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その15 あの音は・・・きっとアレだ!

2018年 (平成30年) 40歳 1月初旬  

新年早々の外来受診 

前回(年末)の外来受診から、まだ1週間ほどしか経過していないんだけど、僕としては途方もない時間があって待ちくたびれた感じだ。

先生が診察する前に、まずは患部をカバーしている小さな絆創膏?を看護師さんがベリベリと剥いでから、処置(消毒をしたり?拭いたり?)をしてくれた。 

「あの~どうです?」

患部の経過がどうなのかを聞く僕。

「う~ん…前回よりは良いけど…もう少しかな~」

(そうか…それまだまだかかりそうだな)

そんなことを思っていると、先生がやってきた。

「こんにちは!良い年越しが出来ましたか?」

「ええ、おかげさまで!」

「それは良かったです。(パチッパチ!…パチッパチ!)

まただ…

前回同様…患部のところからあの音が聞こえてくる…

(この音は、多分スキンステープラーだ!)

実は、前回の受診後、音の原因になりそうなことをネットで調べていた僕

スキンステープラーってのは医療用のホッチキスのこと

おそらく…患部は糸で縫合したんじゃなくて、ホッチキスのような金属針?でパチリってしたんじゃないかな~だから前回と今回の外来受診時に、抜糸というのか?抜針というのか?それをするときに、パチッパチと音がしていたんだと思う。

「え~っと…良いですね!それじゃ~太ももの方を診せてください。」 

「あっ!わかりました」

そう言って車いすに座ったままファスナーを下げようとしたところ…

今日は診察台(ベッド)に横向きで寝てください。」 

前と違うやん…
前と違うやん…

前回は、車いすに座ったままで良いって言われたのに…) 

そう思いながら、診察台に横向きで寝る僕。

「それじゃ~チクっとしますよ~」 

先生はそう言われると、まず防水透明ファイル?をベリベリと剥いだ。

(ぬお~痛い…チクっとじゃないよ~これ…) 

太ももの毛も一緒にテープにくっついてサヨウナラ~だから、何かの罰ゲームを受けている気分だ。

「では、残りを採りますね!」

そう言われながら、周辺を消毒し残りの抜糸を始める女医先生。 

(ぬお~痛くはないけど…変な感じだ…アッアッアッって?…) 

抜糸後、恐る恐る傷跡を確認すると、糸が入っていたところが、所々陥没して穴が開いているように見える…

太ももの傷は完全に塞がっていますので、(防水ファイルも何もしていませんが)今日から湯舟に浸かって良いです。頭の患部方は前回と同じ、周囲だけをカバーする絆創膏を貼っていますが、もう濡れても問題ないですので、絆創膏を外してシャワーやシャンプーも可能です。その後に軟膏を塗った新しい絆創膏を貼ってくださいね。」

(そうは言われますけど…湯船に浸かるとかできませんよ~シャンプーとか更に無理無理無理よ~ん)

女医先生は、太ももの傷は塞がっていると言われるけど、糸が入っていたところが僕にはポツポツと穴が開いているように見える…そんなことをしたら、そこから水が入ってきてどうかなりそうだ…それに、見えない後頭部にお湯をかけたりシャンプーをする勇気なんて、ヨワヨワマンの僕にあるわけないやん…

そんなことを思っていると、女医先生の話はまだ続いていて…

今後は、濡れた時はその都度、そうでなくとも2~3日に一度くらい患部を保護している絆創膏の張替えをしてください…あっ!絆創膏には軟膏を十分つけてくださいね。」

「えっと…それっていつまでですか?」

「まずは、次回外来受診までお願いします。その後どうするかはその時の状態で決めます。それでは(次回外来受診の)月末にお越しください」

「わかりました」

帰宅後…

後頭部の貼替え作業を自分でするのは無理だと分かっている僕は、生検後の処置と同じく、ヘルパーさんにお願いすることにした。

毎日丁寧な貼り替え作業をしてくれたヘルパーさんのおかげで、今回も何事もなく月末の外来受診日を迎えることが出来たんだけど、僕の力では安全に行うことはできなかったことだから、改めてヘルパーさんのありがたみを感じたな~

ヘルパーさん…

いつもサポートありがとうございま~す!


ー つづく ー


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。

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