「好きなことで生きていく」よりも「嫌いなことで生きていかない」という選択を。
一時期流行ったキャッチコピーだ。
あなたも聞いたことはないだろうか?
フリーランスや副業が当たり前になりつつある時代の中で、僕らには好きなことをして生きていくことがしやすくなってきた。
もちろん、楽な道のりばかりではないかもしれない。
そのため、ある程度の努力はする必要はある。
方法については、こちらの記事に書いたことを参考にしてもらえると良いかもしれない。
そんな中、知っておくと良いことがある。
それは、
「好きなことが、楽しいこととは限らない」
「好きなことは、案外退屈なことかもしれない」
ということ。
「好き」という感情は、時に僕らを惑わせる。
満たされる欲求は、快感だ。
というのも、僕らは苦痛を避ける生き物であり、同時に無意識に快感を求める生き物だからである。
そのため今回の記事は、僕らの頭に眠っている、基板部分についてがテーマ。
「嫌い」「痛い」「辛い」…こういった感情や感覚には、とても敏感なのが人間。
仕事や日常生活の中でも、ストレスの大部分にあたる。
何も考えずに生きていると、現代では避けられない事柄になっている。
だからこそ、これらの「嫌い」と感じるものをリストアップしてゆき、人生から排除していくことが大事なのである。
簡単なメモでも良いので、嫌いなことを並べてみよう。
僕自身も実施してみたのだが、好きなことよりも嫌いなことの方がスラスラと出てくる。
それだけ無意識のうちに自覚し、避けようとしているということだ。
「やりたいことが見つからない」
「特別好きなことはない」
モノや情報が溢れている現代では、こういうある種の悩みを抱えている人も多い。
こんな悩みがある人でも、マイナスな感情には敏感なぐらいである。
メモに書き出してみたら、次に自己分析を実施してみるのも良いかもしれない。
自己分析だけやろうとすると、意味合いが違ったものになるためお勧めしないけど、自分自身を探る「何か」を目的にすると、案外やるべきことがまとまってくることがよくある。
上記の記事には、いろんな自己認知、自己理解、自己分析ツールを紹介しているため、参考にしてもらうと良いと思われる。
「何か」が見つかったら、しっかり「やらないことリスト」を作ろう。
ちゃんと実行できれば、それは「嫌いなことで生きていかない」選択ができていることになる。
格段にストレス具合が変わってくるだろう。
<まとめ>
①嫌いなことリストを作成する
②自己分析ツールを使ってみる
③やらないことリストを作成する
好きなことも大事だけど、同じくらい嫌いなことをしないことも大事。
なんでも選択ができる時代だからこそ、ゆるがない土台を作っていこう。
その上での好きなことなら、きっともっと好きになれる。
「好きなことで生きていく」よりも「嫌いなことで生きていかない」という選択を。
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