年金廃止で老後資金2000万円でも貯金は待った!

先日、金融庁が年金制度を維持するのは難しい、各自老後に備え年金2000万円の蓄えが必要だと発表しました。

これについて年金制度が無責任だとか、ことの是非については問いません。しかしこの発表は蛇足だったとなと思います。

前回のコラムと内容が重複しますが、安倍政権はデフレ脱却を目指すことを目的に発足した政権です。

デフレとは供給過多の現象、つまりは我々、国民が消費を控えていることが現代の日本経済の問題であり、わざわざ国民が消費を減らす発言をするのは、あまりにも軽率です。

老後2000万円が必要だと言われ、消費を増やす人はいないでしょう。また、今年の10月には消費税10%になります。

米中貿易の貿易戦争のあおりを受けるため、内需だけでなく外需が減ることも予想されます。


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