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『仕事は2割がおもしろい』No.09

  『電車を待つとき、2列ではなく1列で並んでいるのはなぜ?』

 新型コロナウイルス感染症が、「5類感染症」になり、在宅ワークから通勤に切り替わった企業も増えたのだろうか?
電車も朝夕の通勤ラッシュが戻ってきているように思う。

 そこで、最近とても気になることがあるのだが、駅のホームに1列に並ぶ光景をみて、とても違和感があるのだ。
なんで、2列に並ばずに混んでいるホームに1列に並んで、電車を待っているの?
私は厚かましく長い1列を横目にみながら、先頭に2列に並ぶようにしている。
以前、コロナ前の毎日通勤していた頃、激混みの品川駅の山手線ホームで、2列目の先頭に並んだら、見ず知らずの男性に肩をポンポンされ、横入りだと言われた。
当然、私の頭の中は「?」がいっぱいになった。
「横入り」はしていない。
2列に並んだだけだ。
しかし、トラブルになっても嫌なので、この時は「日本語知らない人」を演じて乗り切った。
 
 そこで、私のように2列に並ばないことを不思議に思う人がほかにもいるのか調べてみたくなった。
こういう時は、とりあえずグーグル先生に聞いてみる。
すると、いました!やっぱりいましたよ~。
一番上に表示されたのは、2013年10月のもので、『電車を待つとき、2列ではなく1列で並んでる人たちの意図はなんですか?』というものだった。
もっと深く検索すると、2011年にも『なぜ皆、キレイに二列で並べないの?』という疑問を呈している方がいた。
すでに、10年以上前にこの「問い」を見つけた人がいたのだ。
 
 デパートのエスカレーターも、みんな1列に並んで、関東だと右側を開けている。
2列ならもっと効率よく上にいけるのになぁ~と遠い目になり、エレベーターを利用する機会が増えた。
こういうのは、関東だけなんだろうか?
 
 そんなことを思いながら、駅のホームを観察すると、2番目に並ぶ人が肝になっていることがわかった。1番前に立った人の横に並ぶか、後ろに並ぶかで違ってくるようだ。
2番目に並ぶ人が1番目の人の後ろに立つと、3番目の人がその後ろに立ち列が伸びていく。
そこを私のように、2列目の先頭を押さえる人はあまりいないということがわかった。
「行動心理学や社会心理学の研究テーマになりそうだ」と思いながら、いつか駅のホームで2番目に並んだ人にアンケートをとっている自分の姿を想像し、妄想を深めている。
辛い電車通勤も、しばらくはこの妄想で乗り切れそうだ。

 でも一番精神的にも良いのは、在宅ワークなんだけどね。
これからは、通勤ストレスを軽減するためにも、積極的に在宅ワークを増やしていこうと思う。
電車もたまに乗る分には、耐えられるし、混雑する時間をさけて乗るように工夫していこう。
 
では、また次回。
おもしろい仕事をしよう!

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