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まず初めに岸田さんとの関係を…

うちの3番目の21番目が3本でして…
まあそれはそれは初めてのことだし、他にも
心臓に穴空いてるね〜とか
片耳聞こえてないね〜とか
黄色いね〜とか
生まれてすぐに色んなことを医師から言われ、
我が人生『二十歳すぎてるのに年少入ってたり、おやじ自殺した日に大事故の目撃者になって1日に2度実況見分たちあったり他』
十分他の人が経験したことのないこといっぱい体験してきたはずだったのに、生きてきて初めて便座下ろさず座ってしまって。
ダウン症の確定診断付いた日にボーとして機械に指挟まれてカモメみたいになってみたり。
俺の世の中狭かったなと、、。

SNS上でダウン症(もうちょいカッコいい名前ないのかね!?)という言葉で岸田さんがHITしまして、それからツイートにいいねしたり
フォロワーになったりと、まぁ一言で言えばただのファンです。 

実際子供と接していると、色々な面がのんびりで1歳過ぎて歩くでもハイハイでもなく、ズリバイでうろちょろしてるのを見ていると、10年ぶりの赤ちゃん子育て、のんびり大きくなってくのはある意味贅沢時間だなと感じてます。

お子さんダウン症かもしれません、、と言われた時、自分自身ダウン症と言うのを良く理解していなかったです。
ダウン症と聞いて、頭の中には同級生だった女の子が浮かんできて、今考えれば彼女は絶対ダウン症ではなかったし、自閉症なのかな?もしかしたら自閉症でもないのかも知れないけれど支援級とクラスを行ったり来たりしてる子を思い出してました。
なにも知らないとこから10年振りの真っ当なパパ活が始まりました。

心臓の手術も終わり(普段あまり使わないクラブ用の斜め掛けバックしていて、いつ買ったかも覚えてないZIMAが入ったままICU内で面会していたのは内緒💦)
酸素も外れ、買い物なんかで外連れ出すようになると有難いことに色々な方から
『可愛いね〜何ヶ月?』と1回の買い物で3人ぐらいに話かけられて
『1歳です!』と答えると(案外でけーな…)の顔をよくされ(ここまではみんな反応一緒)『この子ダウン症なんで大きくなるののんびりなんすよ!』言うと
『おっおぅ…』の反応の人がいたり
『あら、そう。そう見えないね〜』や
『じゃあみんなに可愛がられながら育つね〜』
と人によりまちまちな返事が返ってくるけどやはり『おっおぅ…』の反応する人が8割です。

気持ちは分かります、なんて反応していいか困りますよね、、。
そういう反応されるのが嫌で、子供の大きさに合わせた月齢で答える。って方もTwitter上で見かけました。

僕自身初めて『何ヶ月?』のやり取りをした時、強烈な違和感を感じました。
でもよく考えると実際、自分自身も全く同じ反応になってしまった経験があるんです。

いつの誰かは言えません、、親しくなった女性と雰囲気が盛り上がり、緊張しながらも背中に手を回した時に(あれっ?)と。。
微笑みながら『フロントホックだよ。』と言う歳上な彼女に対し、子供でしかなかった自分は
そういうのも知ってますオーラ全開で
『おっおぅ…』とぎごちない手つきで答えるしかなかった思い出。。
あれは仕方ない、、
だってそんなの初めてなんだもん、、
頭で知ってるけど取り扱ったことねーもん、、

そんなこと思い出してからはなんの躊躇もなく『この子ダウン症なんですよ!』と言うようになりました。
しょうがねーじゃん、、
認知がまだ少ないんだもん、、
その人きっとダウン症の子と関わる機会が今までなかったんだもん、、
と。。

自分もダウン症の子と初めて会話したのは子供が生まれてからでした。
用事で役場行った時、隅でパンの販売をしていた子に話しかけられました。
すごいいい子でした。
でも自分は『うん、うん、』と聞くしか出来なかったです、こちらからも話振ってあげれれば良かったけど、自分には人生の経験値が足りなかったです。
自分の人生の経験値がもっと高ければあの時、
トイレで一つ空けた隣同士の微妙な距離感の空間の中でも
映画のように『have a nice day』と流暢に言えたと思います。

この先自分のことであれ子供達のことであれ、悩んだりすることがあるでしょうけど、
『あ〜今日牡牛座12位だからしょうがね〜。』
で流せるぐらい自分の経験値上げていこうと思います。

文章書くの中2の頃の読書感想文で トレインスポッティング小説版の感想文書いて以来なので起承転結すら出来てない文章になってしまいました。。

こうやって文章書いてみると、弟さんのことや身の回りで起きた事を、躍動感や臨場感ある文章に出来る岸田さんてやっぱりすげ〜な〜、と。
益々のご活躍期待しています。

#キナリ杯

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