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単純梁と片持ち梁の支点反力を求める上でよく混乱するのが、計算した反力の正負の符号と向きの関係についてです。最初に設定した反力の向きの通りであれば「正」、逆向きであれば「負」の値として結果が出てきますが、最初から反力の向きが分かればそんなこと気にしないで計算することができます。鉛直、水平方向、モーメントのすべての反力が出るように、下図の問題について考えてみます。 図1 片持ち梁の反力計算