図1222

【micro:bit 2019】 2019年に作ったものや行ったことの振り返り 〜その2:いろいろ作ってみた&講座編〜(2019/12/5)

この記事は 「micro:bit Advent Calendar 2019 - Qiita」の 5日目 の記事です。

はじめに

今回の内容は、micro:bit Advent Calendar 2019 の 3日目に登録した以下の記事の続編にあたります。

当初は 1つの記事で、今年 micro:bit を使って作ったものや行ったことの振り返りをやろうとしたものの、SNSに投稿した内容をもとに振り返っていたら想像以上の分量だったため記事を分割した、という流れです。
その1 では、主に micro:bit と別デバイスを連携させた事例について、振り返って書いていました。

▼ ハッカソンやハンズオンでの話

1)保育士さんのアイデアを具体化: 鳴き声がするパズル

以下は、保育園で行われたハッカソンで、保育士さんのアイデアを具体化したものですが、その際に micro:bit を使いました。
アイデアの内容は「鳴き声がするパズル」で、動物の区別ができず、また、音に興味を持ちはじめた年齢の子達向けにと、考えられたものです。

まずは、動作の様子を撮影した動画をご覧ください。

このときは作品作りに使える時間も短く、手持ちの物品も限られていたので、「パズルのピースがはめ込まれた際に動物の鳴き声がする」という機能に必要な以下の機能を「Scratch + micro:bit 拡張」で作りました。
  ・パズルのピースがはめ込まれたことを検知する接触判定
  ・上記の判定時に動物の鳴き声を再生
どのように実装したか等は、以下のツイートの画像をご覧ください。

この時のイベントの様子は、下記の園長先生のブログでも紹介されました。

そして余談ですが、こちらが実施された保育園は、昨年・今年と Maker Faire Tokyo に出展者として出ていたりもします。

●くらき永田保育園 | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
 https://makezine.jp/event/makers2018/m0276/

●くらき永田保育園 | Maker Faire Tokyo 2019 | Make: Japan
 https://makezine.jp/event/makers-mft2019/m0195/

2) Nintendo Switch と組み合わせた Lチカ

内容的には、その1 の記事に載せる対象でしたが、そちらに載せるのを忘れていました。
こちらは、Nintendo Switch のコントローラー(Joy-Con)を使った Lチカを、Arduino と組み合わせてやった、という話の写真を Twitter上で見かけて、その内容を参考にして作ってみたものです。
その写真と Joy-Con の仕様とから、赤外線を使っていると思われたので、それを自分は光センサーを受信側にして作ってみました。

ちなみに、その元ネタとなった話の、@n0bisuke さんのLT資料が下記となります。こちらの元ネタの仕組みでは、受光するための部品は赤外線用のものを使って組まれていました。

3) Python や Scratch と組み合わせ

以下は、公式ドキュメントか Webの記事を見て知った、音声合成的な機能を試したものです。
ブロックプログラミングでは使えない API とのことで、 MicroPython を利用する必要がありました。

また、自分が子どものプログラミングサポート活動をやっている中で、ウケが良さそうな内容の1つとして、Scratch との組み合わせを試したのが以下です。

ちなみに、micro:bit を Scratch で利用するには、下記のページに記載されたとおり、Scratch Link というアプリを別途インストールする必要があります。

4) LEGO と組み合わさるモーターの制御に

これも内容的には、その1 の記事に載せる対象でしたが、そちらに載せるのを忘れていました 〜その2〜。
LEGO に組み合わさる DCモーターとサーボモーターを入手した際に、その動作のお試しに micro:bit を使いました。

余談ですが、この話(や別の話)をきっかけに、このようなコミュニティを立ち上げることになったりしました。

下記が Facebookグループ で、

下記が connpass のグループになります(これら、ぱっと見で同じものに見えますが)。

▼ ワークショップの講師

今年は、4月に学生さんや20代の若手向け講座の講師依頼をいただき、その題材で micro:bit を使ったり、その後も、他のイベントのワークショップ等で使ったりしました。

A) 若手向けの講座

若者向けに connpassであまり見ないような内容お講座をやってほしい、という依頼をいただき、それに対する 1つの案で出したのが micro:bit・電子工作の初心者向け講座でした。
そして4月に講座を行い、以下のツイートにあるように、少人数でワイワイやる感じでした。

若手向けという制約があったのは、依頼元の会社さんのサービスのユーザさんが若手の方となっている関係です(このときは、学校等に限らない教育分野の活動をしている方、という枠も作ることになりました)。

micro:bit でのブロックプログラミングで、LED・加速度センサを使った仕組みを試したり、micro:bit を使った電子工作の話などを紹介したりしました。
また、JavaScript や Python 等といった、テキストプログラミングで開発する事例の話もしました。

ちなみに、このときのイベントページは以下がのものになります。

B)ファブラボでのイベント

品川にあるファブラボの方からの依頼で、7月にワークショップをやりました。このときは、上記 4月の講座資料を使いつつ、参加者の方と話をしながら内容は流動的にしていました。
以下が、終了後に公式アカウントで、イベントの様子を投稿いただいたときのものです。

ゆるい感じでワイワイと行わせていただきました。

C) Maker Faire Tokyo での親子向けワークショップ

また、今年の Maker Faire Tokyo に初めて出展側で参加し、そして親子を対象としたワークショップの講師をやりました。
開催日程の両日とも、内容は同じですが1回ずつの開催でした。

t以下は、ちょうどワークショップ講師をやっている時の写真を、SNSに投稿いただいていたものです。

以上、振り返ってみると、初心者を対象とした講座・ワークショップを立て続けに行った、という流れでした。

おわりに

その1 に引き続き、今年の Twitter上のツイートをもとに振り返りをしてみました。
micro:bit で作ってみたものや講座・ワークショップの講師をしたものをピックアップして、その2 にした形です。その1 の終わりに書いていたように「その3 も必要かも?」という部分は現実のものとなりました。

できれば、その3 も記事にして、アドベントカレンダーに登録できればと思ってます。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?