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側溝の落ち葉と土砂除去

そろそろ校庭のU字溝の清掃作業が始まりました。

以前、地区の中学校で校庭の排水桝が詰まって、大雨が降った後、校庭の3分の1が冠水し、しばらく使えなくなってしまったということがありました。

学校の校庭は砂地であることが多く、また多くの樹木が植栽されています。ビル街の側溝やアスファルト道路で囲まれた側溝とは環境が変わってくるのです。
しかし、学校を作っている建設業者はそこを甘く見ていることも多く(設計者は決して自分で側溝の蓋を開けて砂を掻き出した経験はない)時間の経過とともに校庭の砂が側溝に流れ込み、放置された結果、何日も校庭から水が引かず、体育の授業もできない状態へとなってしまった訳です。

人力で行わなければならない側溝清掃はかなり過酷です。

ましてや、外すことを想定していないコンクリートの分厚い蓋は持ち上げるだけでかなりの時間を要します。

それで、うちでは極力持ち上げなくて済むように、蓋をしています。

コンクリートの場所は残したまま、金網状の側溝蓋メインで外して、中の落ち葉と砂を掻き出し、校庭にふるいをかけて戻しています。

現在はこの部分を外して清掃する


ふるいをかけて砂を校庭に戻していく

これを毎年やらず、何年も溜めると砂も汚れ、土の様になって校庭に戻せなくなります。

しんどいけど頑張って毎年やる。
それが長年の経験で得たU字溝清掃の結論です。

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