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新型コロナの「経口薬」に期待。「モルヌピラビル」はどんな薬剤か?

う~む、説明を読んだが文系の私には難しすぎる。とりあえず、引用してみますが。。。

モルヌピラビルは、エモリー大学のベンチャー企業が抗インフルエンザ薬の候補薬として開発したものです。
現在は、Ridgeback社が買収しMerck社と業務提携して開発を進めています。モルヌピラビルは、「エラーカタストロフ(error catastrophe)」というウイルスがRNAを複製する際にエラーを生じさせる作用によりウイルスの増殖を防ぎます。エラーカタストロフ・・・!!GANTZみたいでなんだかすごそうです。
低温での輸送や保管を必要とせず、経口カプセルとして内服できるというところも長所と言えます。
実験室レベルで様々なウイルスに活性を持っており、東部ウマ脳炎ウイルスなどマニアックなウイルス以外にも、新型コロナウイルスと同じコロナウイルスである、SARSコロナウイルスやMERSコロナウイルスにも活性を持ちます。
そして新型コロナウイルスにも活性があるということで、臨床研究が進められています。
第1相試験において安全性が検証された後、第2a相試験では、抗ウイルス効果の検証が行われており、モルヌピラビル投与群では、プラセボ群と比較して投与5日目にウイルス培養が陽性になる人が減少したことを示しました。
第2/3相試験では、200mgから800mgまでの投与量のモルヌピラビル投与群(1日2回 5日間)とプラセボ群が比較され、いずれのモルヌピラビル投与群もプラセボ群よりも入院または死亡を減少させましたが、抗ウイルス効果は800mgで最も強く、副作用の頻度が変わらなかったことから「800mgを1日2回 5日間」というレジメンが選ばれ、そのままこの研究は第3相試験に切り替わっています。そして今回、第3相試験の中間解析の結果が発表されました。

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どうです。理解できましたか。難しすぎますね。

要は以下の2点。

・モルヌピラビルを投与された患者のうち、入院または死亡したのは7.3%(28/385例)であり、プラセボを投与された患者の14.1%(53/377例)と比較して、モルヌピラビルは入院または死亡のリスクを「約50%減少」させた。

死亡例は、モルヌピラビル投与を受けた患者では「0例」、プラセボ投与を受けた患者では「8例」であった。

「入院または死亡リスク」が、半分に減るのは良いですね。

詳しくは、下記のニュース記事で、どうぞ。

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