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クロス選びはクロースる!

 ついにクロス(壁紙)選びになった。クロスの分厚い見本を2冊貸してもらった。追加経費の掛からない標準クロス集と追加8,000円/1部屋分のオプションクロスである。(壁1面でも全面でも一律8,000円という大雑把なところが一条工務店らしい。)
これ以外にサンゲツやリリカラといったメーカークロスだと貼る面積に応じて経費がかかる。

 一条工務店の他の住設だと、限られた中から選ぶので、迷うことは少ないのだが、クロスはそうはいかない。全部白い壁にしてしまえば悩むことはないのだが、やっぱり部屋ごとに考えてしまう。インスタとか見ると、オシャレなクロスはメーカークロス。最近は部屋ごとにアクセントクロスを取り入れる人も多い。そして人によって好みが分かれるのがクロス。いろいろ悩んでしまい、クロスの沼にはまってしまった。

タブレットのクロス入力シート

 初めから知っていれば、こんなに足をとられることはなかった(かもしれない。)という情報は以下の通り。

クロス見本は更新される

 貸してもらったクロス見本帳をもとに選んでいたが、タブレットで「廃番予定」という表示が出てきた。また、クロス見本帳にない新しいクロスもタブレットにはあった。つまり、クロス見本はどんどん更新されるので、タブレットで最新情報を確認する必要があったのだ。一度選んだクロスを変更しなくてはいけなくて、時間を奪われてしまった。

メーカークロスも年に注意!

 メーカークロスも更新されるので、注意が必要!私はサンゲツの見本帳(webカタログ)でもクロスを選んだが、「2021−2024エクセレクト」のカタログだったため、住宅は2024年に建設なので、もう使えなかった(泣)「2023−2026ファイン」から選ばなけれがいけなかったのだ。サンゲツさんは現在は見本帳は3年間有効。リリカラさんも4年ぐらい。SNS等のネットの情報でよさそうなものがあっても、実際に使えるかどうか注意が必要。

一条工務店で施工できるのは「準不燃」

 妻が最初に選んだメーカークロスのリリカラの「かくれんぼミッフィー」は、見本帳の有効期限がNGで採用できず。次に選んだサンゲツのウィリアムモリスの「いちご泥棒」は「不燃」でまたまたNG。なぜ、一条工務店さんは「不燃」がNGなのかというと、ネット上では「不燃」はビニール素材で薄いので、加工が難しいので「準不燃」でないと壁紙の仕上がりに自信がないという情報と高気密・高断熱の家は壁に結露ができやすいので「不燃」のクロスをは採用しないという情報が載っていた。妻にこの話をしたら、「なら、許してあげる」と申していた(笑)。

といったことが前から分かっていたらよかった…。メーカークロスのwebサイトにはシミュレーションサイトがあるので、自分の床や住設の色味に合わせたクロスの雰囲気が確認できる。

 さて、一番苦労したのはリビングの壁面。エコカラットを使いたかったのだ。

憧れのエコカラット

 玄関やリビングの大型テレビの背面とかに、タイルを貼ってカッコよく見せるのがエコカラット(LIXILの製品で調湿効果や消臭効果があるタイル)やグラビオエッジ(大建工業の製品でエコカラットのような効果はない)。特にグラビオエッジは一条工務店のグレイスキッチンやグレイスカップボードの一部に標準装備されているので、展示場でも目にする機会が多く、カッコいいなあと思うもの。
 グラビオエッジは我が家のグランスマートでは標準なので、キッチンで選べるもの中から我が家は「フルッソのホワイト」を選択。(選択権は妻の方)

 次回の打ち合わせで、内装のクロスの相談前の完成見学会で見たのが、エコカラット!この家は玄関ホールの壁面にタイル調のクロスが貼ってあり、ぱっと見は、エコカラット!よく見るとタイル。リビングに入ると、大型テレビの背面は本物のエコカラットだった。ストーングレースの大判タイルがかっこいい!入り口でモノマネ芸人が登場し、中に入ると本物が登場!というW攻撃!

リビングには“本物“


エコカラット(ストーングレース・グレイ)


 その時の印象が残っていた私は、やっぱりリビングの大型テレビの背面にはエコカラットを貼りたいと思っていた。ただし、我が家のリビングは勾配天井で、テレビの背面は、勾配天井の一番高い壁の部分。全面貼ったら通常の2倍の広さ。(う〜ん、広すぎる)

 部分的にエコカラットを貼る方法がないか調べた。壁一面に貼るエコカラットの情報が多い中で、設計士さんに相談して、部分貼りも可能という結論。⒉4m四方で、タイルが8×4=32枚で、施工費を入れて、約17万円。もし壁の端までやると枚数が増え、エコカラットをカットして加工するとなるとさらに経費が掛かるらしい。必要最低限で収めることにした。色もグレーだとリビングの部屋の圧迫感が強くなりそうだったので、ベージュにした。
 17万円のエコカラットに34万円の勾配天井。マイホームで一番高価な50万円超えの壁が誕生した!

 勾配天井は約5mで、かなり高い天井で、採光の窓がちょっとしかとれなかった。天井を木目調のクロスにする人も多いけど、(外壁の木目調サッシの雰囲気も合わせたらいい感じ?)明るさを考えて白のままに。

玄関は〝モノマネ″クロス 


エコカラット風のタイルクロス


 玄関には真正面に引き戸が来る間取りになってしまったので、その周りをタイルクロスにすることにした。こちらは、床や引き戸の色を考えて、ベージュではなく、グレーにした。



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