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収益性商品の積み立て戦略、みなさんはどうしてますか?

2024年も残すところ4か月。
新NISA元年の積み立て投資戦略は、いかがでしたでしょうか?

僕は、既存の特定口座の投信や株式ETFは、ある程度売却し、新NISAに集中資本投下しています。
今年は、目標の360万円の上限を埋められそうですが、8月上旬の暴落時にまとめ買いができていたら、もっと取得価額を下げられたかな、とやや後悔しています。

なかなか、そう上手く行かないのが投資ですが、いつ何時の暴落にも備えておく必要があり、それを踏まえた戦略を日頃から準備しておくことの重要性を体感できました。

そろそろ、新NISA2年目、2025年の積み立て戦略を立てたいのですが、以下の方法を検討しています。

一般的に、
新NISAで、積み立て投資をしよう、と考えた場合、
いわゆるドルコスト平均法が選ばれるケースが多いと思います。

毎月1万円、といった毎月決まった金額で積み立てる場合には、ドルコスト平均法が簡便でストレスなく継続でき、基準価額が下がった時には多くの口数を購入できるのが大きなメリットです。

ただ、個別株式やETFで積み立て投資を考える場合、最低購入単位があるので、毎月1万円などの積み立てはしにくいです。
この場合、指値が使えるメリットを活かして、ある程度の目標金額は決めつつ、下がったときだけ必要な口数だけ購入し、大きく上昇した際には一部売却する、
という、バリュー平均法の概念をより強めた応用版の積み立てもアリかと思います。

【バリュー平均法とドルコスト平均法については、こちらの動画で】
https://youtu.be/-QDWwau080E?si=_itGq_ZYxeNWHt2n

例えば、先の例の新NISAで考えた場合、

つみたて投資枠は、
通算600万円、年間上限120万円。
こちらは最短で埋めにいく方針で、オルカンなどの低コストインデックス投信を、
ドルコスト平均法で積み立てる。

成長投資枠は、通算1200万円、年間上限240万円。
こちらは、ボーナスで購入できる範囲内など、限られた予算で、できるだけ効率的に投資する(安い時に多くの口数を買う)という方針で、個別株やETFを現在価格から85%〜70%など、下の価格で指値をしておく。
安い価格で購入できればラッキー、購入できなければ、安い価格で購入できるタイミングまで指値を入れてひたすら待つ。

のような戦略です。

毎月確実に口数を増やすドルコスト平均法と、
なるべく低い取得単価で多くの口数を狙って購入するバリュー平均法や、その応用版を組み合わせることで、両者の良いところ取りするのが狙いです。

2025年は、2024年のように特定口座の資産を売却して新NISAに投入する金額はかなり減るので、
つみたて投資枠は120万円の満額はクリアできても、成長投資枠の240万円の満額投入は厳しそうです。
限られた暴落のタイミングで、効率良く低い取得単価で拾い、そこそこの金額まで枠を埋められたらベストかな、と考えてます。

【新NISA制度でのバリュー平均法の活用法は、こちらの動画で】

https://youtu.be/cS_7eOSrnzs?si=wtm1xxSTNjEhmTf5

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