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1960~1990年代の「サブカルチャー」について。

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1960~1980年代の「サブカルチャー」についてご紹介いたします。音楽なら、テクノポップから筒美京平、大滝詠一など。シティポップからGS、アイドル歌謡曲まで。アート、文学。ゲー…
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2022年2月の記事一覧

糸井重里が30年以上前に作った広告。 一回だけ、糸井重里さんに会ったことがあります。電通の関西支社で。 「糸井さん!スーパーファミコンのマザー2、本当に発売されるんですよね!」 「発売します。もう、完成しています」もっと、いろんなこと訊いておくべきだったな。

小学生の時、父親に「マイルドセブンこうてきてくれ」といわれ、タバコ屋のおばあちゃんに「ワイルドセブンください」というのが日課でした。なつかしき昭和の風景。

【追悼】西郷輝彦と「星シリーズ」【リズム歌謡】

西郷輝彦さんといえば「星のフラメンコ」が有名です。実は「星シリーズ」というか、おそらく本人も事務所も気がついていなかったのではないかと思うのですが、「星」の付く曲がとてもに多いのです。 ◆◇◆ ■「星空のあいつ」水島哲・作詞、北原じゅん・作曲編曲(1964年)北原じゅんというと、あの名曲「死ね死ね団の歌」を作曲した方ですね。この曲は、まあ、なんということもない青春歌謡ですね。 ◆◇◆ ■「星と俺とできめたんだ」水島哲:作詞、小杉仁三:作曲(1965年)日活の同名映画の

ロシアとウクライナの戦争・・・不謹慎ではあるが、一番最初に頭をよぎったのは、矢作俊彦原作・大友克洋作画「気分はもう戦争」で、戦車に乗ったソ連兵がABBAの「ダンシング・クイーン」を歌っているシーン。今回の戦争でも、そんな戦車兵がいるのか。「ポーリュシカポーレ」とか歌ってるのか?

神戸の元町高架通商店街(モトコー)の3番街が以前とすっかり様変わり。4番街は昔から変わらぬ佇まいが残されています。モトコーは何が売ってるのかわからん時代が良かった。すれ違うどこの国かわからん外人さんとか!100円で、シングル盤レコードを叩き売りとか。よく買いました。

お笑い『ウルトラマンレオ』…「その顔はなんだ?!その目はなんだ?!その涙はなんだ?!」

第二期ウルトラシリーズで、私がまともに評価しているのは「帰ってきたウルトラマン」の11月の傑作群と、「ウルトラマンレオ」の特訓編だけである。「ウルトラマンエース」はなんだか設定から路線変更まで、すべてが中途半端であり、「ウルトラマンタロウ」は一部の頭のおかしい人たちが評価しようとしていますが何回見直してみても「まともに評価できるシロモノではありません」。 ◆◇◆ というわけで、「帰ってきたウルトラマン」の11月の傑作群については、有名な特撮評論家の方々が解説なさっておられ

江口寿史版画『A LONG VACATION 』。おひとりさま二点までって、一点15万円なのに、30万円も払えませんって。苦笑 https://webfreestyle.com/collections/pop-art/products/%E6%B1%9F%E5%8F%A3%E5%AF%BF%E5%8F%B2%E7%89%88%E7%94%BB-br-a-long-vacation-large-ver

「徹子の部屋」。ガンから復帰したクワマンへのマーチンからの手紙。黒柳徹子が朗読するバックに、大瀧詠一師匠の「夢で逢えたら」が、さりげなく流れる。良い演出だねぇ。

東宝から鈴木英夫監督のDVDが発売。

川島雄三を出したと思ったら、お次は、鈴木英夫ですか。渋いところを狙ってきますね、東宝さん。 ◆◇◆ 鈴木 英夫(すずき ひでお、1916年(大正5年)5月10日[1] - 2002年(平成14年)5月2日)は、日本の映画監督。愛知県宝飯郡蒲郡町(現・蒲郡市)出身。スリラーとサスペンスの名手とされ、最晩年に再評価された。 1952年(昭和27年)、大映を退社し、翌1953年(昭和28年)新東宝へ入社[1]。38歳を迎える1954年(昭和29年)、東宝に再移籍。同社の中堅監

乳がん検診受診を促すためのポスターを公募したピンクリボンフェスティバル「第17回ピンクリボンデザイン大賞」でポスター部門グランプリを受賞した作品が波紋を。患者が不快に思う、と。・・・昔、広告屋をやってた身として、我が身を振り返ると…こういう失敗やってきたなぁ、と反省しきり。

おすすめ「フレンチ・ポップス」3選

ウィキペディアによると、 フレンチ・ポップスまたはフレンチ・ポップは、通常、日本ではフランス語によって歌われるポピュラーソングのことを指す。フランス人が歌う曲に限定されてはおらず、フランス語圏であるフランス、ベルギー、カナダのケベック州出身歌手の歌うポップスもフレンチ・ポップスに含まれる。 今回、ご紹介するのは、1960年代に日本でもヒットした3曲であります。かなり、個人的な趣味が反映されていますので、ご勘弁の程を。 ◆◇◆ ■フランス・ギャル「天使のためいき」(19

西郷輝彦、逝く。75才。前立腺がんで。

あー、西郷輝彦さんがお亡くなりになった。 「星娘」は、浜口庫之助の曲も良かったが、西郷さんのファルセットボイスも活かされた名曲である。 歌手で俳優の西郷輝彦さん(本名・今川盛揮=いまがわ・せいき)が20日午前9時41分、前立腺がんのため都内の病院で亡くなった。75歳だった。所属事務所サンミュージックが21日、発表した。葬儀は近親者のみで営む。 西郷さんは、バンドボーイとして活動する中でスカウトされ、1964年(昭39)に「君だけを」で歌手デビューし、同曲と「十七才のこの胸

ディスコ音楽じゃない?! 「キャンディ・ポップ入門」

アラベスク、ノーランズ、トリックス、ドリードッツ・・・一般的に、「キャンディ・ポップ」というジャンルは日本で生まれた独自のガールポップ・グループが歌い踊る楽曲のことを指します。 当時のディスコブームから、夜の盛り場のディスコティークで盛んにかけられましたが、個人的には、いわゆる「ディスコサウンド」とは一線を画した、「1960年代のアメリカンガールポップス・リバイバル」ではないかと考えています。 1978年のキャンディーズ引退や、ピンク・レディの人気低下により、時代が新しい

その後の仁義なき「ベイ・シティ・ローラーズ」

中学校時代に女子の間で大人気だった「ベイ・シティ・ローラーズ」ですが、けっこう男子の中にも「隠れファン」はおりまして。かくなる小生も、その中のひとり。土曜日を英語で「Saturday」と書く、なんてえのはBCR(長ったらしいので以下BCRと省略させていただきます)の「Saturday Night」を歌いながら覚えました。「エス・エー・ティー・ユー・アール・ディ・エ・ワイ・ナイト♫」ってな感じで。 辛口な音楽評論家の渋谷陽一氏も、当時、NHKFM「サウンドストリート」で、「B