「夢見るために生まれけむ」世界に一つのあなたへの詩#6
花が咲く 花が散る
風にまかせて葉が揺れる
感じよう ただ 感じよう
すべて わが身に置き換えて
あそこで誰かが手を振って
向こうで誰かが泣いている
見つめよう ただ 見つめよう
すべて この身に置き換えて
世界のどこかの片隅で
物語は生まれている
物語は続いている
世界でひとつの
あなただけの物語
信じよう ただ 信じよう
この世に生きている意味を
この世に生かされている訳を
(『ふと舞い降りた無色の言の葉』より)
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