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【ProtoPedia 2021】 ProtoPedia に今年登録したものを振り返る(登録数 37作品)

この記事は 2021年の ProtoPediaのアドベントカレンダー の 18日目 の記事です。

今年、2021年のアドベントカレンダー用にあれこれ書いた記事としては、こちらが 19個目の記事になります。これまで書いた 18個の記事は、Qiitaはてなブログで書いていましたが、この記事は note で書いてみました。

ProtoPedia とは?

ProtoPedia について、公式のガイドのページでは、以下のように書かれています。

公式の ProtoPedia に関する説明

PtotoPediaとは、ITものづくりに関する作品を記録・公開できるWEBサービスです。 作品は「モノ」でも「コト」でも構いません。自分のほしいもの、あったらいいなと思うものがあり、それが「いま」「そこ」になかったら...つくっちゃいましょう。

はじめてのProtoPediaガイドより

 自分は、技術を使った試作をいろいろ登録しています。

2021年に登録したもの

今年、ProtoPedia に登録した作品を、まずはスクショで並べてみました。

2021年の最初の登録

2021年の最初の登録

今年になって最初に登録したのは、こちらの「Googleさんの MediaPipe Hands を使った仕組みのテスト(開発中)」というものだったようです。 

個人的に、すごくよく使っている「Googleさんの MediaPipe の JavaScript版」を使った試作で、MediaPipe を初めて使いはじめたという作品でもあります。
(ちなみに、その一つ右は 2020年の大晦日ハッカソンで作ったもの)

「基本的な部分の確認の試作」といったものではありましたが、Twitter や Facebook にも投稿をしたら、それぞれでけっこう反応をいろいろいただけた作品でもありました。

2021年のその後の登録作品を並べてみる

その後の作品をとりあえずまとめてスクショで並べてみます。
一番上が最新で、下へ行くほど過去のものになるように並べました。

登録(その1)
登録(その2)
登録(その3)
登録(その4)

2021年の最初の登録として掲載したもの以外に 36個になりました。
合計で 37個ということは、単純計算で 1ヶ月平均で 3つずつは登録をしていたことになりそうです。

ざっと眺めてみて

2021年の登録をざっと眺めてみると、物理的なモノ(主にガジェット)を使うものと、完全に PC のみで完結するものとが半分くらいずつ、という感じがしました。

物理的なモノを使ったものは、ぱっと見で toio を使ったものか、光り物が主という感じもしました。
また、PC で完結するタイプのものは、MediaPipe を主とした機械学習による認識系の仕組みに、p5.js での描画を組み合わせたものが多いように思いました。

作品をいくつかピックアップしてみる

今年登録した 37作品のうち、いくつかをピックアップしてみます。

某アニメの悪役の禁呪をネタにした作品

こちらは「某アニメの悪役が使う「とっておきの手品」っぽい呪文が使えた気になる(かもしれない)Webアプリ」というタイトルをつけた試作です。 先ほど話に登場した MediaPipe を使って手の認識をしつつ、p5.js で透過処理を適用した画像を重畳していたり、ということをやっています(具体的な動きは、以下の動画のとおりです)。

この後、こちらを元に 2021年のヒーローズ・リーグというコンテストに応募をしたりもしました。

ダイソーの刀などを光らせたやつ

こちらはダイソーで 200円で売っている刀を LEDテープで光らせたもので、「100円ショップで売っていたおもちゃの刀を改造して LEDテープを仕込んで光らせるテスト」という名前で登録しました(また動画を掲載します)。

こちらは、最初は micro:bit との組み合わせで作り、とある保育園の園児の子達向けにエンタメ的な用途で活用したりしました。
そして、この後に M5StickC で作ったバージョンを作り、MQTT による通信なんかも組み合わせて M5Stack のコンテストに応募したりもしました。

あと、ダイソー+光らせるというネタでは、このようなものも登録したりしました。

toio のコンテストに出した作品やその他

他には、コンテストに応募した作品で、toio のコンテスト向けのものもありました。

toio に関する作品は、他にも先ほど登場した MediaPipe と組み合わせたものもあったりします。

その他、はじめてゲームプログラミングとつなげてみる、という試作をしてみたりも。
本来は、これらを直接つなぐ仕組みはないのですが、Joy-Con の IRカメラと再帰性反射テープを組み合わせて、toio と はじめてゲームプログラミングの間をつないでみた、というものでした。

おわりに

このまま書いていくと、いつまでも止まらなそうなので、このあたりで区切りにします。

自分は、試作をしたもの(かつ、カメラ映像・動画で動きが分かるもの)は、だいたいTwitter・Facebook・YouTube に登録しています。
その中で、全部ではないですが ProtoPedia にも登録をして、ということをやっていたら 2021年に 37個の作品登録を行っていた、という状況でした。

冒頭の公式の説明にもありましたが、「ITものづくりに関する作品を記録・公開できるWEBサービスです」とあり、また公式の作品登録の項目的にも「アイデア」や「開発中」といった状態のものも登録できるようになっています。

作品ステータス

がっちり作り込んだ完成品を登録する、というのに限らず、「思いついたものを登録・試作したものを登録」といった使い方でも気軽に登録をしていくと、記録に残す意味でも良いのではないか、と個人的には思っています。

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