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君は「サイモンとガーファンクル」を見たか?

1960年代に流行ったフォークグループだ。

遠い昔の記憶の中で今も息づいている歌があります。

それが「サウンド・オブ・サイレンス」です。

”Hello dakuness,my old friend
 やぁ!「暗闇よ」私の古い友人よ
i've come to talk with you again
 また、君と話をしに来たよ
Because a vision softly creeping
 なぜなら、ある考えが私に忍び寄って来たんだ
Left its seeds while I was sleeping
 私が寝ている間に残された「種」が
And the vision that was planted in my brain
 そして、その考えは今だに私の頭に残る
Still remains within that sound of silence
 今もまだ「静寂の音」の中に潜んでいる”
※一部引用

Sony Music

サウンド・オブ・サイレンス、「静寂の音」
この哲学的な歌詞を知ったとき静かに語って聞かせる
ポール・サイモンの声の響きにしびれました。

「静寂の音」それは一体どういうことだろうか?
静寂の中に音がある?

自分の世界観を見渡してみても宗教的でもあり、
当時のわたしの理解力ではとうてい理解できない文言でした。

この「サウンド・オブ・サイレンス」がテレビやネットで流れる度に
思い起こしはしていたものの流れるリズムの心地良さに隠れていました。

でも、世界がある種のきな臭い状況になって来たときに
もしかすると、この時代は「アメリカはベトナム戦争中」ということもあり、
静寂=平和と捉え、その中にある音=雑音、平和を乱す戦乱の恐怖
のことを言っているのかしらん?

私の解釈は平和の中にこそ恐怖が存在する。
油断するな人々の欲望は果てしない、
そん静寂の中にこそ悪魔が潜んでいる。

警告する静寂は雑音のように蔓延る。
そして、人々の心に意識の注意を鈍らせる。

と解釈しました。

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