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人それぞれ、やりがいを感じられる仕事は決まっていないですよね?(学んできたこと、特技、経験、知識などが違うんだから・・・)

僕は昔、「障がいのある人を多方面からサポートする秘密結社のようなところ?」で働いていた時期があります。

そこは、「建設会社ならこの人!」みたいに就職するための資格や経験などの条件が緩やかだったのか?多方面からの人材で構成されていたように思いうんです。

今回紹介したいのは、そこに勤務していたリハビリの資格を持ったAさんです。(作業療法士?)

「初めまして!僕は辛島と言います。よろしくお願いします」

「がんばってくださいね!これを明日から着てきてください。下は華美でないものをお願いします」

初めて出勤した日、すでに働いていたAさんからコックさんが着るような青色の作業着を渡された僕。

「それは今僕が着ているものと同じリハビリの仕事着です。ネクタイを締めるより動きやすいでしょうから」

「わ~ありがとうございます!」

それ以降、下はスーツで上はその青い作業着で勤務していました。

さて、そんなAさんなのですが…

時折思い悩むような表情をするのを見る機会が段々と増えていきます。

他の職員は気が付いていないようでしたので、仕事がAさんと共に動くことが多かったからなのかもしれません。

そして、ついにある日の事。

やりがいを感じられることに頑張ってほしいです!
やりがいを感じられることに頑張ってほしいです!

「いろいろ考えたのですが、やはり僕には今の仕事は難しいです。元(リハビリ)の仕事を頑張ります、短い間でしたけどお世話になりました」

初出勤から数ヶ月ほどが経過していたと思うのですが、突然Aさんが退職することになり、別れの席で上記したようなことを言われていました。

ここは特殊な仕事であったのは間違いなく、それぞれの人が自分で考えて一から仕事を作り出さなければならない環境…

そこに魅力・やりがいを感じる人もいるでしょうが、彼のように悩む人もいる…

どのような理由で人は働くのでしょうか?

どんな仕事に就くのが正解ルートなのでしょうか?

大半は職種よりもお金(生きるため)であるとは思うのですが…

どうせやるなら給料が少なかろうが、労働環境や待遇が悪かろうが、自分が一生懸命力を注いでやりがいを感じられることに挑戦したいという人も少なからずいるんじゃないかと僕は思います。

ただあまり根詰めると生きづらくなりそう(お金に困りそう)ですが…

ま~人それぞれタイプがありますから、仕事も人それぞれ…

決してAさんはここが嫌だったわけではなくて、自分のこれからをじっくり考えて決めた上での決断…

(Aさん~これからも頑張ってくださいね!)

彼が真剣に悩んで決めたことです。僕はそれを尊重し、彼を見つめながらエールを送ったのを覚えています。


いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!😊

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。🔥

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。🙇

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覗き方?の参考になればうれしいです!

伝えたいメッセージをみなさんへ~✨

僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。