オンライン洋裁教室コモノ(帽子作家:ぜんばやし)

「手ざわりを取り戻す」をコンセプトに、 服作りをオンラインで教えています。 =====…

オンライン洋裁教室コモノ(帽子作家:ぜんばやし)

「手ざわりを取り戻す」をコンセプトに、 服作りをオンラインで教えています。 ======== https://www.co-mono.com

マガジン

  • 自主企画・個展開催のしかた

    ハンドメイド作家さん必見!自分で計画して、展覧会をするときの基本計画マニュアル。全体の流れを企画するときの考え方が学べます。

  • 洋裁初心者向け基礎知識

    服作りをこれからはじめる方のために、洋裁の行い方を7つの基礎知識としてまとめました。服作りを30年ほど自作してきて分かってきた重要なポイントです。最初の段階でやりかたの把握をし、効率的に服作りをしたい人に役立つと思います。

最近の記事

自主企画・個展開催の仕方⑤・不足しているリソースの確保方法を決める

2024年の11/29-12/1の期間、京都で個展を開催するぜんばやしです。 自主企画開催について、リアルタイム発信をしていいます。 さて、今回は展示物自体、これから制作するわけですが、 準備の最初の段階で考えてやることになるのは、どちらかというとプロデューサー側が考える内容に該当する事項ですね。 例えばイベント屋さんが仕掛ける展示会とか(百貨店催事)の場合は、企画会社さん側がイベント自体の宣伝業務(DMやフライヤーのデザインしたり、広告出したり)や会場の手配・展示什器レ

    • 自主企画・個展開催の仕方④開催までのスケジュールを立てる

      2024年の12月に京都で個展を開催する、ぜんばやしです。 自主企画開催について、順を追ってリアルタイム発信をしています。 前回の記事で、まずは「何を準備するのか?」をリスト化しました。 (見返したい人は↓から確認を) そうしたら、まずは「個展開催」という目的に向けて、時系列で締切から考えて「いつその作業をするか」を考えて配置していきます。 人によって考え方は多少違ってくるかもしれませんが、 私は個展に限らず、何かイベントをするときに真っ先に考えるのが、宣伝の計画。いわ

      • 自主企画・個展開催の仕方③制作物を全てリスト化する

        2024年12月に京都で個展開催をする、ぜんばやしです。 自主開催の場合、どのように準備していくのか? を企画している現場を、ほぼリアルタイム発信しております。 =============== 個展準備の段階三つ目になりました。 ①個展のコンセプトを決める ②開催会場を決め、予約する が終わったら、次は何が必要なのか? というところを書き出してみます。 大枠で考えてみると 1・展示する作品 2・作品を展示するための器具(什器) 3・接客するために必要なもの 4・展覧

        • 自主企画・個展開催の仕方②会場を探して予約をする

          今年(2024年)の12月に京都で個展開催をする、 服飾作家のぜんばやしです。 発表することを決めたら、まず会場を探します。 これは個展でなくても、何かイベントをするときに 一番最初にする作業となりますね。 前回の記事でかいた 「展覧会又は展示会で何をしたいのか?」で、 選ぶ場所の条件が変わってきます。 🔳まず考えるのはアクセス ・対象エリア(今回の場合、京都市の繁華街) ・お客さまの会場へのアクセス方法  (バス停・駅からの距離・場所は迷わずに来れる場所か?) 🔳展

        自主企画・個展開催の仕方⑤・不足しているリソースの確保方法を決める

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        • 自主企画・個展開催のしかた
          6本
        • 洋裁初心者向け基礎知識
          1本
          ¥1,320

        記事

          自主企画・個展開催の仕方②企画の最初にこの展覧会で何をしたいのか?を考える

          20年以上、個人作家(帽子・革小物中心)として活動し オンライン洋裁教室をしている、ぜんばやしと申します。 数日前に突然、この冬(2024年12月)に 京都で個展を開催しよう!  と決めたんですが 展示内容を考え始めよう〜とした矢先、気がついたんですよ。 これって、順番に記録していったら 作家として初期段階の人の役に立つかもな〜〜 と。 8年前から、洋裁を教えてるんですが、 そこそこ「もの」が作れるようになっても、 その次、自分の作品をどうやって世の中に出していくか。

          自主企画・個展開催の仕方②企画の最初にこの展覧会で何をしたいのか?を考える

          自主企画・個展開催の仕方①|突然、半年後の京都での個展開催を決めることになったわけ

          久々の投稿で、いきなり宣言ですが・・ 久しぶりにこの冬、京都で個展開催します。 2024年の夏至は 記念すべき区切り。 一応、帽子を中心とした個人作家なのですが。 8年前に洋裁教室で教えるようになってから、 まとまって作品発表はしてなかったかも? (それぐらい、忙しかった) 母・ひろみの作品展プロデュース開催で 会場の傍にちょろっと出したりとか 知り合いの作家さんの展示会に 少し鞄や革小物を置かせていただいたりとか、で よく考えたら、自分メインで発表は だいぶ久

          自主企画・個展開催の仕方①|突然、半年後の京都での個展開催を決めることになったわけ

          フルタイムで働くHさんがオンライン講座を受講して、やっと服作りができるようになったわけ

          ずっと憧れだった、服作り。 そこそこ年齢も重ねているけれど、 会社と家との往復だけで人生を終わるのもつまらない。 一生つづけられる自分の楽しみの一つとして、 手を動かして何かを作りたい。 そう考える人も、多いんじゃないでしょうか。 人生100年時代。先は、長いよ〜 とはいえ。 ミドルエイジにもなれば、ずっと働いている方は 会社の中でそれなりに重要な位置にいることも多くて 「いかに時間をひねり出すか」 ここが重要なポイントになりますよね 当方のオンラインの 初心者

          フルタイムで働くHさんがオンライン講座を受講して、やっと服作りができるようになったわけ

          私が洋裁初心者は課題制作をし、オンラインで基本を習得するのが、一番効率的で確実な学び方と考えるようになった訳(洋裁教室コモノ)

          最近、本当に「ゼロから服作りができるようになりたい!」と考えている人に、わたしが出来ることは何だろう・・ と考える日々。 洋裁教室も7年目。 ずっと「自分が作りたいものから作れる」というコンセプトで、運営してきました。 理由はこのnoteの別の記事にも書いている通り、自分が中学生の家庭科の授業の時、「こんなの絶対着ないよ」と思うようなデザインのスカートを作らなければならず、不満が顔に書いてあったせいか、服は綺麗にできたのに成績が4だったからです(笑)。 趣味で服を作る

          私が洋裁初心者は課題制作をし、オンラインで基本を習得するのが、一番効率的で確実な学び方と考えるようになった訳(洋裁教室コモノ)

          【洋裁パターン作成】文化式原型を使わず、洋裁教室の授業をしている本当の理由とは

          こんにちは、洋裁教室コモノのぜんばやしです。 今回の記述のテーマは、「洋裁の原型」についてです。 最近、中学校以来という超初心者の方からもよく授業の問合せをいただくので、初心者さんはどの様な所で困っているのか、調べていたんですね。 そうしたら、どこで学んだら良いかという選択の中で文化式を選ぶか、ドレメ式を選ぶか、トミー式を選ぶかという相談の記事を見まして。 いやいや、もう原型から基本を学んで手に職つけて、っていう時代でも無いやろ、と私は強烈に思っているので、今回はそこ

          【洋裁パターン作成】文化式原型を使わず、洋裁教室の授業をしている本当の理由とは

          洋裁初心者向け7つの洋裁基礎知識(洋裁教室コモノ)

          服飾作家として20年ほど活動しつつ、8年前から京都にて洋裁教室コモノを主宰している善林(ぜんばやし)と申します。 私の教室は現在はオンライン授業だけの提供ですが、対面授業をしていたころは、生徒さんが「自由に自分が作りたいものを作る」というのを大事にしていました。 決まったカリキュラムを消化する形ではないですし、入会後の完全予約制の授業として体験授業後に受講するか判断していただいていました。 体験授業の中で必ず、「洋裁の基礎知識」をお話していたのですが、今回このnoteで

          ¥1,320〜

          洋裁初心者向け7つの洋裁基礎知識(洋裁教室コモノ)

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          洋裁初心者が服の作り方を最短で学ぶ方法(洋裁教室講師が教える5つのステップ)

          こんにちは。京都で縫い物を6年教えている、洋裁教室コモノのぜんばやしと申します。 ずっと作家として帽子や革小物を作ってきましたが、最近は教える方が面白くなってきて、最近はそちらを中心に活動。 今は教えることを本格的に中核に据えて、展開していきます。 実は服作りは、元々アトピー体質で化学繊維が苦手で天然繊維の服でないと、着ていてつらくなることから作るようになったのです。 市販の服のシルエットが体型に合わず、どうにも着心地が悪いのもあって、かれこれ30年以上手作りしてきました

          洋裁初心者が服の作り方を最短で学ぶ方法(洋裁教室講師が教える5つのステップ)

          ミシンは何をどこで買うべきかの話(後半・具体的にどのようにミシンを選んだら良いのかについて)

          こんにちは。洋裁教室コモノのぜんばやしです。 少し時間が経ちましたが、前回の続きでミシンを買う時にどのように考えたら良いのかの話をさらにつっこんで記述してみたいと思います。 ショールームにていろいろお話くださったミシン屋・幸商会さんも言われていましたが、まずは「どれくらいの機能が必要なのか?」からミシン選びは始めます。PCを買うときと非常に似ているな〜 と思ったのですが、機械なので同じように考えたら良いんでしょうね。 まずは「実際のところ何をどれくらい縫いたいのか」です。

          ミシンは何をどこで買うべきかの話(後半・具体的にどのようにミシンを選んだら良いのかについて)

          ミシンは何をどこで買うべきかの話(前半・ミシン屋とミシン種類概要について)

          こんにちは、洋裁教室コモノのぜんばやしです。 今回は非常に良く聞かれる質問、「ミシンは何をどこで用意したら良いのか」についての話を書こうと思います。 実は私自身は洋裁学校(文化)入学時の頒布会で購入した、職業用直線ミシンをずっと使っており(なんと約30年前だ)、家庭用ミシンは使ったことが殆どないのです。自分で買う前の中学高校時代は、母のジャノメ日本初電動ジグザグミシンを使っていたし。わたしの子どもの頃は、足踏みミシンがある家庭も珍しくない時代でしたね。 自分が買う必要がな

          ミシンは何をどこで買うべきかの話(前半・ミシン屋とミシン種類概要について)

          なぜ洋裁教室コモノが、あなたの服作りのサポートが出来るのか?(講師ぜんばやしの自己紹介)

          初めまして!京都で洋裁教室コモノを主宰している善林(ぜんばやし)と申します。今後このコラムで洋裁について語っていこうと考えていますが、まず最初に経歴を記述して自己紹介とさせていただくことにしますね。 ここ数年は肩書を言わねばならない時は、「服飾作家」を名乗ることにしていますが、実は最近、自分でも何屋かわからない感じです。数年前まで「帽子作家」と言っていました。高校時代から自分自身の服作りをしてますから、気がつけば布でなんか作るようになってから約30年経過。歳も取るもんですね

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