将棋を指せるまでのステップ 第2回

10月3日(土)、松戸のかがやき将棋教室ではコロナ対策を万全に整えて対面型での指導を再開しました!

「はじめてクラス」の体験に3名来てくれました。中には小学校入学前のお子さんもいました。みなさん、すっかり楽しんでもらえたようで、後日3名とも継続して習いたいとの嬉しい連絡もいただきました!!
再開して良かったです。うれしい限りです。ありがとうございます!

「はじめてクラス」では、前回書いた「指せる」までに必要なことの内、
(1) 基本的なルールを覚える
(2) 駒の利きがわかる
(3) 詰みがわかる
まで、完全ではないものの3名とも分かっている状態でしたので、「はじめてクラス」をスキップし、次回から「基礎クラス」で

(4) ねらいをもって指せる
を目標に指導していくことになります。
同時に(2)や(3)も回数を重ねながらレベルを上げていきます。

ここで、『(4) ねらいをもって指せる 』 … をさらに分解します。
第一段階:シンプルにねらいを理解してもらいます
ねらい① 龍と馬を作る
ねらい② 3枚目の攻め駒を作る(裸玉なので龍と馬で十分なんですが)
ねらい③ 玉の逃げられる場所をせまくする
手合い:上手は裸玉/下手は飛車と角+持ち駒金2枚の手合いにします。

これで、①はクリアできるでしょう。②は最初から持ち駒にして敷居を低くしておきます。つまり、第一段階は、ほぼ③のねらいためのプロセスです。これでも、ルールを覚えたばかりでは中々大変です。
最初は、たくさん助言しながら覚えてもらって、理解が進んだら上手は裸玉のまま、下手は持ち駒をなくし、飛車、角、金銀の手合いにします。これでコンスタントに勝てるようになるころには、複数の駒で攻めることが大事ということもわかってもらえるようになると思います。

その先は、10枚落ち→8枚落ちとして
第二段階
a.飛車先の歩の交換
b.数の攻め
c.玉の守りごまを攻める
という段階に進めていきます。

・・・と一言で書きましたが、これはこれでまた色々工夫が必要になっていきますが、次回以降の記載にします。

なお、この段階では符号(「▲7六歩」とかいうのですね)は使わずに進めるようにしています。

このように工夫して子供たちのそれぞれのレベルに合わせて、楽しく学んでいける取り組みをしています。東京の城東地区からも近い千葉県松戸市のかがやき将棋教室で指導をしています。ご希望があればオンライン指導も可能ですのでお問い合わせください。

かがやき将棋教室のお問い合わせページか、このページ最下部の「クリエイターへのお問い合わせ」から、お問い合わせいただけます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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