今はまだ子育ての苦しみ

しんどいときに母を頼ったら断られたことがきっかけで母への憤りが爆発してそこからずっとモヤモヤしていた。自分に子供ができたことがきっかけで親子関係を見直すためにカウンセリングにも通った。
自分の子供には私が母や父に抱いているような感情を抱いて欲しくなくて息子にはすごい気を使って子育てしていた。(それも最近やっと気づいた)

親にこんなこと言われたら傷つくよな。子供の話はいつもちゃんと聞いてあげないといけないよな。子供にイライラをぶつけては絶対にいけない。自分を犠牲にしても子育てしないといけない。
自分が母や父にされて嫌だったことを少しでも自分が子供にしそうになっていたら全力で否定してダメダメダメ!と制御をかけて、かけきれなくて怒鳴って自己嫌悪に陥る。
最近ずっとこんな感じでしんどかった。

だけど久々にこの前友人に会って話をして、
「親だって人間やで!?四六時中子供と一緒やったらイライラするしみんな怒鳴ってるやろ笑」と言われて、頭ではわかっていたけど面と向って言われると、そうだよな!!!と思えて。

「親だって人間」
私は自分の親に対してコレを忘れていた。
親だから完璧でないといけないと思っていた。
母は私にもっと優しくするべきだった。お金の使い方もケチケチせず心よく使わせてくれるべきだった。学校で悲しいことがあったとき、もっとちゃんと私の話を真剣に聞くべきだった!!!
父は私のこと怒鳴らず、無視もするべきじゃなかった。
とか。あげだしたらきりがないけど。
親だって疲れてたら怒鳴りたくもなる。子供にムカついたら無視したくも・・・これはちょっとならないな笑

少しだけ親の立場になれば親を許せるような気がしてきた。
親を許すということは、今子育て中、自分の中にふっと湧き上がってくる親の影を受け入れて「イライラしても仕方ないよね」と思えることにつながるかも?とか。

母は愛情表現が苦手だっただけなのかも。気持ちの伝え方が下手だっただけかも。父優先だった家庭だったので子供の話を聞いてあげたくても聞いてあげる余裕がなかったのかも。

そこを否定することなく、じゃあ私が子育てするときはそれを参考に、なるべく子供の話を聞いてあげたりたくさん愛情表現をしてあげればよい「だけ」の話。親を恨む必要なんてないのじゃないか。
と思えてきた。
もっとありのままの自分で子育てして良い。それはつまり自分の生い立ち、トラウマ、親へのネガティブな部分も受け入れるということ。
ありのままで接して、子供が親に対してどういうイメージを抱くかは子供次第。
親だって間違えるし、失敗するし、今だにそれに気づかなかったりもする。
私が親を許せない限り私の子育ては苦しいままだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?