#キナリ読書フェス


参加してみた。
なぜって?楽しそうだから。。
私事だがぶっちゃけ頭は良くない。
中卒、最終学歴少年院、途中まで行った高校では受けたテストの数学の合計点数は0点(中間・期末・中間テスト、3回の合計0点)
10代で人生挫折したタイプ。
留置場で本読む癖つけて、長女生まれたタイミングでなんとなく購入した石田衣良に取り憑かれた感じ。
なので、読むのは石田衣良オンリー。
他は苦手(人間失格はのめり込んで読んだ)
そんな自分が好きになってしまったのが岸田奈美さん。
きっかけはTwitter。。
んで、いま感想文書いてる。。
ぶっちゃけ、皆様より一歩リードなのよ〜、、、
我が子ダウン症でして感情輸入の度合いが違うのよ〜!!
ぐらいの感覚で読み始めたが、楽しかったです。
人様の人生が。。
本書ではご本人軸に家族を含んだ赤裸々なエピソードを紹介している。。
側から見たら不幸続きな人生なのかな、、
それを乗り越えて生きてるから読み応えがあるんじゃない。
著者ご本人が⤴️⤵️ある中でもその⤴️⤵️に本気で向き合ってきたから文字に起こせた話だし、大小、時には渦巻いた⤴️⤴️⤵️⤵️を本気で受け止めてきたから書ける本なんだろうな。。
家族への愛が半端なく伝わる本だけれども、一番感じた感想は、この人自分の人生楽しんでるな。。ってこと。。
自分が自分の人生楽しむ為に必要なもの、それが家族。
当たり前だけどこの本は岸田さんファミリーの本ではない、岸田奈美さんの本なのだ。。
その中に feat良太君 feat母上 feat父上や vsファービー がいるわけであり、あったり前だけど、主軸はご本人なのだ。。
だからか、1番好きなストーリーは売り子のお話。
もう、HOTCOFEあるだけ買うわ(ビールも買うけど…)
ぶっちゃけ思う日もあるよ…、俺の人生子供達の為に使い切ろう、子供達が困らないように…って生活するとき。。
だけれども究極なお話、いくら子供達のこと考えたところで、それは子供達の人生であって、自分の人生ではなく、もっと言えば自分が自分の人生楽しめてないのに、何子供達に期待してるの!?って話だ。
この本のストーリーは家族ひっくるめて(時には巻き込まれて)ワーワー、その時その瞬間をご本人が本気で悩んで、本気で楽しんでるから涙腺が崩壊する本なのだ。。
サーフィンなのにビックウェーブを登山してるような。。
いや逆だな。。
登山の山の⤴️⤵️をボード1枚で乗りこなすような、文章の流暢さは、色んな体験してきたからこそ出来る使い回しだと思う。。
色んな体験してきたことがすごいんじゃない、
実際ご本人が何度も溺れかけたのは痛い程伝わる。
自分自身の人生を大切にする為にご家族のことを大切にする。。
ほんと作品名そのまんまな良い本だった。

#キナリ読書フェス
#家族だから愛したんじゃなくて 、愛したのが家族だった
#岸田奈美

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