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『仕事は2割がおもしろい』No.08

「あ~、今の仕事やめたい」と毎日のように思う。
主な理由は二つある。
 
一つは、やりたい仕事ができると思って転職したのに、助成金が降りずに、仕事自体が無くなってしまい、仕方なく別の仕事をしているから。
それは、「やらされている仕事」だから。本当に生きるために仕方なく、やっている仕事だから。
利益を追求する企業とは違い、助成金で事業を廻す非営利団体に転職したんだから仕方ないことかとも思うが、絶望する。
 
二つ目は、企業風土が合わない。
これは、精神に直接ダメージを与えてくる。
これまでは、利益を追求する企業で働いていたので、どうすれば、商品の良さがつたわるか?買ってくれる人はどこにいるのか?というようなことを考えながら仕事をしていた。
今は利益を追及していなので、助成金をもらいそれを使って仕事をしている。
よって、社内にもチームとして働くという意識がない。
先に入った人は、先輩風を吹かせ、新しく入ってきた人に命令し、監視する。
この「先輩風」は、とても厄介だ。
私のようなひねくれ者は、すぐに「はい」とは言わないので、目の敵にされる。
もう、キャリアも長いので、職場で孤立してようが、浮いていようが、まったくと言っていいほど、気にならないけど。
 
ここ最近で、一番ショックだったのは、自分より1カ月ほど遅く入ってきた20代の人が、3ヶ月で辞めてしまったことだ。
その人が辞めていなければ、自分が辞意を伝えていただろう。
 
今の組織には、「人材育成」のポリシーはなく、パッチワークのように人を集め、なんとか業務を廻している状態だ。
こんな職場に20代がいてはいけないと、強く思った。
だから、辞めていく人を応援してしまう。
次は「良い環境で働けますように!」と。
 
働く環境はとても重要だ。
しかし、入ってみないことにはわからないから、よけいに厄介だ。
若者が、キャリアデザインができないような組織に忠誠心を持ち、頑張るなんて時間の無駄だとさえ思う。
「石の上にも三年」とか、「短期間で辞める人は・・・」とか、人材を採用する基準からはもう外した方がいい。
「ほかにやりたい事が見つかったので」とか「家の都合で」とかは、表向きの理由がほとんどだろう。
本心では違う思いがあるのではないだろうか?
採用担当者は、短期間で辞める人の本心を想像して見て欲しい。
そして、自分がいる組織は、人が短期間で辞めないようなシステムになっているのかを考えて欲しい。
労働人口は今後も減少を続けていくのだから。

さて、残り2割で楽しいと思える仕事をみつけられなければ、また転職するかな!?
私の就活は、いつ終わるんだろうか(笑)
 
では、また次回。
おもしろい仕事をしよう!

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