私を守ってくれる編集者へ

いつも私を守ってくれてありがとう。

でもね。

わたし、あたなだけじゃ足りない。

もっといろんな人に認められたい、求められたい。

だって、そうじゃないと、生活ができないから。

あなただけに認められて生活ができるのなら、それでもいい。

でも、あなただけじゃだめなの。

思いついたことをアウトプットするだけで、生きていきたい。

わたしはただただ生み落としていくだけ。

広めてくれるだれかがほしい、認めてくれる誰かがほしい。

自分で広められないのは、やったことがないからなのかな。

それとも自信がないからなのかな。

自分で自分の作ったものを「見て!」ってやろうとすると、すごく億劫なの。

つくっていたときの勢いががくんと落ちる気がするの。

認められないかもしれないって思うからなのかな。

自分で、つくったものをいいものだと思えないからなのかな。

それともほんとうに、向いてないからなのかな。

どっちなんだろう。

だれか、だれか助けて。だれか助けて。

でも、その誰かに届けるために、わたしは、叫び続けなくちゃいけない。

わたしがなにもしなかったら、誰にも何も届かない。

わたしはここにいるよって、叫ばなくちゃいけない。

助けてもらうために叫ぶのって、ずるいことなのかな。

自分で自分を満たさなくちゃいけないのかな。

でも、でも、自分ひとりじゃどうしようもないんだもの。

たすけて、ください。


最近、自分と同じように絵を描いている友人に嫉妬してしまう。卑下してしまう。

わたしだって進化したい、成長したい、変化したい。ずるい。

わたしの絵がかすんでしまうからやめて。

同じフィールドに来ないで。やめて。わたしの居場所をとらないで。

同じことをしてるのにあの人は認められてるずるい。

わたしとあの人のなにが違うの。

わたしのなにがいけないの。なんでなの。ずるい。ずるいずるいずるい。

わたしの居場所を、とらないで。

絵をとったら、わたし、もう、なにもなくなってしまう。

絵も、演劇も、とったら、わたし、なにもなくなってしまう。

そうしたら、そうしたら、居場所がなくなってしまう。こわい。

なにも、ない。なにもない。こわい。たすけて。

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