トツキトオカ。
こんにちは。
出張撮影Your PhotographyのReiriです^^
出張撮影の醍醐味のひとつに、ご自宅へ伺わせていただいての撮影、というものがあります。
前回の写真分析でも書きましたが、こればっかりはスタジオで勤務していた頃はあまり味わうことのできない、『そのひとの暮らしの近く』という距離感での撮影となります。
よりリアルで、ドキュメンタリーで、ぶっつけ本番なその感じ、とても緊張しますし、ワクワクします。
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「あんまりおしゃれなものとかないんですけど大丈夫ですか?」
若いご夫婦のおうちにお邪魔した時、最初にそんなLINEのやり取りをしたなあとふと思い出しました。
ふたりの暮らす部屋は、トースターはないけど電子ドラムがあったり、ダイニングテーブルはないけどゆったり座れるソファがあったりして、初々しい『ふたりでの暮らし』が少し垣間見えました。
まんまるく膨らんだお腹を撫でながら笑う彼女のことを、実は私は以前から知っていて、写真を撮りながら縁が深くなった友達のような感覚です。
とは言え、まあ結構年齢差のある友達なもので(笑)、そんな彼女のお腹にBabyがいると知った時はそれはもう、なんと言うかもう、……孫?孫を待つ感じ??
何かもう、色んな感情がスパークして泣きそうになっていたものでした(事実ちょっと泣いた)。
出産前のタイミングでの、ご自宅撮影。
初めてお会いした旦那さんは背が高くてちょっとシャイで、私の拙い2歳レベルの英語混じりな日本語を一生懸命聞いてくださっていました(笑)。
「おしゃれなものとかないですけど、陽当たりは良いです!」と言っていた彼女の言葉通り、夏の始まりの光が燦々と差し込む窓辺は最高の空間。
お腹の中でBabyを育んできた十月十日の時間は、彼女のそのまん丸いお腹のラインに現れていました。
衣装もヘッドドレスも用意してくれていた彼女。そして、Babyの為のおもちゃや肌着、アメリカのおじいちゃんが生まれてくる孫の為に送ってくれたバスケットボールチームのグッズ、とか、そういうひとつひとつのアイテムが、これから迎える赤ちゃんの為の温かな気持ちに溢れていました。
ちょうどランチタイムの時間にお邪魔して、ママさん(※ここで言う『ママさん』はマタニティの彼女のお母様のことでして、以前からの関係性でどうしてもママさんと呼んでしまいます…)がお昼を用意してもてなしてくれて、ゆっくり食べて話してから撮影が始まって、ふたりの暮らしに合わせたレイアウトの家具たちをちょっとだけ動かさせてもらったりして。
そこは写真を撮る為の場所じゃなくて、ふたりが暮らしている場所で、広くはないかも知れないしおしゃれなものもないかも知れない。でも、だからこそ、ここで撮ることに意味があると、そう思えた撮影でした。
ふたりの暮らしが始まって、そしてここで、赤ちゃんを待っている。
そんな人生のチャプターになるような時間を、一緒に撮影させていただけたことがとても幸せでした。
ありがとうございました*^^*
さて。
実はこの撮影、もう1ヶ月程前のことだったりします。
そしてもちろん、続きがあります^^
to be continued…
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出張撮影【Your Photography(ユア フォトグラフィ)】
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