなドタバタしてしまったのかというと、実はリリーフ事情に信じがたいアクシデントが発生しており、

それが巨人戦で臀部の吊りにより途中降板していた守護神ライデル・マルティネス投手がまさかまさかの一軍登録抹消となってしまいました…
さらに立浪監督が今季の登板はもうないと明言しました…

これにより、勝ちパターンのリリーフ投手が1人ずつ後ろに下がり、8回を務めていた松山晋也投手が9回、7回を務めていたフェリス投手が8回に回ることになり、結果として7回の勝ちパターンが空白状態となってしまいました。

そのため今までなら7回にはフェリス投手を起用できていたのが、起用できなくなり、結果として大惨事を招いてしまいました…

不幸中の幸いにもペナントレース最終盤、残る試合は11試合でありチーム状態としても借金28の最下位なのでライデル・マルティネスの離脱はもう大きな影響とはならないと思われます。

ただライデル・マルティネス投手は最多セーブ争いをしており、2年連続最多セーブの可能性があったのですが、これにより最多セーブのタイトルの獲得は絶望的となってしまいました。

しかしながらライデル・マルティネス投手は開幕前からWBCキューバ代表のクローザーとして準決勝まで投げており大車輪の活躍を見せました。

やはり負傷については、WBCの影響は少なからずあると思いますし、侍ジャパンメンバーの今永昇太投手、大勢投手、湯浅京巳投手もシーズン途中離脱し二軍調整をしていました。
そして大谷翔平投手にあっては、WBCから二刀流起用と過酷すぎたシーズンのため、こちらもペナントレース終盤で離脱し今季絶望となっています。

それを考えると、ライデル・マルティネス投手は本当に今シーズンよくぞここまでやってくれたと思いますし、むしろもう休んでも良いと思います。

まずはしっかり治して、そして来季の活躍も期待しています。

そういえばWBCに行ったきり帰ってこないジャリエルとかいう男がいたのですが…

ライデル・マルティネス投手は勝手にどこにも行かないでほしいです…

そして今回一番躍動したのが何と言っても根尾昂投手でしょう!!


投手転向2年目、今シーズンはずっと二軍で先発調整し、ついに待ちに待った今季一軍初登板!!
そんな中でミスがなければ7回無失点、打撃も痛烈なヒットを放つ、まさに全てのドラゴンズファンが待ち望んだ「二刀流」の如く大活躍を見せました!!

ここまで本当に長かった…
去年の突如すぎる野手から投手転向に球界が騒然し、一部ファンも激怒し、野手に戻せとずっと言われていました。
私も困惑しかありませんでしたが、しかしながら根尾昂投手の非凡な野球センスにただただ驚くばかりであり、結果として何故か打撃の方も去年以上のスイングになりました。

プロ入り初勝利は残念ながら消えてしまいましたが、それでもここまでの根尾昂投手の歩み、取り組みは一切無駄はなかったと思います。

今シーズンもしかしたらあと1試合は投げるかもしれませんが、次こそは根尾昂投手のプロ入り初勝利に期待しましょう!!

試合としては根尾昂投手の試合ばかり話題をもってかれてしまいましたが、前日の試合ではまた柳裕也投手がムエンゴで負け投手。そして今シーズン23回目の完封負けとなってしまいました。

柳裕也投手は後半戦好投しまくり完全にエースとなっているのですが、全く援護点がなく、
65イニング投げて援護点4点

という意味不明すぎる状態です。

そのため柳裕也投手の成績が、
23試合 防2.57 4勝11敗 101奪三振 投球回150.1
WHIP1.13 K/BB2.15 QS16回
と凄まじい投球内容に対し勝ち負けが釣り合わない意味不明すぎる成績となっています…

なお根尾昂投手は6イニングで援護点6
勝野昌慶投手はリリーフで5勝を挙げています

もう本当に柳裕也投手がどうしてこんな目に遭うのか…来季にFA権取得ですが、本当にもう愛想を尽かせて出ていきそうです…

現在柳裕也投手は選手会長としてチームを引っ張っているのですが、本当に柳裕也投手のモチベーションが心配です…

次は一日休みを挟み、水曜日からペナントレース最後を決める8連戦が始まり、さらに8試合中6試合がビジターです。
まずは神宮でヤクルト戦。5位ヤクルトとは1.5ゲーム差。結果次第ではドラゴンズ最下位脱出のまさにラストチャンスです。
まさに裏天王山。このヤクルト戦で全てが決まります。今シーズン良いところがないドラゴンズですが、なんとか最後くらいは意地を見せてほしいです。

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