本当にやりたい事の見つけ方(1)歌うこと

You Shunです。
本当にやりたい事って、どうやって見つけるのか。

昔、父に聞いた事がある。
「お父さん、私、やりたい事見つからない」
父は答えた。
「たまに、子どもの時から野球が好きで、野球選手になる人がいる。でもほとんど、そんなことはない。俺もまだ見つからない。」

これ、多分父が45歳〜50歳くらいの時。
私は、すごく安心したのを覚えている。

こんな父だから、何でもやらせてくれた。
母も、止めることなく、応援してくれた。

好きな事の一つに、「歌を歌う」事があった。
振り返ると、好きになった背景は2つあると思う。

一つ目は、小学校の音楽の時間。私の声は生まれつき低く、ハスキー。
子ども時代は、男の子に間違われた。

一人ずつのテストの時間、喉の筋が出るほど、
必死に高い音を出そうとしたら、
あら、と、私の声の高さに下げて、ピアノを弾いてくださる先生がいた瞬間。
今はカラオケボックスでも、音階下げたりは、当たり前だけど、私は声が低くて、ソプラノが出なかったから、歌が嫌いだし、下手だと思っていた。
自分の声が出る高さで、歌えた時の感動は、今も覚えている。

二つめは、両親の影響
両親がカラオケ好きで、私が小学校の時は、家に本箱を裏返して作ったステージと、
採点付きのカラオケマシーンがあり、
夜な夜な両親の友達がきて、カラオケ大会だった。この時、子どもの歌なんかないから、とにかく歌えそうな歌を練習した。
「氷雨」(ひさめ)や、「お久しぶりね」は、歌詞の意味も分からず、でも好きだった。
歌えば、みんな喜んでくれた。

と書きながら、とても聴きたくなり、
以後、氷雨を聴きながら(※)

その後、歌を習う機会、ステージに立つ機会もあったが、やめてしまった。
やっていても、一流になれたか分からないけど、やめたら可能性はゼロ。
やっていたら、僅かでも、可能性はあったと思う。

やめた後悔はない。理由は、映画、『天使にラブソングを2』のワンシーン。

映画のなかで、母親に歌手になることをを反対され、歌うことを諦めようとしているローリン・ヒルにウーピー・ゴールドバーグが、リルケの「若き詩人へ」の一節を用いたセリフ。

以下、ブログから引用させていただきます
(※2)
☆☆
世間から評価されず、認められないまま悩んでいる青年にあてた言葉を引用したセリフ。
「作家を目指していた人が、ある日リルケに手紙を出したの。
(作家になりたいから、自分の作品を読んで欲しい)って。
その手紙にリルケはこう答えたの。
(そんなことを私に聞くな。もし朝目が覚めて、あなたが物語を書くことしか考えられないなら、あなたは作家だ)。
あなたにも同じ言葉を贈るわ。朝目が覚めて、歌うことしか考えられないなら、あなたは歌手になるべきよ。」
☆☆

これを見て、負けたと思った。
朝目が覚めたら、歌う事以外もやりたかった。
何の勝負かって思うけど、私の中にそこまでの熱がなかった。悔しかったけど、違うって気づいた。

とりあえず、思いっきりやってみて、この感覚かどうか、確かめてみるのがいいかと思います。〇〇しか考えられないって、思えたら、絶対やりきる!

そして、今はまたすごく歌いたい。
仕事にするとか、関係なく、
今だからこそ、またこの気持ちにも、素直に向かいたい!

余談) 再生リストが、「男と女のラブゲーム」に続き、これまた懐かしすぎる。
今でも歌えます。

※氷雨 日野美歌
「男と女のラブゲーム」より
https://music.amazon.co.jp/albums/B00MGR7M4M?do=play&trackAsin=B00MGR7NTQ&ref=dm_sh_EKFYkXp0SNeKpBeKYjFwgRdg7

※2
詳しくは、
映画 天使にラブソング2
  → https://amzn.to/3qgJ9co

以下ブログから引用させていただきました。
MoreCoreMarket
http://more-core.jugem.jp/?eid=25

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