あとがきではない

今年葉山は3冊の同人誌を地元のコミケットで頒布しました。
いつかやりたいと思っていたことが形を得て自分の目の前に出てきたことが、嬉しくて楽しくて。計画性を持って生まれてきませんでしたから、いつも締め切りに追われていましたが充実した日々でした。

さて今更ですが、作る楽しみ、手にした喜びを忘れたくないなと思いました。特に最近は。(本当に日々が流れるように過ぎていくのを感じて、自分御心が置き去りになっていくのをひしと感じたため)

今までの本にあとがきを付けてきませんでした。なんとなく、自分を残したくなくて。作品に自分の意思を感じさせたくなかった、が正解かも。後々見た時に、過去の自分自身との精神的解釈違いを起こすことが予想されたという事もある。だからこれからも、もし本を出すことがあればだけど、あとがきはつけません。宣言。

なので、これはほんの覚書です。どういうことがしたかったとか、後悔とか、今後の自分のためになれば。
もし、本当にもし拙著をお持ちの方がいらっしゃったら、作品のイメージを損なわないために以下を読まないことをお勧めします。






















1作目 「V.S.真白つゆゆ」(爆速スライディング!魂麺)
何度ネームをちぎったか……ジャンルの特性上自分の見た(妄想した)アニメのストーリーを漫画に落とし込むことがめちゃめちゃ大変でした。あと、初めてすぎて原稿の作り方からちんぷんかんぷんでした。今見ると、普通に消さないといけない線が出ていたりと大分酷い。けど、楽しかった。これを書く2か月くらい前に、麺ミュの脚本を書いてたこともあり世界観は自分の中でだいぶ構築できていたのが良かったかも。コロコロとか読んでホビアニ漫画の雰囲気を感じてたりもしてた。

2作目「ふたつの虚像 27のパスティーシュ」(2434)
1、2年前くらい前から不穏な探偵漫画描きたいなあって思ってたものを形にできました。ただ、1作目で自分は長い話、まともな筋の通った1つの話を書くのがすごく苦手だという事を痛感していたので、雰囲気をまとめた短編集に落とし込めたのは良かったかな。でも、締め切りの1週間くらい前に話しを増やしたりするという計画性のなさにはほとほと呆れます。でも、出来上がったときの充実感はすごかった。完成イメージが一番できてたからかも。

3作目「金輪際雑魚と壱百満天原サロメの例えばこんな日々」(2434・omcr)
はじめはこの二人のコラボが見たいから描こう、から始まってバトロワものを描く予定でした。ただ、先述の通り長編?のまとまりが苦手で頓挫しました。何とかまとめたけど、本当にこれが精いっぱい。モータルコンバットを出したのは、🥢嬢のTwitterのメディア欄に招待状が映っていたから。だいぶ無理やりでしたがハチャメチャなことができたかなって思います。ただ、締め切り2日前にアマプラでMK見ながら描くのは無茶だったと思います。

おわり!
この先も本を出すことがあればここに追記するかもしれないし、しないかもしれない。


自分へ
追い込まれないと何もできないので、諦めてください。たぶんこれからも、全部終わってから後悔すると思います。ざまあみろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?