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日本語教師の読解力

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さてさて今日の本題です。

先日鴨頭さんのvoicyを拝聴して気づいたことを日本語教師に置き換えてシェアいたします。

まず、voicyの中で語られていた内容は、読解力です。

読解力と聞くと、国語の読解問題などテキストから意味いや筆者の意図を理解する能力だと私たちは考えています。

鴨頭さんの言う読解力とは、相手の状況や様子を読み取り適切に判断すると述べています。


この読解力という力はどの職業の人でも必要な力なのではないでしょうか。

例えば日本語教師の場合、まず授業力と言う事が大切になってきます。

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もう少し解像度を上げて考えると、授業力と言うのは、どちらかと言うと教師側のパフォーマンスのほうに(発信)にフォーカスされていて、学生からの反応を受信する意味は暗黙の了解となっています。

なので、学生からの受信を通して適切に反応することが読解力が高い先生だということがいえます。


そう考えてみると、ウォームアップも軽視できません。

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以前は、学生の理解度を図るために、ウォームアップを使っていました。例えば昨日勉強した文型の確認や、語彙の確認などです。


 ただ、学生も人間なのでその日の調子や気分に大きく左右されることもあります。そのことを踏まえると、やはり前回の確認だけでは不十分で、その時の調子や気分を聞く質問を投げかけていくと良いでしょう。

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例えば、アルバイトをしている学生だったら、「最近アルバイトはどう?楽しい?人間関係とかで何か困ってる事はない?」最近引っ越したばかりの学生だったら、「生活で必要なものはない?」「新しい環境には慣れた?」などいわゆる教案(マニュアル)を超えた投げかけができると思いました。


また学生のアウトプットからも読解力を発揮することができます。

例えば早口で話す学生は、たくさん話したいんだなとか、母語の影響があるのかなとかいろいろな情報を読み取ることができます。

ミス対して教師は、修正が必要なんですが、事細かに一字一句を修正していくと、どうしても学生のニーズとは外れてしまいます。


先日の記事で、日本語教師1年目の方へと言う記事を書きました。

ここではある程度の学校の教育文化がある事は仕方がない。

はじめはそれに従うべきと述べさせていただきましたが、そのマニュアル一辺倒でうまくいかない場面が多くあります。

ましては国籍も違う外国人の学生です。

一人ひとりの発信を受け止め、読み取っていくことが大切なのではないでしょうか。


どんな職業でも大切な読解力なので、できるところから1つずつ実践していきたいと思います。


今日も最後まで読んで下さってありがとうございます。

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