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立浪竜の誉れはハマで死にました…細川成也選手プロ入り初満塁弾&松葉貴大投手完投勝利も一転して天敵横浜にカード負け越しついに借金生活へ…

4/29 中11-1横 ○
4/30 中1-2横 ●
5/1 中1-12横 ●

~試合結果~
4/29 中11-1横 ○

先発は松葉貴大投手。立ち上がりピンチを作りながらも要所を抑えるピッチングで横浜打線を抑えると、打線は3回裏、横浜先発ジャクソン投手から村松開人選手のヒット、山本泰寛選手の四球で2死1、2塁のチャンスからカリステ選手がタイムリーを放ちドラゴンズ先制!!

さらに続く中田翔選手のタイムリー2ベース、細川成也選手のタイムリー2ベースの3者連続タイムリーで一挙4得点を挙げると、4回裏には松葉貴大投手のヒットから山本泰寛選手のヒットと相手のミスも重なり追加点!!

さらに5回裏にはかつての鷹の守護神でありながら戦力外通告により横浜に移籍した森唯斗投手から細川成也選手がヒットを放ち、続く木下拓哉選手が今季初ホームランとなる2ランホームランを放ちドラゴンズ7得点目と打線爆発!!

そして6回裏には森唯斗投手から山本泰寛選手、カリステ選手、中田翔選手の連打により1死満塁の大チャンスを作ると、続く細川成也選手が横浜にトドメを刺すプロ入り初の満塁ホームランを放ち今季最多の11得点!!

最早試合は完全にドラゴンズの勢いとなると、松葉貴大投手も持ち前の打たせて取るピッチングでテンポよく横浜打線を抑え、定時の5回表、定時超えの6回表、今季最多イニングの7回表には失点しましたが、8回表も続投し続け、ついに9回表へ。

先頭打者の蝦名達夫選手にヒットを浴びましたが、続く代打京田陽太選手、石上泰輝選手、神里和毅選手を抑えきり、ついに松葉貴大投手が2016年以来の8年ぶりとなる9回1失点、球数117球の完投勝利を挙げ、ドラゴンズ連敗を2でストップとなりました!!

4/30 中1-2横 ●

先発は小笠原慎之介投手。初回味方のミスから2死2塁のピンチを作ると、ハマの怪物スラッガーであり中日キラー牧秀悟選手の打球が小笠原慎之介投手の左肘に直撃し、これが不運にもタイムリー内野安打となり先制を許してしまいました。

その後小笠原慎之介投手は一旦ベンチに下がり治療を経て再びマウンドに上がり続投!!
左肘にテーピングを巻きながらも横浜打線相手に粘りのピッチングで6回2失点と好投しました!!

そんな小笠原慎之介投手を援護したい打線でしたが、前日の打線爆発の勢いは何処へ行ったのか、横浜先発のハマのサブマリン中川颯投手の前に積極的な早打ちを仕掛けましたが、これがドツボにハマリ、5回終了時点で球数43球で無得点と全く手も足も出ない状況に

それでも6回裏、先頭の村松開人選手がエラー出塁、代打三好大倫選手がヒット、岡林勇希選手の犠打で1死2、3塁の大チャンスに代打大島洋平選手!!

しかし大島洋平選手は投ゴロで走者本塁死、続くカリステ選手も凡退しまさかの無得点となってしまいました…

7回表を勝野昌慶投手が無失点に抑えると、直後の7回裏、中田翔選手、細川成也選手の連打でついに中川颯投手を降板させると、ハマのセットアッパー伊勢大夢投手から村松開人選手のタイムリーでついに1点差!!

8回表を藤嶋健人投手が無失点に、9回表を橋本侑樹投手が無失点に抑え、横浜のダメ押しを防ぎこのまま勢いを取り戻したいところでしたが、横浜リリーフ陣に軍配。8回裏を絶対的中日キラーの山﨑康晃投手、9回裏を新生ハマの守護神森原康平投手の前に完璧に封じ込まれてしまい、ドラゴンズ敗北となり、またしても貯金0となりました…

5/1 中1-12横 ●

先発は涌井秀章投手。今シーズン防御率0点台と抜群の安定感を誇っていたレジェンド右腕でしたが、初回から地獄すら生ぬるい悪夢のような展開に…

先頭の桑原将志選手、蛯名達夫選手、佐野恵太選手に連打を浴び僅か7球で失点すると、続くハマの怪物スラッガー牧秀悟選手に3ランを浴び一挙4失点…
さらに悪夢はこれで終わらず続く宮﨑敏郎選手、京田陽太選手にも連打を浴び、初回ノーアウトから6連打という怒涛の猛攻に遭い、さらに関根大気選手に四球を出し、なんとか2アウトを取りましたが、それでも2死満塁とピンチは続き、打者一巡からまたしても桑原将志選手、蛯名達夫選手に連続タイムリーを浴びたところで、涌井秀章投手はKOとなりました…

まさかの初回8失点かつ2死1、3塁とピンチが継続した状況で先発の涌井秀章投手が降板という予期せぬ事態
後続のリリーフに梅野雄吾投手が緊急登板するも、さらに佐野恵太選手に再びタイムリーを浴びてしまい初回9失点目…
結果涌井秀章投手は0回2/3イニング9失点、被安打8、与四球1という信じられない散々な結果となってしました…

その後梅野雄吾投手は2回表、3回表もイニング跨ぎをしましたが、3回表に3失点を許してしまい、これで12失点目となってしまいました。

4回表からは橋本侑樹投手が無失点に抑え、5回表もイニング跨ぎし無失点ピッチング
6回表からは藤嶋健人投手が無失点、7回表からは勝野昌慶投手が無失点、8回表からは清水達也投手が無失点、そして9回表は下剋上ストッパー松山晋也投手が12点ビハインドで登板し無失点という、6回表からの勝ちパターンのリリーフ陣の云わば調整登板という圧巻のリレーを見せました。

一方反撃したい打線でしたが、流石に初回からの大量ビハインド状態では攻撃前から完全に意気地を挫かれてしまい終戦状態…

それでも3回裏には横浜先発の石田健大投手から代打石垣雅海選手が今季初打席で初ヒットとなる2ベースヒット、5回裏には細川成也選手がリーグ単独トップとなる第7号ホームラン、さらに福永裕基選手も今季初ヒットとなる2ベースヒットを放ちましたが、大量ビハインドの状況では焼け石に水…

ドラゴンズ大敗を喫し2連敗となり、ついに借金1となり、4/4以来の借金生活となりました…

~感想~

ドラゴンズついに借金1となりましたが、順位は今だ3位と食らい付いています。

しかしながら前回の広島、横浜のビジター5連戦で5連勝を決めたのですが、今回の本拠地バンテリンでの広島、横浜の5連戦はまさかの1勝3敗1分と負け越してしまいました…

やはり天敵横浜は健在でした…
竜の誉れはハマで死にました…

今回まさかの涌井秀章投手が大炎上。今シーズンはエースの如くリーグ屈指の安定感を誇っていたのですが、涌井秀章投手ですらこうなってしまうのだというプロ野球の恐ろしさを見せつけられてしまいました。

さらに敵ながら恐ろしいと感じたのは横浜の蛯名達夫選手です。今シーズンは4/29の途中出場が今シーズン初出場だったということですが、そこから打たれるわ打たれるわ打出の小槌の如くヒットを浴びされ、結果
打率.727(11-8) 0本 3打点 OPS1.659
というように、新たな中日キラーが生まれてしまいました… 

そんなカード負け越しとなりましたが、4/29の試合ではドラゴンズ今季最多得点となる11得点と大勝!!

主軸のカリステ選手、中田翔選手、細川成也選手の電光石火の如くの3連続タイムリーに今季絶不調に陥っている木下拓哉選手の今季初2ランホームラン!!
そしてトドメは細川成也選手のプロ入り初の満塁ホームラン!!
そして打線だけでなく松葉貴大投手が自身8年ぶりとなる完投勝利!!

見事すぎる試合でした!!

とくに細川成也選手は今回の横浜戦では大暴れ!!
なんと打率.538(13-7) 2本 6打点
と圧巻の成績!!
さらに5/1現在、本塁打数セ・リーグトップという成績を残しています!!

細川成也選手は開幕18打席連続ノーヒットと不振に陥っていましたが、サヨナラホームランを打ってからいつもの打撃を取り戻し、ついにはセ・リーグ屈指のスラッガーへと更なる進化を遂げようとしています!!

まさにドラゴンズの柱。これからも細川成也選手の活躍に期待したいですね。

そして松葉貴大投手は圧巻の一言!!
松葉貴大投手といえば5回までは抑えてもいつも6回に失点するため、いっそ起用は5回までにするという、「定時」ピッチングという方針を去年まで取っていました。しかし今シーズンにあっては「定時」という方針を無くし、5回以降も続投する起用となっています。

前回登板の阪神戦では6回裏まで続投し、7回表終了時点で雨天コールドとなったので、記録上では前回登板も完投したことになり、結果2試合連続完投となり、これはリーグ最多完投となっています。
「定時」というリミッター解除を果たした松葉貴大投手はチーム屈指の左腕へと変貌を遂げました。
これからも松葉貴大投手の活躍に期待したいですね。

なお、ドラゴンズは1か月ぶりの借金生活となってしまいましたが、去年の今の時期と比べると、当時は借金7と最下位に沈んでいたので、それを思うと今シーズンは開幕1か月にして非常にようやっとるシーズンだと思います。

ただ、ここから切り替えていかないと去年の二の舞になることは明らかにです。

しかしながらよりによって次は鬼門神宮でのヤクルト戦。開幕カード2敗1分と惨敗した場所ですが、何とか負の流れを断ち切ってもらいましょう。

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