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その37 獲物は逃がしちゃいけないぞ!

2022年 (令和4年) 45歳 3月上旬

自身3回目の皮膚癌は、タブレット作戦の効果が如実に出た結果だった。

ま~自身2回目も、作戦のおかげで早期に治療を受けることには繋がったんだけど、理容師さんの強いプッシュがなかったら「気づいていながら放置していた可能性が高い」わけで…「理容師さん様様」なわけ!

言い方が何か悪いかもだけど、手柄は理容師さん…

それが、自身3回目は発見した時に放置せず、速攻で動いた!

結果は皮膚癌ではあったけど、入院nの必要がない初期の初期で、外来診察室で採ってもらえた!

(ヌハハハハ、この調子で作戦を続けていけば、きっと後頭部皮膚癌と付き合っていける!)

そんな感じで、ご機嫌だった僕が念入りに画像をチェックしていると、自身1回目の時に皮膚移植した場所の左右2か所に、数ミリ程度のごく小さな皮疹があるのに目が留まった。

(あれ?こんなの、前からあったっけ…)

なんだこれ?
なんだこれ?

慌てて、2017年ごろの画像(手術直後)を見てみる…

あるように見えなくもないけど、光の反射?撮影方法?によるものと思ってしまうレベル。

昨年あたりの画像はどうだろう…

今よりは小さくて色合いも薄いけど、2017年時点よりは大きくなっている…

ということは成長している?

(う~ん…怪しい!かかりつけの皮膚科で診てもらったほうがいいな…)

そこで急遽、かかりつけの皮膚科を受診。

「先生、ここなんですけど…皮膚癌でしょうか?」

タブレットを持参して、取りためた画像を診てもらう僕。

「う~ん、癌細胞というよりはコメドのように見えますから、今回は皮膚癌の可能性はかなり低いと思いますよ」

「そうですかね~撮りためてきた画像から成長しているように見えるのですが…」

「万が一皮膚癌であったとしても、基底細胞癌ではなさそうですよ。目視ですから確実とは言えませんが、それぞれ(形に)特徴がありますから」

「じゃ~基底細胞癌ではないとしたら?」

「私は、有棘細胞癌を疑いますが、確実なのは大きな病院で生検をしてもらうことでしょう。ただ、まだ小さいですから、もうしばらく経過を見ても良いかと思いますよ」

「そ、そうですか…でも、このままでは不安なので…」

有棘細胞癌って言ったら、基底細胞癌以上に悪性度が高いはず…

作戦によって早期に発見できたけど、これまでのように(基底細胞癌のように)順調に軽快していけるのかはかなり疑問。

それでも、大きくなってからよりは、基底細胞癌と同じで軽快する可能性が高いはず!

せっかく釣った獲物?を、見す見す取り逃がすようなことは、あってはならない…(まだ小さい段階で癌を見つけたのに、放置して結局取り返しがつかないことになるのだけは避けたい)

そこで、見つけた小さな皮疹が何かを突き止めなければ、どうしても不安で我慢できなかった僕は、先生に無理を言って大きな病院への紹介状を書いてもらった。

ー つづく ー


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。

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