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彼女達が見据える先

皆様こんにちは、こんばんは。はじめましての方ははじめまして。yowa(よわ)と申します。
自己紹介については下記をご覧ください。↓
https://note.com/yowa_summarya97/n/nd15566a591fe

今回は、ラブライブ!サンシャイン!!、1期OP、2期13話OPの「青空Jumping Heart」を中心に綴っていきたいと思います。

※誤字脱字についてはコメ欄orX(旧Twitter)によろしくお願いします。


『君を探してたよ』

Shining Road
走りだすこの気持ち
まっすぐに勢いよく君を探してたよ
ちょっと待ってなんてムリ 飛びだそう
僕たちのなかの勇気がさわいでる

『君』って、誰のこと、何のことなのだろうかと。『探してたよ』って、過去形なんですよね。だから、【1期】の頃の『君』は、「スクールアイドル」なのではないかと私は思います。それは何故か。千歌は、自分自身のことを、「普通だ」と。そんな普通の子が、特別になりたいと探して、唯一見つけたのが、「スクールアイドル」そして、「μ's」だったのではないか、と私は思います。纏めると、『「普通でも輝ける場所」を探してたよ』となるんじゃないかなと。
ならば【2期】は?それは、『輝き』なのではないでしょうか。2期で歌った場面をもう一度思い出してみてください。WATER BLUE NEW WORLDが披露され、ラブライブ!で優勝した後のアンコール曲なんですよね。あの場所で、『輝き』を見つける前提で、この詩を書いてるわけですよ。でも、見つかると千歌は、確信してたんでしょうね。

Aqoursと光

… と 青空Jumping Heart

まぶしいセカイで よく声が聞こえた(もっと)
聞いてみたくて(Let's Go!)
の向こうへ ほら、いっしょにね!

いきなり2番に飛んでしまって申し訳ないです。
多分、Aqoursにしか見えてない景色の一部ですね、というのは冗談で。この、『光』とは何を指すのか。
皆さん、『光』って言われたら、何を思い浮かべますか?どんなイメージを持ちますか?

まず、この『光』ってなんぞや、って話だと思いますが…。1期では、「μ'sが走った輝き」を表現しているのではないかと思います。千歌は、
Q. どうしてスクールアイドルをやろうと思ったのか?
A.「μ's」を見たから。輝きたい!って思ったから。
だから、先へ行くんです。μ'sが見た景色を見たい、その先を見たいって。自分の目でしっかりと。
「『μ'sが走った輝き』の向こうへ」と。

では2期は?
ラブライブ!決勝当日です。WATER BLUE NEW WORLDを歌った後です。足掻き続けた先の輝きを見つけた後です。では、
Q.その後のAqoursは、何を目指すのか。
この問いの答えを見つけること。=先へ行く。だからこそここでの『光』は「Aqours9人の輝き」になるのではないでしょうか。
「『Aqours9人の輝き』の向こうへ」と。

… と MIRAI TICKET

MIRAI TICKETの始まりとサビに、

ヒカリになろう ミライを照らしたい

という部分が出てきますが。この、『ヒカリ』。カタカナ表記もまた意味がありそうで。
1期12話を覚えていますでしょうか。
「はばたきのとき」
この題も簡単に見えて奥が深いなぁと思ったり……。と、まぁ簡単に言えば、Aqoursが音ノ木坂を訪れた回ですね。Aqoursが、μ'sにどんな想いを抱いて、そしてどんなこれからを描いたか。

Aqoursは、今までμ'sの背中を追いかけて、μ'sが見た輝きを追いかけていた。でも、音ノ木坂へ行って、音ノ木坂の生徒から、μ'sが遺したモノを聞いて。

背中を追いかけるんじゃない。自由に走るってこと。
自由に走ったらバラバラになっちゃわないか、ドコに向かって走るのか。

「0を1にしたい!それが今、向かいたいところ。」

μ'sが、自由に走ったように、私達Aqoursも自由に走れば良い、飛べば良いんだ、と。道は違うけど、同じよう(自由)に走りたい!だけど、まだAqoursとしての形になってない、だから、カタカナで『ヒカリ』表記したのかなって思います。

………だからまだ、羽の色は、白色だったのでは。

… と MIRACLE WAVE

続いては。2期6話、「Aqours WAVE」。

あたらしい つかめるんだろうか?

あたらしい つかみとるために

MIRACLE WAVEに出てくる、この『光』。
MIRAI TICKETでAqoursだけの輝きを追い求めたい。Aqoursらしさってなんだろう。聖良と電話をして、そのクエスチョンを出し、翌日、メンバー全員に相談する千歌。
このAqoursらしさこそが、『光』ではないかと思います。

Aqoursが出した結論は、3年生が2年前に挑戦しようとしてやめてしまった「MIRACLE WAVE」。曲名がそのままかは分かりませんが、サビ前に来る大技。バク転だったんですよね。(本来アイドルがやる技じゃないんですけどね)誰もやったことがないだろう事を、それも、ラブライブ!という舞台で。

ここで1つ問題なのは、その大技を誰がやるか、なんです。
3年生の形の果南?運動神経の良い曜?
違います。普通怪獣だと一歩引く千歌なんです。

「あの時は私だったけど、千歌にそれが出来るの?」
やるよ、私。」
「出来る」と「やる」って全然違うんですよね。これはまた別の機会に。

普通怪獣だ、と言う千歌がやって、それで出来たその時にAqoursらしさAqoursだけの輝きが1つ生まれるんじゃないかと。Aqoursだけの輝きだから、漢字表記の『光』にしているのかなと思います。
じゃあ、「青空Jumping Heart」と何が違うか。

青空Jumping Heart と MIRACLE WAVE

この2つ、『光』の意味合いは一緒なんです。ならばどこが違うのか。
結論、“輝きを見つけている”と歌う前に確信しているかどうかなんですよね。

『君を探してたよ』文の最後に述べたんですが。
WATER BLUE NEW WORLDの後の、青空Jumping Heart。
千歌は、歌詞を書いているその最中で、「ラブライブ!決勝で輝きを見つけるだろう!ううん、絶対に見つかる!」って、どこか確信していたんじゃないかなって。でなきゃ、『君を探してたよ』なんて言えない、そう思いました。

MIRACLE WAVEは、結論、歌う前に輝きが見つかると確信していないこと。なぜか。
『あたらしい光 つかめるんだろうか?
疑問形なんです。この歌詞を誰が書いたかは、3年生かもしれないし、千歌かもしれないし。分かりませんが、誰も「輝き」を見つけられると信じれてないんですよね。
だから、2番で、『あたらしい光 つかみとるために』と。先の道で掴み取るんだって歌ってるんですね。

その差なのかなって思います。

『みんなとなら〜〜だいじょうぶ』

夢をつかまえに行くよ
みんなとなら 説明はできないけどだいじょうぶさ

本当にこの歌詞ってズルいんですけど、でもこれもまた1期と2期で受け取り方が変わるのではと思い、綴ります。

本当に何度も言いますが、確信の差だと思います。でも、1期ということは、物語は始まったばかりなんですよ。だからこそ、まだ先は分からないし、どうなるかもわからないけど、皆とだったら“多分”大丈夫だろう、と不確かだけど、そう思うんだということかなって、思います。
2期。やはり、ラブライブ!決勝までに、いくつもの壁と対峙したけれど、でも、Aqours9人で乗り越えてきたからこそ、『みんなとなら説明できないけどだいじょうぶ』とはっきりと言えるんですよね。

Aqoursにとって『みんな』って、Saint Snowの二人も、浦の星女学院の全校生徒も、街の人達も、含まれてると思うんですよね。だって夢を捕まえにいく為ですから。




キリ悪いかもですが、一旦ここで切ります。
また次の記事でお会いしましょう。ではまた

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