初心者でも簡単GAS 関数の作成と呼び出し方
関数の作成方法には、関数の宣言と関数リテラルの二つの方法があります。基礎講座#10では関数の宣言をして関数の作成と関数の引数と戻り値について説明しました。
今回は関数リテラルを使用した関数の作成方法について解説していきます。
関数リテラルによる関数の定義をすることで、関数自体を変数やオブジェクトの要素に格納することができます。
関数リテラルの構文
function (引数2,引数2.....){
//処理
return 戻り値;
}か
関数リテラルの特徴は関数名がありません。定義した時の関数名がないため
匿名関数や無名関数などとも呼ばれています。
//呼び出す関数
function main(){
Logger.log(kakezan(3,2))
}
//変数に代入
var kakezan = function(int1, int2){
var ans = int1 * int2
return ans;
}
変数kakezanに関数リテラルを代入しています。
即時関数
即時関数は、関数を定義すると同時に実行するパターンです。
即時関数の構文
(function (引数1, 引数2.......) {
// 処理
return 戻り値
}(引数1, 引数2.......));
最初の引数は定義上の引数(パラメータ)です。実際の引数は下に出てくる引数に入れます。
function main(){
// 即時関数でLogger.logの中身を作る
Logger.log(function(int1, int2){
var ans = int1 * int2
return ans;
}(3,2))
}
フローのイメージはこちらです。
これを実行すると6が出力されます。
まとめ
関数の作成と呼び出しはメインの処理の流れに組み込んでいくようにプログラムを組み立ていくとメンテナンスのしやすい仕組みができます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?