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ひよこWebデザイナーがシフトブレインとawwwards Conferenceに招待された話

先週シフトブレインさんの開催した企画に参加して、会社訪問とカンファレンスに招待頂いたので、貴重な機会を振り返ろうと思い筆をとりました。

NEW COMMMERS to awwwards選考合格

私はWebデザイナーのyouse(ユーズ)と申します。タイトルの「ひよこ」はWebデザイナーの経験がまだ2年程のまだまだひよっこだからです。

そんなひよっこがシフトブレインが開催した「2名の若手を awwwards Conference tokyo へ無償でご招待する」NEW COMMMERS to awwwardsに応募したところ、なんと選考に合格しカンファレンスに招待されました!

応募にはポートフォリオサイトを送りました。実装のアドバイスを杉本さん、小林さん、佐藤さんに頂いたのでとても感謝しています!

シフトブレイン訪問

一度シフトブレインに遊びにきませんか?とのお誘いを頂き、カンファレンスの前にお邪魔させていただきました。まるでひよこが鷹の総本山に行くようなもの(?)ですから、それはもう緊張します。

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入り口には受賞された賞状が掲げられており、ムービーも流れていました。インターホンを探すと、そこにはタッチパネルの呼び出し機が。担当者の入力から呼び出しまでのマイクロインタラクションが凝ってて、ここまでUXが考慮されているのか…と驚きました。

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まずはご挨拶とお土産をお渡ししました。せっかく名古屋からきたので、名古屋名物「小倉トーストラングドシャ」をお持ちしました。好評だったのでよかったです!

選考に合格したポートフォリオサイトにディベロッパーさんから「よく見かけるエフェクトではなく、独自の演出を取り入れた所が良かった。」とコメントを頂きました。また、ポートフォリオサイトに作品として掲載した「DOMELIVE」についても「ここまで制作する執念がすごい。」との感想も頂きました。

その後オフィスを見学しました。戸建てのオフィスは今まで見てきた制作会社では珍しかったので印象に残っています。もともと劇団のレッスン場?だったものを改築したらしく、壁一面がホワイトボードになっていたり、撮影場所兼フリースペースがあったりとクリエイティブな環境でした。

また、いままで聞きたかった個人的な質問の「Webサイトにおける演出の、ブランディングや世界観のためと、アートによる個人の趣向の境界とは?」にもお答えを頂きました。その回答は自分の解釈を通して要約しますと、「演出には少なからず個人の趣向が入ってくるが、クライアントとの打ち合わせからデザインまでの流れを汲んで、多くの経験からそこに沿った演出を考案するので明確な境界はない。」です。( 違っていたらすみません… )

そして最後に「WORKSGOOD!」Tシャツとシールをお土産に頂きました!ありがとうございます!

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awwwards Conference tokyo参加

ついにカンファレンスの日がやってきました!受付でネックストラップをもらいましたが、招待枠なので名前の部分は「ATTENDEE(出席者)」と記載されていたので、後で他の人のように名前を入れておけば良かったと少し後悔しました。

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そして、NEW COMMMERS to awwwardsの選考に合格したもう一人の方ともお会いしました。驚いたのが、その方は以前から知っていて、GLSLスクールに同じ時期に参加していて、ポートフォリオサイトの演出の一部をその方が実装したサイトを参考に制作したので、自分の目標にしている一人でした。

会場に入ると琴の生演奏をしていたり、海外の方が立ち話をしていたりとなんだかすごい所に来てしまった…とぼんやり感じました。

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カンファレンスのスピーチは基本的に英語で話されますが、 「Interactio」というアプリを使用すると同時通訳が聞けるようになります。しかし、ここで大きな問題が出てきました。WiFiの通信状態が悪いのか、翻訳がほとんど聞けない状態になってしまい、スピーチの内容を知っている単語とスライドで推測することしかできなくなりました。唯一の救いはスライドが豊富で話のニュアンスはなんとなく理解できた(ハズ)と思います。その時ほど英語ができれば…!と思ったことは今までありませんでした。

2日間のカンファレンスの中でシフトブレインの鈴木さんのスピーチが一番心に残りました。タイトルは「情熱を持ちながらデザイナーを続ける方法」です。このスピーチでは上述したシフトブレインへの質問にも関わっていると感じました。

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スピーチの内容は主に「感動的なデザイン」について必要なものと、デザインに対する取り組み方の日本と世界の違いについてお話されました。

感動的なデザインには見る人と作品の間に感情をつなげるための3つの要素が必要であり、一つ目は作品に熱中できるクオリティー、二つ目は言語の壁を超えるビジュアル、三つ目は人の心を動かすストーリーです。

そしてデザインへの取り組み方についても日本と世界に大きな違いがあり、
日本は、感情による意思決定のハイコンテキスト(独創性)の傾向があり、世界は、理論による意思決定のローコンテキスト(普遍性)の傾向があるそうです。重要なのは、その両方のバランスを持ち、Creativity × Universalityどちらも取り入れていくことが大切だということです。

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最後に

カンファレンスではスピーチの他にコーヒーブレイクやアフターパーティなどがあり、そこでたくさんの方とお話することができました。以前お会いした方や、名前を一方的に知っている方ともお話しましたし、海外の方に自分のポートフォリオサイトを見せる場面もありました。また、良い機会を得られることもありました。

素敵な機会をくださったシフトブレインには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!


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