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GAS GoogleAppsScript for文を使った繰り返し処理 (基礎講座#14)

今回はfor文を使ったGASの繰り返し処理の方法について解説していきます。
前回はwhile文を使用した繰り返し処理について学びました。まだの方は先にwhile文を使用した繰り返し処理(ループ)の方法を理解しましょう。

今回はfor文を使った繰り返し(ループ)処理の方法を実践を通して学んでいくので下記のサンプルデータをダウンロードしてください^^

今回の目標物は基本講座#13と同じく下記添付図のように進捗状況が空白の場合は、E、F列に担当者とタスク内容を出力出来るようにしていきます。このときB列が空白か空白でないかを繰り返しループ処理(while文)を使って判断します。空白が見つかったタイミングでEF列に出力していきます。

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for文の構文

for文の構文は下記になります。

for (初期化式; 条件式; 増減式) {
// 条件式がtrueの間ずっと実行される処理
}

では実際に今回の目標物のコードを書いていきます。

function mySheet3() {
 var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet()
 var sheet = ss.getSheets()[2]
 for (i=2;sheet.getRange(i, 2).getValue() != "";i++) {
   
 }
 
 var anser1 = sheet.getRange(i,3).getValue();
 var anser2 = sheet.getRange(i,4).getValue();
  sheet.getRange(i, 5).setValue(anser1);
  sheet.getRange(i, 6).setValue(anser2);
}

今回のコードのフローを見ていくと下記のような図になります。

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for文は条件がクリアした段階でループ(繰り返し)の処理から抜け出すことがわかりましたでしょうか。今回の演習問題だとE4とF4に"森"と"企画書提出"と出力されれば正解です。

まとめ

繰り返しの処理でfor文はかなり使用しますのでぜひこの機会に覚えてしまいましょう。

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